神戸新聞
▼永井 J1神戸で腕試し 特別指定選手 協会正式承認
Jリーグ1部(J1)神戸が、福岡大3年のFW永井謙佑を、大学所属のまま試合出場が可能な特別指定選手として受け入れる。爆発的なスピードを誇る20歳のストライカーで、1月に大学生では18年ぶりに日本代表入りした逸材。多くのJ1クラブが獲得に乗り出し、卒業後の進路に注目が集まる中、まずは神戸で力を試す。
▼逸材争奪戦 一歩リード
最大の武器は俊足。50メートルのベストタイムは5秒8。神戸の三浦誠二スカウトは「最初の何歩かで敵を振り切れる。足元の技術やシュート力も高い」と絶賛する。福岡大の乾真寛監督も「日本では珍しく独力で突破できるFW」と太鼓判を押す。
各年代の日本代表で活躍し、昨夏のユニバーシアードでは得点王に輝いた。1月のアジア・カップ最終予選イエメン戦ではフル代表デビュー。ロンドン五輪のエースとしても期待が高まる。
2月下旬から合流し、同25日に行われた中国リーグ大連との練習試合に出場。鋭い縦突破でチャンスを演出した。日本代表FW大久保嘉人ら手本もおり、永井は「ボールを受ける前の動きを学び、裏へ抜ける力を磨きたい」と意欲的だ。
昨年から神戸のスカウトが頻繁に永井が出場する試合に足を運ぶなどの熱意が実り、特別指定が決まった。日本協会が2日、正式承認を発表した。
ただ、卒業後の入団は確約されていない。既に正式オファーを出している浦和などライバルは多く、乾監督も「特定のクラブには絞り込まない」と慎重な姿勢を示す。神戸は高さと速さを組み合わせた攻撃戦術を構築中で、永井が適応する素地は十分。村野晋チーム統括本部長は「とんでもないスピードの持ち主。ぜひ獲得したい」。神戸が激しい争奪戦を勝ち抜くか。
▼今季の大躍進を三浦監督ら約束 J開幕控え本社訪問
Jリーグ(1部)神戸の叶屋宏一社長、安達貞至副会長、三浦俊也監督、宮本恒靖と松岡亮輔の両選手が2日、7日のリーグ初戦(対京都、ホームズスタジアム神戸)を前に神戸新聞社を訪れ、今季の抱負を語った。
就任2年目の三浦監督は「けが人の多さが心配だが、戦術の理解は進んだ」とチームの仕上がりを評価。宮本は「目標はACL(アジア・チャンピオンズリーグ)。ホームでいいスタートを切りたい」と意気込んだ。松岡は「開幕戦でサポーターに勝利を見せる」と、5季ぶりのリーグ白星発進を誓った。
三浦監督らはこの日、兵庫県の井戸敏三知事も表敬訪問した。
デイリー
▼ツネ様、開幕ダッシュ宣言!リズムつかむ
7日に開幕戦(対京都、ホムスタ)を控えるJ1神戸の叶屋宏一社長(43)、安達貞至副社長(71)、三浦俊也監督(46)、DF宮本恒靖(33)、MF松岡亮輔(25)が2日、神戸市中央区のデイリースポーツを訪れ、宮本は「ホームでの開幕を勝って勢いに乗りたい」と開幕ダッシュを宣言した。
静かな口調に決意を込めた。元日本代表主将の宮本は「18チームの中で、上位の3チームに入るというのは、そう簡単な話ではない。でも、まずは1ケタ順位を目指し、さらに上へ」と、きっぱりと言い切った。
昨年の神戸は、J2降格の危機を乗り越えての14位。これまでも、年間順位では99年の10位が最高。それでもあえて「1ケタ順位、そしてACL出場権(3位以内)」にこだわった。昨年は開幕前の1月中旬に神戸に移籍。2年目の今年は「去年よりも落ち着いてじっくり準備できた」と、しっかり手応えをつかんで開幕に備える。
三浦監督も「ケガ人が多かったが、直前の練習試合(6試合)で、ほとんどの選手が戦術を理解してくれた」と手応えをのぞかせた。
開幕戦が京都との関西対決で、さらに14日の第2戦もホムスタで広島戦。昨年8勝3敗6分けと高勝率のホームで開幕2連戦。宮本は「ホームで開幕を迎えられるので、そこで勝ってリズムをつかみ、アウェーで勝ち点を取れれば上位にいける」と自信を見せる。飛躍を期す神戸が、まずは開幕ダッシュで勢いをつける。
スポーツ報知
▼若手育成の関西L名称「ステップアップリーグ」に決定
関西を本拠地とする京都、G大阪、C大阪、神戸のJリーグ4クラブと、関西学生選抜A、Bの計6チームによるリーグ戦が「関西ステップアップリーグ」という名称になることが2日、分かった。
今季から、経費負担などの理由でJのサテライトリーグが中止になったため、若手に試合経験を積ませて、強化、育成を図るのが狙い。大会は15日に開幕し、11月まで前後期1回戦総当たりのホーム&アウェー方式で開催される。原則、23歳以下の選手で行われ、日程は来週に発表される。
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