神戸新聞
▼神戸 あぁ最下位 軽率に失点、守備陣にもろさ
神戸は軽率なプレーが失点に直結した。「内容うんぬんではなく、結果が物足りない。(1失点目は)チーム状態を象徴する失点」と三浦監督。今季未勝利の新潟に屈し、星勘定はさらに厳しくなった。
生命線の守備陣にもろさが見え隠れした。前半37分には新潟ボールのリスタートで反応が遅れ、先制点を許した。きっかけになったトラップミスを犯した小林は「やってはいけないミス」と自分を責めたが、代償は大きかった。
追い付いた直後の後半24分には、自陣ゴール前に人数がそろいながら、フリーのファグネルに決勝ゴールをけり込まれた。2失点とも、流れをつかんだ矢先の出来事。エジミウソンは「自爆」と自嘲(じちょう)気味に吐き捨てた。
思うように勝てない現状が、イレブンを迷わせているのか。簡単にボールを失うシーンも目に付いた。「失点したからこそ、向かっていかなければ」と指揮官。5試合ぶりに先発復帰し、フル出場した大久保は「問題は一人一人の意識」と反省した。次戦は5日。修正する時間はそれほど多くない。
デイリー
▼神戸、5年ぶり最下位…先発・大久保不発
怖さなどなかった。前半30分、MFポポの右クロスにFW大久保が大きくジャンプ。豪快に頭を合わせたが、ボールは枠をとらえず上空へ。行方を見送った“バットマン”は怒りで拳を振り下ろすと、外したフェースガードをベンチに預け“素顔”でピッチに戻った。
「見えなかったから。(患部に)また当たる不安もあったけど、そのときは、もう一度病院に行けばいいやと思った」。4月17日の仙台戦で鼻骨を骨折。整復手術した鼻骨を保護するため最低3週間の装着を命じられていたが、ストライカーの本能がそれを許さなかった。
放ったシュートは、両チーム最多の合計9本。自らの存在を示すように序盤からゴールを狙い続けた。負傷の左ひざはもとより、回復途上の鼻骨もかばうことなく対人プレーに挑み続けた。視察した日本代表・岡田監督の眼前で健在をアピールし「このままやりますよ」と胸を張った。
エースは必死で体を張ったが、下位を低迷するチームは一向に浮上の兆しが見られない。先制されたとたんに意気消沈したイレブンに、三浦監督は「メンタルが弱い。1点取られたからこそ向かっていかないと」と“体質改善”を求めた。
だが、今後に向けた解決策には「いいトレーニングをすること」と、具体案は示せなかった。大久保が「中盤で落ち着いてプレーできていない。組み立てはできてるけど、ずっと組み立ててるだけ」と嘆く通り、三浦神戸の“形”が依然として見えてこない。
叶屋(かなや)社長は試合後、「ひどい状況だね。(監督交代は)何も考えてないよ」と力なく笑った。「続けていくしかない。もう駄目だとなったらおしまい」-。エースが懸命に自らを、チームを奮い立たせた。
ニッカン
▼神戸が新潟に連敗し最下位転落
神戸が前節まで最下位の新潟に1-2で敗れ、2連敗。ついに最下位に転落した。前半37分には集中力が途切れ、カウンターから失点。後半24分には、DF同士がお見合いした一瞬のスキをつかれ決勝弾を献上した。三浦俊也監督(46)は「失点に関しては選手個人が意識を変えるしかない」と指摘。叶屋社長は監督交代の可能性について「まったくない」と否定した。
▼大久保素顔のままで5試合ぶり復帰
鼻骨骨折した神戸FW大久保嘉人(27)が御前試合で「大暴れ」だ。日本代表の岡田監督が視察した新潟戦でリーグ5試合ぶりの先発復帰。両チーム最多9本のシュートを放った。前節に続き鼻を保護するフェースガードをつけたが、前半30分に取り外し、直後に素顔でヘディングシュートも。「外したら、周りが明るくてまぶしすぎた」。不発に終わるも、左ひざもほぼ完治し、がむしゃらにゴールに向かう動きを連発していた。
スポニチ
▼神戸・大久保6戦ぶり先発で躍動「ヒザは痛くない」
公式戦6試合ぶりに先発出場した大久保が9本のシュートを放ち健在ぶりを見せた。「ヒザは全然痛くない。(シュートは)打てると思ったから打った」。前半5分に1本目をゴール左に放つなど、前半だけで8本。左ひざ内側側副じん帯損傷に加え、鼻骨も骨折した男は、視察した日本代表・岡田監督に元気な姿をアピールした。
フェースガードを着用して出場するも、前半29分にヘディングシュートを放った直後に自ら外した。「見えなかった。(ケガしても)もう1回病院にいけばいいと思った」。チームは1-1の後半24分に勝ち越し点を許し最下位転落。主将の危険を顧みない姿も、最後まで報われることはなかった。
「中盤で落ち着いてプレーできてない。後ろへのパスが多い」と大久保。主力2人を欠いた新潟にリーグ戦初白星を献上するふがいない結果となり、最下位に沈んだ。
スポーツ報知
▼大久保 ガード外してヘッドも不発
神戸はFW大久保の危険を顧みないプレーも勝利につながらず、新潟に今季初勝利を献上。最下位に転落した。公式戦6試合ぶりに先発出場した大久保は、前節に続き鼻骨骨折をカバーするフェースガードを着用。しかし前半30分、MFポポからのクロスにヘディングで合わせたが、枠外に。その直後、ガードを外す。「また折れたら病院に行けばいい」
残り時間を捨て身で戦い、シュート9本。ガードを外した後の後半16分には、MF朴からのクロスに頭で競る。献身的にプレーも無得点に終わった。今季9戦で6敗目。ついに最下位に転落し、「もうダメだ、という気持ちになったら、このまま落ちていく」と警告。日本代表岡田監督が視察した試合で見せ場は作ったが、表情は暗いままだった。
サンスポ
▼神戸・大久保ああ不発…岡田監督御前試合
5試合ぶりの先発復帰となった神戸のFW大久保は、9本のシュートを放ったが、ゴールを奪えなかった。視察に訪れた日本代表の岡田監督にもアピールできず「ペナルティーエリアの中でチャンスがなかった」と悔しがった。前半30分ごろからは鼻を守るフェースガードを外した。「リバウンドのボールとかまったく見えないから。当たったら、また折れるから不安はあったけれど」と話した。
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