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2010/11/24

神戸新聞

▼神戸窮地 残り2戦「勝つのみ」
J1残留の灯が、かすんだ。神戸は2度のリードも実らず、痛すぎるドロー。残留ラインの15位にいるFC東京との勝ち点差は3に広がり、次節にもJ2降格が決まる。窮地に追い込まれた和田監督は「残念、悔しい」と唇をかんだ。
先に勝ったFC東京の結果を、選手らはあえて耳にしなかった。目前の一戦に集中するためだ。必死のプレスで主導権を握ると、朴康造が相手クリアボールに頭から食らいついた。
立ち上がりに左かかとを痛めながらもぎ取った先制点に、朴康造は「一丸で勝つ」と気迫をにじませた。だが、その執念は後半に暗転した。右CKのこぼれ球をマトに決められ、石原の飛び出しを捕まえきれずに再び同点ゴールを許した。
運動量の低下や不用意なパスミスなどを突かれ、「ゲーム運びの経験が不足している」とボッティは嘆く。この5戦は無敗と不調は脱したが、闘志と危機感だけでは厳しい。「可能性のある限り戦う」と気丈に前を向くイレブンが、残り2試合で試合巧者になれるか。

デイリー

▼神戸痛恨!大宮とドロー…J1残留黄信号
闇空にため息が充満した。J1残留を争うライバルとの直接対決で痛恨のドロー。敗戦に等しい結末に、神戸イレブンは力なくひざをついた。和田監督は「残念、悔しい。2度のリードを守りきれなかったのは私の責任」と唇をかんだ。
最低でも勝利が必要だった。試合前、FC東京が名古屋に競り勝った。それを受けての試合に、序盤から鬼気迫るプレーで攻め入った。前半14分、ゴール前で大宮DFマトがクリアミス。これを朴康造が冷静に頭で押し込んだ。
「FC東京が勝ったのは知っていたので、勝たなきゃいけなかった」。ここ4試合3ゴールと、逆境の中で気を吐き続けるベテランは悔しさをにじませた。前半10分すぎに左かかとを強打した影響で後半13分に交代。試合後、松葉づえ姿で現れると「次は厳しいかも」と表情を曇らせた。
J1残留に黄信号がともり、次節にも05年以来となるJ2降格の可能性が出てきた。指揮官は「まだ降格になったわけではない。最低限の勝ち点1を積み上げた」と必死に前を向いた。がけっぷちの和田神戸が残り2戦に死力を尽くす。

ニッカン

▼神戸痛恨ドロー次節2度目の降格も
神戸和田昌裕監督(45)の携帯禁止令も勝利にはつながらなかった。大宮戦は午後5時開始。残留争いのライバル東京が名古屋に勝利したが、同監督は「ロッカーでは携帯を見るな、と話しました」と試合に集中させた。それでも2度のリードを守れず痛恨ドロー。次節にも2度目の降格の可能性がある。指揮官は「最後まで可能性がある限りあきらめない」と声を振り絞った。

スポニチ

▼神戸、リード守りきれずドロー…残留争い崖っぷち
試合終了のホイッスルと共にイレブンはピッチに座り込んだ。2度リードしながらも痛いドロー。つなぎ止めていたJ1残留への希望が、大きく遠のいた瞬間だった。
「結果は伝えていなかった。ロッカルームに入った時点で携帯は見るなと言っていた。相手の結果どうこうより、自分たちが勝たないといけなかった」
和田監督が会見で説明したように、試合開始前、残留を争うFC東京が勝利。その時点で勝ち点は4差。何が何でも勝利が必要な条件だった。
だからこそ、痛みをこらえた執念の先制弾も実らなかった。前半14分には、相手DFがクリアしたボールをMF朴康造が頭で押し込む今季3点目。前半10分すぎに左かかとを痛めていた背番号7は「気持ちでやるしかなかった」と振り返る。1-1の後半32分、オウンゴールで勝ち越し。しかし後半40分、FW石原に鮮やかな同点弾を献上してしまった。

スポーツ報知

▼2度リードも痛恨ドロー
神戸は2度のリードを守れず、痛恨の引き分け。和田監督は「最後の最後まで戦う」と必死に前を向いた。15位・F東京との勝ち点差が3に広がり、条件次第では次節にも降格が決まる。左かかとを負傷しながら先取点を挙げたMF朴は「(引き分けは)痛い。でも可能性はなくはない」と奇跡を信じた。

▼新監督に水戸監督・木山氏が浮上
次節にもJ2降格が決まる神戸は、和田昌裕監督(45)が今季限りで退任し、後任候補として水戸の監督を退任する木山隆之氏(38)が浮上していることが23日、分かった。和田監督はフロント復帰することが濃厚だ。
神戸はこの日、降格争いのライバル・大宮に2度のリードを守れず、痛恨の引き分けを喫した。残り2戦で15位F東京との勝ち点差は3。次節にもJ2降格が決定するが、クラブ幹部は監督人事について「J1かJ2かで大きく違ってくる。まだ何も決まっていない」と白紙を強調した。
和田監督は今年9月、成績不振による三浦俊也前監督(47)の解任に伴い、ヘッドコーチから昇格。就任後、リーグ10戦で2勝5分け3敗だった。自身は「来季も(監督を)やりたい気持ちもあるが、GMなどマネジメントの仕事もやりたい」と、フロント復帰の希望を口にしている。
木山氏は、05年から07年まで神戸ユースの監督を務めた。選手起用など柔軟な采配に定評があり、同幹部は「指導力を買っている。将来的には必ず神戸に戻ってきてもらう人材」と高く評価。同氏は、清水のヘッドコーチ候補としても名前が挙がっている。

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