神戸新聞
▼神戸 痛い足踏み 山形に0-1、5戦未勝利
痛い足踏みだ。神戸は山形に敗れ、5戦未勝利。残留争いのライバルに塩を送り、アジア・チャンピオンズリーグ出場の可能性があった4位以上も消えた。
組織守備が持ち味の両チーム。戦前の予想通り我慢の展開が続いたが、前半40分に山形の古橋が先制ゴールを頭で決めると、その後の神戸は、相手の体を張った守備に苦しめられた。
「ダイレクトプレーなど、意外性がほとんどなかった」と大久保。単調なロングボールや精度の悪いラストパスだけで、残留に懸ける山形の執念を破れるほど甘くはなかった。
目標はJ1残留にほぼ絞られた。降格圏の16位柏の大敗が唯一の救いとは情けない。宮本主将は「運動量や球際の強さとか、何かが足りない」と危機感をあらわにした。早く浮力を取り戻したい。
デイリー
▼大久保またまた不発…神戸5試合勝ちなし
東北の冷たい風が、肌身に染みた。後半怒とうの猛攻も実らず、神戸は完封負けで14位に後退。トーゴ戦から中2日の強行日程も不発に終わったFW大久保は、代表戦を含め7試合連続無得点。「疲れてるとは思わなかった。ただ、チームとして全くいいところがなかった」と、歯がゆさを押し殺すように話した。
これでリーグ戦は5試合勝ち星なし。大久保が「大事になりすぎている。もっと変化を付けないと」と話せば、DF宮本も「いい時にあったプレスの強さや、運動量が欠けてる」と、チームの中にはびこる“慢心”を指摘した。
16位柏が敗れたため、降格圏との勝ち点差は7のままだが「ここからやらんと駄目でしょう」と、大久保。残り5試合、残留、そして飛躍を誓う来季に向け、何よりも結果が求められる。
ニッカン
▼神戸大久保不発で完封負け
神戸は日本代表から戻ったFW大久保嘉人(27)が先発しながら不発に終わり、山形に完封負けした。大久保は相手DFの裏をつこうと駆け引きを繰り返したが、疲労のためか運動量も多くなかった。「他の選手に比べれば疲れている印象もあったが(起用した)私も含めて言い訳するつもりはない」と三浦監督。1つ順位を落とし14位になったが大久保は「ここからですよ」と前を向いた。
スポニチ
▼神戸・大久保、見せ場なし… 山形戦10年ぶり黒星
エース大久保の見せ場もなく、0-1で痛い黒星を喫した。0-0の前半40分、左サイドのクロスからFW古橋に頭で押し込まれて先制されると、後半は守りを固めた相手を崩せず、山形戦は99年12月天皇杯以来、10年ぶりの黒星となった。
FW大久保はシュート2本のみと不発。9月12日G大阪戦(万博)でPKを決めて以来、代表3戦を加えると、すでに7試合もゴールがない状況だ。過密日程を押してのフル出場という悪条件もあったものの、「疲れはなかった。普通だった」と言い訳はしなかった。
山形に得失点差で上回われ、これで14位後退。16位柏とは勝ち点7差があっても、8月29日の浦和戦以来、リーグ戦5試合白星がないのは気がかりだ。次節24日のホーム新潟戦に向け、背番号50は「チームとして改善しないといけない。ここからやらないと」と危機感を募らせた。
スポーツ報知
▼大久保強行出場が裏目、完封負けで14位転落
日本代表FW大久保の強行先発が裏目に出た。16日にチームに合流したばかりで精彩を欠き、見せ場は前半17分のCKでのヘディングのみ。ゴールをとらえられず、完封負けを喫した。
大久保は6日から静岡、横浜、仙台と代表戦に合わせて移動し、トーゴ戦翌日の15日に神戸に戻ったが、16日に再び仙台を経由し山形入り。2000キロを超える大移動に「疲労? そんなことはなかったよ」と、気丈に話したが、三浦監督は「他の選手に比べれば疲れがあった」と分析。5試合勝ちなしで14位に転落。降格の危機から逃れるには、もう負けられない。
サンスポ
▼神戸、策が見いだせず…三浦監督はぶぜん
神戸は後半から守備的MFの金南一に代えてFW茂木を投入するなど前線の人数を増やしたが攻撃の工夫がなかった。得意とする相手DFの裏に飛び出すプレーを封じられた大久保は「ダイレクトプレーとか、意外性のあることをしないといけなかった」と悔やんだ。
三浦監督も「引いてしまった相手に、前に出ることができず、横や後ろにパスをしてしまった」とぶぜんとした表情で話した。
