神戸新聞
▼心技円熟 吉田がけん引 きょう清水戦
Jリーグ1部(J1)神戸は27日、静岡市のアウトソーシングスタジアム日本平で清水と対戦する。清水は今季21得点の岡崎、ヨンセンの2トップを軸に、11戦無敗で現在2位と手ごわい。神戸は負ければ、再び残留争いに吸収されかねない。リーグ終盤の正念場だ。
清水の守備は堅いが、神戸は古賀、ボッティ、内山ら離脱者の復帰が望み。いずれも攻撃に変化をつけられる存在で、セカンドボールへの素早い出足が、鋭いカウンターにつながる。緩いプレスは厳禁だ。
プロ15年目の精神力と技術は円熟味を増す。残留争いの正念場でMF吉田の働きは出色だ。
降格の危機を受けた2度の指揮官交代にも「今までの監督と戦術的にどこか似た部分がある」。動揺は見せず、三浦サッカーの肝であるハイプレスに全力を尽くした。
8月の3連勝の原動力だ。大分戦では正確なクロスで大久保の得点をアシストし、自らもグラウンダーの右クロスに走り込んで合わせる難しいシュートを成功。浦和戦では開始16秒の先制点を含む2ゴールを挙げた。
派手な活躍にも「調子に乗ったらやられる」。慢心とは無縁の32歳が、リーグ終盤の鍵を握る。
