神戸新聞
▼神戸 光明のドロー 終了間際、ポポが劇的FK
サポーターの願いを乗せたポポのFKは、狙い通りに壁を越え、GKの手をはじいてゴール右上へ吸い込まれた。「距離が近かったので、壁の上を通すことだけを考えた」。今季3ゴール目を初めて得意のFKで決めた背番号11は、価値ある同点弾に胸を張った。
ミスで失ったビハインドをはね返せないまま、試合は後半ロスタイムに入っていた。それでも、神戸イレブンはあきらめなかった。
後半に入り、横浜Mの流れるようなパスワークを激しいプレスで消し去った。「試合内容は良かったから、ネガティブな結果だけは避けたかった」とポポ。「特長を生かしながら期待に応えられた。チームの力になれたことがうれしい」と声を弾ませた。
負傷で戦列を離れていた都倉が今季初先発し、大久保と好連係を見せるなど、ひとまず2連敗の悪い流れは断ち切った。三浦監督は「楽しめた試合だった。全体的にチームが戦術を理解し、一体感が出てきた」。安堵(あんど)の表情で勝ち点1をかみ締めた。
▼小川 果敢にデビュー戦 17歳・クラブ最年少記録
神戸の小川が、クラブ最年少記録となる17歳8カ月でJ1デビューを果たした。
後半30分から左MFでピッチに立つと、横浜Mの波戸からボールを奪って左クロスを上げるなど、チャンスメークした。三浦監督は「実力を信頼して使った。流れは多少、変えてくれた」と評価した。
小川は「ボールが来る前の判断力はまだまだ。100点満点なら50点もいかない」と反省しきり。「次はどんどん仕掛けて得点する」と意気込んだ。
デイリー
▼ポポ弾で神戸ドロー…試合終了間際
ドラマは最後に待っていた。後半ロスタイム、祈りを込めた深紅のスタンドに届けとばかり、神戸のポポが放ったFKは鮮やかな弧を描きゴール右に突き刺さった。「特徴を生かせてうれしい」。起死回生の同点弾に何度も両拳を突き上げた。
絶叫が鳴りやまない中、“キッカー”としての能力を買われて今季新加入した。助っ人は「あの位置なら壁を越えれば決まる」と言ってのけた。3連敗が濃厚だった中、価値ある一発に「ネガティブな結果だけは避けたかった」と胸をなで下ろした。
主導権を握りながらのドローに、三浦監督は「今日は勝ち点3が取れた試合」とぶ然。それでも、新加入のFW都倉が今季初出場で存在感を発揮したことには「2トップのめどは少し立った。及第点はつけられる」と、FW大久保との新コンビに期待した。
後半30分には、MF小川がクラブ史上最年少の17歳8カ月13日でJ1初出場。「50点もいかない」と唇をかんだが、才能の一端は見せた。次節は敵地での名古屋戦(4月3日・豊田ス)。貴重な勝ち点1を手にした神戸が、上位を目指し殴り込む。
▼大久保フル出場で復調アピール
故障を抱える神戸MF大久保が、前節に続きフル出場した。日本代表の岡田監督が視察した中、前回打てなかったシュートを4本マークし、復調をアピールした。親善試合・セルビア戦(4月7日、長居)での代表復帰を目指すが「無理はしたくない。その時にどのぐらい治っているかが重要」と、慎重な姿勢を崩さなかった。
ニッカン
▼神戸17歳小川がリーグ戦デビュー
4月で高校3年になる神戸FW小川慶治朗が、クラブ最年少となる17歳8カ月13日でリーグ戦デビューを果たした。1点を追う後半30分から出場し、プレッシャーのかかる場面でシュートを放つことはできなかった。それでも大阪・豊中出身で、各世代の日本代表に選出されている小川は「まだまだです。慣れることが大事なので、これから積み重ねていきたい」と前向きに話した。
▼俊輔が左ひざ痛大久保叱る「休め」
左ひざ痛を抱えながら強行出場を続ける神戸FW大久保嘉人(27)が、横浜MF中村俊輔(31)から「休め指令」を受けた。ホーム横浜戦の試合前通路。中村俊から「どう?」と足の状態を問われると、大久保は「(左足で)蹴れないっす」と返答。すると日本の司令塔から「何で(試合)やるんだよ! 休めよ」としかられた。大久保対俊輔は、この日が初対決。敵として戦うのが嫌なのではなく、W杯を見据えた俊輔なりの気遣いだった。
東アジア選手権・韓国戦(2月14日)で負傷した左ひざ靱帯(じんたい)は、まだ完治していない。痛み止め注射を打ちながらフル出場したものの前半28、31、後半16分と決定機を外した。29日には4月7日セルビア戦(長居)の日本代表が発表される。大久保は「無理はしたくない。100%じゃないから」と話した。視察した岡田監督も「万全じゃないと呼ばない。だいぶ良くなってきたみたいだけど、ドクターに確認して決める」と慎重だった。
スポニチ
▼神戸ポポ、千金同点弾!連敗止め、大久保も安ど
起死回生の同点弾で連敗ストップだ。神戸は敗色濃厚の後半ロスタイム、MFポポがゴール前中央の直接FKを決めてドロー。今季3点目を決めた新助っ人は「壁の上を越えることだけ考えた。チームの力になれて、うれしい」と胸を張った。
これには左ヒザ内側側副じん帯損傷を抱えるFW大久保主将も「この勝ち点1は大きい」と安どの表情。自身は今季2度目のフル出場を果たし、初出場FW都倉と初めて2トップを組むも不発に終わった。
日本代表の岡田監督は大久保について「だいぶよくなってきているのでは」と言いながらも、4月7日のセルビア戦(長居)での招集には「万全でなくては呼ばない。ドクターの意見を聞いて」と完治優先の見解を示した。痛み止めの注射をうって出場する大久保も「無理はしたくない。まだ100%じゃない」と慎重な姿勢を貫いた。
スポーツ報知
▼大久保、左ひざ痛再発で代表戦見送りへ
神戸の日本代表FW大久保嘉人(27)が、4月7日のセルビア戦(長居)への出場を見送ることが濃厚となった。横浜M戦で先発フル出場したが、負傷した左ひざの影響で不発に終わり、視察した日本代表の岡田武史監督(53)は「万全でなければ呼ばない」と明言。チームは後半ロスタイムに追いついた。
劇的な結末だった。0―1で迎えた後半ロスタイム。神戸はDF河本が得たFKにすべてをかけた。ペナルティエリア外、約20メートルからMFポポがゴール右隅に放った起死回生の同点弾。喜ぶイレブンのなか、日本代表FW大久保は不発に終わり、完全復活をアピールすることはできなかった。
2月の日本代表・韓国戦で左ひざのじん帯を負傷。この日視察に訪れた日本代表の岡田武史監督(53)は「大分よくなっているけど、万全でなければ呼ばない」と明言。大久保自身も「100%できてないし(セルビア戦は)無理したくない」と、セルビア戦(4月7日・長居)への出場を見送る可能性が高まった。
前節に続く先発フル出場。翌日の副作用を考慮し、試合2日前に痛み止めを注射して臨んだ。だが、開始2分、横浜MのDF栗原と交錯し、左ひざを抱えてもん絶。「あれで戻った」と痛みが再発した。後半39分にはMFポポからのクロスに反応し、日本代表DF中沢と競り合う場面もあったが、はね返され、本来の動きにはほど遠かった。
負傷直後は全治6週間の診断を受けながら、5日後にランニングを再開。7日の開幕戦(京都戦)に途中出場するなど驚異の回復を見せた。だが、患部にテーピングをし「左でキックすると痛い」と、右足だけでのプレーを強いられしていた。
セルビア戦は、W杯メンバー選考へ最後の代表戦となる。本戦出場に向け、大久保が試練の時を迎えた。
サンスポ
▼神戸・ポポ、劇的同点弾「力になれて良かった」
神戸は0-1で迎えた後半ロスタイム、ゴール中央で得たFKをポポが直接決めた。劇的な同点弾にポポは「壁の上を通すことだけを考えた。チームの力になれて良かった」と喜びを口にした。
開幕戦を快勝したが、その後2連敗。ひとまず悪い流れは断ち切った。持ち味の堅守も発揮して引き分けに持ち込んだ三浦監督は「楽しめた試合だった。全体的にチームが戦術を理解し、一体感が出てきた」とうれしそうだった。
▼神戸・大久保、代表招集見送りへ
左ひざ内側側副靱帯を痛めている神戸のFW大久保は、29日に発表される4・7セルビア戦での日本代表入りが見送られる見通しとなった。横浜M戦に2戦連続でフル出場したが、痛み止めの注射を打っての出場で、「無理はしたくない。100%できていないから」と厳しい表情。視察した日本代表の岡田監督は「だいぶよくなってきた」としながらも、「ドクターに問い合わせて、万全じゃなければ呼ばない」と説明した。
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