デイリー
▼神戸、ツネ様ボランチの新布陣を披露
J1神戸は9日、神戸市西区のいぶきの森球技場で11日の千葉戦(フクアリ)に向けた練習を行い、主将のDF宮本恒靖(32)がボランチに入る新布陣を本格テストした。
今季これまで最終ラインの“要”として不動の地位を築いていた背番号14のポジション変更について、和田監督は「(ボランチを)できる能力はある。後ろに高さが欲しいのと、ツネが一つ前でやることでより統率できる」と意図を説明。ニヤリと笑みを浮かべ「合ってるんじゃないかと思う」と“和田マジック”に自信をのぞかせた。
宮本自身は慣れない位置でのプレーにも「組む選手のキャラクターによる。(相手が)前に出るならバランスを保つことが大事」と、早くもイメージはバッチリ。紅白戦では積極的に前線へ飛び出す場面もあり、得点への意欲を見せた。ただ本人は「ミドルはバーとかポストが多い」と苦笑いし「チャンスがあれば、あくまでそういうスタンス」と“守り優先”を強調。背番号14が新たな持ち場で神戸巻き返しへの一歩を踏み出す。
ニッカン
▼ツネ様シュート狙う、ボランチ先発決定的
神戸主将のDF宮本恒靖(32)が11日千葉戦(フクアリ)にボランチで先発することが決定的となった。9日の紅白戦でもMFボッティとダブルボランチで、位置取りなどを確認した。和田監督は「十分にボランチとしての適正がある。ツネが攻め上がってミドルシュートを打つ場面も出てくるだろう」と期待。宮本も「チャンスがあれば、シュートも狙っていきたい」と力強く言った。
スポニチ
▼神戸降格ライン脱出へ“秘策”宮本をボランチ起用
神戸の和田昌裕監督(44)は9日、千葉戦(11日、フクアリ)でDF宮本恒靖(32)をボランチ起用することを示唆した。就任初戦のFC東京戦(4日、ホムスタ)に敗れ、次はともに下位に低迷する相手との直接対決。負けられない一戦を前に、新監督が勝負手に打って出た。
監督に就任後、初めて十分な時間を与えられた和田監督が、千葉戦を前に次々と独自色を打ち出した。なかでも最大の目玉が、宮本のボランチ起用だった。
週明けの7日の練習から新布陣のテストを開始し、この日もあらためて入念にチェックされた。指揮官は「もともとできる能力はあると思っていた。DFラインよりもひとつ前に行って声で統率できるんじゃないかと思っている」と説明した。
DFのスペシャリストは、G大阪でのプロデビュー戦こそ守備的MFでプレーしていたが、その後は3バックの中央でのプレーが定着。ただ代表やケガから戻った際に、西野監督の意向を受けて一時的にボランチでプレーしたこともある。
その後、オーストリアへ渡り神戸へ移籍してからも一度も経験のなかった中盤での起用。「役割を求められ、そしてそれをやるということ。試合がどういう状況に置かれているのかなどを感じて、チームに余裕をもたらすことができるように」と新たなチャレンジへ意欲を見せた。
今季の神戸は16試合で28失点し、守備力に安定を欠いている。と同時に攻撃ではセットプレーに迫力を欠いている事実もある。主将に代わってDFに河本を起用するのも、リスタートでの得点力に期待してのこと。和田色の新布陣で降格ラインから脱出する。
スポーツ報知
▼大久保がFW復帰!連敗止める
神戸の日本代表FW大久保嘉人(27)が、次節の千葉戦(11日・フクアリ)でヴォルフスブルク(ドイツ)から復帰後4戦目で初めてFWで先発することが9日、決定的となった。最近はチーム、A代表ともに2列目がほとんどだったが、ボランチ起用が確実な元日本代表DF宮本恒靖主将(32)と「新旧代表ホットライン」を組んで点取り屋となる。
大久保は「どんな形でも点を取らないといけないから」と意気込んだ。今季の得点は広島戦(6月21日・広島ビ)でのPKのみ。和田昌裕新監督(44)は2列目からの配転を「今のメンバーなら最前線の位置にいた方がいい」と説明し、4日のF東京戦(ホムスタ)で我那覇と組んだ茂木に代えて起用する。さらに前線への正確なパスを買ってボランチにコンバートした宮本と組ませ、最大限の力を発揮させる。
大久保のFW起用は日本代表にも好影響を与えそうだ。代表での得点は昨年11月13日の親善試合シリア戦(ホムスタ)が最後。日本代表・岡田武史監督(52)が今節、高原(浦和)や石川(F東京)ら新戦力の視察に動く中、点取り屋として復活を期す。
