神戸新聞
▼J1神戸 復興への思い監督ら語る 「東日本へ発信したい」
J1神戸の和田昌裕監督と吉田孝行、朴康造、河本裕之の3選手が神戸市中央区のなぎさ公園で行われた「ひょうご安全の日のつどい」に参加した。兵庫県出身の4人は阪神・淡路大震災を経験。イベントでは17年前の記憶や復興への思いを語った。
震災当時、滝川第二高3年生だった吉田は「川西市の実家で地震に遭い、(震災後)学校に行けないままプロ入りしたことが残念だった」と振り返り、河本は「僕たちはサッカーしかできないが、上位で争って神戸をもっと盛り上げたい」と力を込めた。
和田監督はこの日、午前5時46分にスタッフやユース選手らと、三宮の東遊園地で黙とうをささげた。指揮官は「きょうが今季のスタートという気持ち。震災とともに歩んできたクラブとしてやれることをやり、東日本にも復興を発信していきたい」と東日本大震災への思いも強くしていた。
デイリー
▼神戸・和田監督「この日がスタート」
J1神戸の和田昌裕監督(46)とFW吉田、MF朴康造、DF河本の4人が17日、阪神・淡路大震災から17年たった日に神戸市内で行われた「ひょうご安全の日のつどい」に出席した。
ステージに登壇した指揮官は「自分にとってはこの日が1年のスタートとなる日だと思う。年明けよりは意味深い日です」。地震が発生した午前5時46分にも、市内の東遊園地で黙とうを行った。17年前は現役でG大阪に所属していたが、震災直後に戻った故郷・神戸の姿に「テレビの中で見たような、戦争が起きたような、強烈な印象があった」と感じたという。
J昇格を目指す神戸に移籍した96年には、練習場の横に仮設住宅があり「飛んでいったボールを取りに行って、謝ったら『必ずJリーグに昇格して』と逆に励まされた」というエピソードも披露。兵庫県出身の3選手も、それぞれ震災を経験。プロ入りを直後に控えていたFW吉田は「震災の後は学校に行けず、卒業式にも行けなかった」と語った。忘れてはならない記憶を胸に、新シーズンをスタートさせる。
ニッカン
▼神戸吉田 震災の集いで「ACLが目標」
節目の日に、初のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場を目標に掲げた。17日、阪神淡路大震災の集いに参加した神戸MF吉田孝行(34)は「今年はいい補強ができて、選手も入れ替わった。ACLが目標と言っても恥ずかしくないメンバー。一丸で狙いたい」と宣言。G大阪から元日本代表のMF橋本英郎(32)とDF高木和道(31)、鹿島のMF野沢拓也(30)らの加入で昨季9位からの進撃を目指す。
スポニチ
▼原点、決して忘れぬ…神戸“存在意義”を再確認
ヴィッセル神戸の和田監督と兵庫県出身の4選手が17日、神戸市内であった「ひょうご安全の日の集い」に参加し、阪神・淡路大震災とともに成長してきたクラブの歴史を再確認した。
17年前に震災の起こった日こそが、神戸に新たに生まれたクラブの初練習の日だった。その後、スポンサーの撤退など危機に見舞われながら、昨年はクラブ史上初の1ケタ順位にまでこぎ着けた。同市灘区出身の指揮官は、地震の発生した午前5時46分に中央区の東遊園地で黙とうを捧げた。「我々は震災とともにここまで歩んできたチーム」と話すと、東日本大震災にも触れ「神戸から発信するものがあるはず」と決意を口にした。17年前は滝川二高の3年生だったMF吉田も「ヴィッセルにとって、この日がいつもスタートという気持ちです」と思いを新たにした。
このオフには鹿島やG大阪から期待の新戦力を獲得し、クラブとして血の入れ替えも進みつつある。しかし大事なのは、被災地のクラブというアイデンティティー。23日にある今年初のミーティングでは、震災当時の映像を流しながら神戸というクラブの存在意義を確認するつもりだ。
スポーツ報知
▼和田監督らが阪神大震災の経験と教訓を語り継ぐ
兵庫県南東部出身の神戸・和田昌裕監督、FW吉田、MF朴、DF河本が、阪神大震災から17年の17日、神戸市内で震災の経験と教訓を語り継ぐ「ひょうご安全の日のつどい」に参加。震災当日に誕生したチームの主将として、吉田は「ヴィッセルにとって、きょうが1年のスタートの日」と語った。イベントでは、鎮魂と復興を願う歌「しあわせ運べるように」を歌手の川嶋あい(25)らと合唱した。
▼和田監督“打倒阪神・和田”でACL圏内狙う
神戸の和田昌裕監督(46)が17日、神戸市内でイベントに出席。観衆に「阪神タイガースの監督も和田。ヴィッセル神戸の監督も和田。それを覚えてください」とアピールした。同姓で、同じ兵庫を本拠地とし、さらに長男の名が同じユウキ(昌裕監督が悠希、阪神・豊監督が優輝)の指揮官へ対抗心をあらわにし、阪神よりも“上位”入りを目標に掲げた。
昨季は目標を「1ケタ順位」と定め、チーム史上最高の9位に躍進。今季は三木谷浩史会長(46)が「4位以内」、叶屋宏一社長(45)が「5位以内」と、ハッパをかけている。指揮官も「もう(ただの)1ケタでは誰も満足しない」と21日の新加入選手お披露目会で、ACL圏内を狙うと宣言するつもり。タイガースより上位を狙うのかの問いに「むこうは6位までやしなあ」と頭をかきながらも、虎将超えにまんざらでもない様子だった。
| 固定リンク
