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2012/01/04

神戸新聞

▼市西宮 8強入り 全国高校サッカー
第90回全国高校サッカー選手権大会第4日は3日、東京・駒沢陸上競技場などで3回戦を行った。兵庫代表の市西宮は近大付(大阪)と対戦、1‐1からのPK戦を8‐7で制して準々決勝に駒を進めた。兵庫勢の8強入りは2大会連続で、公立校では1972年度の神戸以来、39大会ぶり。
市西宮は後半14分に1点を先制されたが、17分にエース後藤寛太の鮮やかな右足ゴールで追い付いた。PK戦では近大付の10人目が外した後、細井優希が決めて熱戦に終止符を打った。
市西宮は5日、さいたま市の埼玉スタジアム2002で行われる準々決勝第1試合で大分(大分)と対戦する。試合は午後0時5分開始予定。

▼市西宮 後藤が千金弾 PK戦 選手集中 10人目決着
10人目までもつれたPK戦。市西宮の大路監督はピッチに背を向け、歓声で準々決勝進出を知った。外せば負けという場面も乗り越えての全国8強に「僕より蹴る子の方がプレッシャーだったはず。すごいことをやってくれた」。選手たちの精神力は、指揮官の想像を超えていた。
初戦に続いて先行されたが、エース後藤が苦境を救った。失点の3分後。右スローインから指田がヘッドでそらし「あいつなら絶対バックヘッドをやると思った」と信じて入り込んだ後藤がゴール中央で胸トラップ。そのまま振り向きざまに右足でシュートを放つと、ボールは混戦を抜けゴールネットに突き刺さった。
「適当に打ったら入った。奇跡です」と謙遜するが、山梨学院大付戦の2ゴールに続いて3得点目と、ストライカーとしての才能を開花させつつある。この日は3バックの脇を狙い、何度もドリブルで突っかけた。「『やったろうという気でいけ』と谷(元希)コーチから言われてたんで」と後藤。中学時代に所属した、西宮SSの監督でもある恩師の言葉にゴールで応えた。
昨年11月末、J1C大阪に練習参加した。プロ入りの夢が芽生え、「プレーの緩急に磨きがかかってきた」と大路監督。成長著しいエースは、「チームは乗りに乗っている。(準々決勝も)乗りでいきたい」と調子よく語った。

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