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2009/09/21

神戸新聞

▼神戸 不覚のドロー 朴康造2得点 逸機再三 終盤に失点
終了ホイッスルとともに、神戸の選手はがっくりとひざをつき、応援席も静まりかえった。負け試合のような光景だ。17位の千葉にホームでドロー。“勝ち点2”を取り損ねた現実を、誰もが感じていた。
立ち上がりから積極的にボールを奪い、速攻を繰り出した。序盤に低調だったG大阪戦の課題を改善。朴康造が技ありのミドルを左右両足で放って2得点。その後は完全に主導権を握った。三浦監督は「悲観すべき内容ではない。(就任以来)決定機が一番多いゲームだった」と評価する。
だが、とどめを刺す機会を何度も逃した。石櫃の直接FK、茂木のシュートは枠に嫌われた。後半39分には大久保の左クロスに朴康造が合わせたが、GKに阻まれた。その3分後、左ロングスローのこぼれ球を千葉の工藤に決められた。ダメ押しのハットトリックを目前で逃した朴康造は「実力不足」。パワープレーに泣いた展開に、吉田は「最後まで集中しないと」と悔やんだ。
攻守に詰めが甘く、「十中八九、勝てるゲーム」(宮本主将)で、勝ち点3を積み上げられなかった。J1残留争いから抜け出すには、まだ時間がかかりそうだ。

デイリー

▼神戸、痛恨ドロー…大久保「もったいない」
ほぼ手中にしていた勝利が、指の間からスルリとこぼれ落ちた。2-1の後半42分、ロングスローのこぼれ球をあっさり千葉MF工藤に拾われると、そのままフリーでシュートを打たせて失点。あまりにも痛いドローにFW大久保が「もったいない」と歯ぎしりすれば、DF宮本主将も「十中八九勝てる試合を追いつかれた」と唇をかんだ。
朴の2ゴールで常に先手を奪っていたが、3点目が獲りきれない。後半20分過ぎからは好機の連続。しかし、茂木のボレー、石櫃のFKがことごとくゴールバー、ポストを叩くと、後半30分過ぎの朴のハットトリックを狙ったボレーは、相手GKの好セーブに阻まれた。「今日みたいな試合を勝ちきれないから、今の順位にいる」(宮本)。相手の3倍近い22本のシュートを放ちながら勝ちきれない内容に、根深い勝負弱さが垣間見えた。
苦悩は続く。10試合連続で先発出場していたDF河本が、累積警告で次節出場停止。抜群の安定感を見せていたDFを欠く中で、2位清水とのアウェー戦に臨むことになる。16位柏との勝ち点差は7あるが、清水戦の結果次第では再び降格争いに巻き込まれる可能性も出てきた。

ニッカン

▼神戸13位後退、ツネ様が反省会開催
終了間際に白星を逃した神戸が「即席反省会」を開いた。MF朴康造(29)が2得点を挙げるなど終始優位に試合を進めながら、後半42分にスローインから同点弾を許し2-2で千葉と引き分け。13位に後退した。試合後はDF宮本恒靖主将(32)を中心にすぐに課題を修正。残り8戦でのJ1残留、上位進出に全力を注ぐ。
打てる手は、すぐに打つ。試合終了間際に白星を逃し、ツネ様が「即席反省会」を開いた。後半42分にスローインからのこぼれ球を、千葉MF工藤に決められ痛恨ドロー。守備の人数は十分に足りていながら、最後の最後でプレスが緩慢になった。試合後すぐに宮本主将を中心に、クールダウンをしながら失点場面を話し合ったという。ツネ様は「リスクマネジメントができていない。85分間も頑張って、最後に集中力が持たないようではダメ」とチームに成長を求めた。
終始主導権を握りながら、勝てなかったことが大きな問題だ。MF朴の豪快ミドルで先制し、追いつかれても後半10分に再び朴の技ありループで勝ち越した。勝てばJ1残留に大きく前進していたはずが、13位に後退。エース大久保も「あの時間まで勝っていて、ホンマなら逃げ切らないといけない」とポツリ。勝ち切る力をつけなければ、上位争いには加われない。

スポニチ

▼神戸・朴2発も実らずドロー…終了間際に痛恨失点
MF朴康造(パク・カンジョ)の2発も実らず、無念のドローとなった。「コースがうまく入ってくれたので狙い通りでした。でも勝つことが一番。悔しいです」。前半7分、豪快な右足ミドル弾で先制。1-1の後半10分にも、ペナルティーエリア外から技ありのシュートで2点目を奪った。7月11日の同カード以来のゴール。今季の千葉戦はリーグ戦2戦3発となるキラーぶりを見せつけた。
だが、終了間際の後半42分に落とし穴があった。左サイドのスローインから、こぼれ球を決められ同点。「あれだけ外していればビッグチャンスが生まれる。悲観する内容ではないが、勝ち点3を取らなくては」。三浦監督が淡々と振り返ったように、後半だけで16本、計22本のシュートを放ちながら3点目が奪えなかったのが響いた。
勝ち点1は得るも、13位に後退。宮本主将は「ここというところの集中力をもっと、もたなあかん」と唇をかんだ。左サイドでは初先発の大久保が「もったいない」と口をとがらせたドロー。残留へ半歩前進したものの、確実にするためには、次戦27日のアウェー清水戦は譲れない。

スポーツ報知

▼三浦監督が大久保らに苦言
神戸・三浦監督が、就任後初めて日本代表FW大久保ら攻撃陣に苦言を呈した。「あのような流れなら、相手にもビッグチャンスは来る。攻撃の部分に問題があった」。特に大久保は後半15、16分と立て続けに絶好のパスを受けたが、決められない。逆に終盤に追いつかれ痛恨のドロー。勝ち点3なら10位まで浮上し、降格争いからも脱出できた。エースも「もったいなかったね…」と猛反省していた。

サンスポ

▼神戸・朴康造が2ゴール「自分でもびっくり」
神戸の右MF朴康造が2ゴールを挙げた。試合は引き分けに終わったが、ホームのサポーターを魅了し「自分でもびっくり」と控えめに喜んだ。
2得点とも鮮やかだった。前半7分に茂木がつないだところに走り込み、強烈な右足シュートで先制。1-1の後半10分には、右45度の角度からGKの頭を越える狙い澄ました左足シュートでネットを揺らした。
兵庫で生まれ育ち、韓国代表も経験した29歳。神戸では7年目を迎えた。この日の2ゴールで今季は5得点目となり、J1では自身シーズン最多となった。三浦監督が就任してからは出場機会も増え、先発定着にまた一歩近づいた。
ただ、ハットトリックの絶好機もあっただけに「3点目が取れた。勝ちたかったし、勝てた。実力不足です」と反省も忘れなかった。

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