神戸新聞
▼神戸 攻め切れず 京都に1-1 北本同点ゴール
「もったいない」。神戸の大久保が短い言葉でこの日の戦いを評した。
主導権は握った。京都はここ2試合でいずれも3失点しており、守備重視の戦術を採用。宮本主将は「先に1点取って、勝つ試合にしなければ」とゲームプランを描いていた。
しかし、不用意なミスでプランは崩れた。前半44分、最終ラインのパスミスに反応した柳沢を倒してPKを献上した。京都はディエゴの不在で逆襲も迫力を欠いただけに痛い先制点だった。
最悪の事態は、北本のゴールで救われた。後半19分、ボッティの右FKを、ニアに滑り込みながら右足で突き刺した。だが、J1通算200試合出場の節目を祝う一撃にも「ゼロに抑えたかった」と浮かない表情。金南一の出場停止も響いて攻撃は単調だった。「もっと中盤から仕掛けないと」と大久保。至近距離でフリーのボッティが外すなど、惜しいシーンも続いた。
降格圏の3チームが勝てずに残留へ近づいたが「1試合1試合戦う」と大久保は奮起を誓う。下位の足踏みだけが、好材料とは言わせない。
デイリー
▼神戸、執念ドロー 北本が自ら“祝福弾”
J1通算200試合生え抜きの意地が突き刺さった。DF北本が後半19分、右サイドから上がったMFボッティのFKに迷わず飛び込んだ。値千金の同点弾を右足で押し込むと「ボッティのボールがすべて」と、謙虚にほほ笑んだ。
積み上げてきた“勲章”に自ら花を添えた。神戸一筋10年目で成し遂げたJ1リーグ戦通算200試合出場。生え抜きではチーム初となる快挙にサポーターは祝福の横断幕を掲げた。「サポーターに感動した」。ホムスタではJ2時代の06年11月・柏戦以来の一撃で、見事に報いた。
J1残留が最優先のチームにとっても貴重な勝ち点1となった。この日は下位がいずれも勝利なしの“そろい踏み”。降格圏である16位柏との差を7に広げた。
後半に惜しいクロスバー直撃弾を放った日本代表FW大久保が「ペースを握ってたし勝てる試合だった」と悔めば、北本も「失点ゼロならもっといい記念になった」と唇をかんだ。下位が共倒れで残留へ一歩前進。ただ“他力本願”では、必ず足元をすくわれる。
ニッカン
▼北本メモリアル弾も神戸は勝てず
神戸が秋の深まりとともに、勝利から見放された。この日がJ1通算200試合目のDF北本久仁衛(28)が後半19分に2年ぶりのゴールで同点に追いついたが、そこまで。無傷の4勝1分けだった8月と対照的に、9月以降は2分け2敗と未勝利。北本は「点取った後に、もっと勢いをつけたかった」。後半37分に4人抜きのシュートがバーを直撃した大久保も「もったいない試合やわ」とため息ばかりだ。
スポニチ
▼神戸・北本“記念弾”も悔しいドロー「勝ちたかった」
神戸が何とか勝ち点1を拾った。0-1の後半19分、MFボッティの右FKにゴール前中央のDF北本が右足で合わせて1-1。生え抜きではクラブ史上最多となるJ1通算200試合出場を達成したメモリアルゲームで、北本が07年10月6日鹿島戦(カシマ)以来2年ぶりの得点を決めた。
ただ、京都の堅い守備を崩しきれずドロー。「1-0とか、しっかり守って(失点)ゼロで勝ちたかった」と北本は悔しがった。過去の京都戦4戦7得点だったFW大久保もこの日は不発。8月29日浦和戦以来、4試合ぶりの勝ち星には届かず「もったいない試合だった」と唇をかんだ。この悔しさは8日からのA代表3連戦で晴らす。
スポーツ報知
▼代表FW好調も大久保3戦不発
日本代表合流前最後の試合で、FW大久保がまたも不発に終わった。後半37分、ドリブルから放った右足シュートはGKの好守にあい3試合ノーゴール。「オランダ遠征前の離脱? そこまで気にしてないよ。頑張ります」と6日からの合宿へ意気込んだが、ほかの代表FW陣がそろって得点を挙げるなか、一人取り残された。
▼DF北本がJ1通算200試合出場
神戸のDF北本が3日、京都戦でJ1通算200試合出場達成。史上152人目。
サンスポ
▼神戸、悔しいドロー「こちらに分があった」
1-1に追い付き引き分け。神戸の三浦監督は「全体的にはこちらに分があった。何としても勝ち点3を取りたかった」と淡々とした表情ながら言葉に力を込めた。
J1出場が通算200試合目の北本が唯一の得点をマーク。リーグ戦で約2年ぶりのゴールだったが「チームの勝利が優先」と言葉少なだった。後半にクロスバーに当たる惜しいシュートも放った大久保は「うちがペースを握っていた。勝てた試合だった」と残念そうだった。
