神戸新聞
▼神戸 無得点ドロー 新体制、堅守に光明
試合終了とともに、精魂果てた神戸の選手がピッチに倒れ込んだ。全員が労を惜しまずボールを追い続けた証しだ。三浦新監督の初采配(さいはい)はスコアレスドロー。ホームのサポーターに、規律とハードワークという“名刺”を手渡した。
初陣の相手は巧みなパスワークでリーグ2位の34得点(第20節終了時点)を誇る広島。6月のアウェー戦は4失点で敗れた。しかし、この日は守備の安定感が違った。
相手に激しく体を寄せ、ボールを横や後ろへ追い込む。「組み立ての自由を奪えた」とボッティ。苦し紛れのロングボールをけらせてミスを誘い、許したシュートは7本。決定機はほとんどつくらせなかった。
開幕から19戦連続で失点した守備陣が、ここ2試合は無失点。昨季までの組織守備への回帰を図った和田前監督。その流れを、新指揮官は運動量と約束事の徹底で、より強固にした。
「勝ち点3は取れなかったが、ポジティブな結果」と評価した三浦新監督。J1残留争いの暗雲に、一筋の光が差し込んだ。
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