デイリー
▼大久保、合流初日にパトカー出動させた
J1神戸は17日、神戸市のいぶきの森球技場で2部練習を行い、半年ぶりに復帰したFW大久保嘉人(27)が合流した。午前練習のミニゲームではトップ下で存在感を見せると、8日間のオフ明けだっただけに午後は別メニューで走り込み、体力強化に努めた。練習終了後には居残りでシュート練習40本を敢行。計4時間の練習でリーグ再開となる広島戦(21日・広島広)に向けて、急ピッチで調整した。練習場には250人以上のファンが詰め掛け、頼れるエースの復帰に沸いた。
夕暮れの練習場には4人の人影だけが残っていた。コーチにGKが2人、そして大久保-。居残りシュート練習。バーを叩けば悔しがり、ネットを揺らせば納得したようにうなずいた。自らの感覚を確かめるように1本1本シュートを打ち続けたストライカーは、最後の1本を蹴り終えると「だぁ~」と声を上げ芝生に大の字に倒れ込んだ。
「もうさすがに体が動かんかったわ」。したたる汗をぬぐいながら話す姿に充実感がにじむ。再出発の日、男はとことんまで体をいじめ抜いた。
午前練習で行われた紅白戦ではいきなり存在感を見せつけた。サブ組のトップ下で起用されると、得意のドリブル突破に加え、FW吉田のクロスに鋭く反応しヘディングを放つなど、主力組を圧倒。MF朴も「嘉人は日本一のプレーヤー。ポジション争いが大変です」と思わず舌を巻いた。午後練習では志願して体力強化に重点をおいたメニューを実施。1時間走り込んだ後、シュート練習を敢行し、計4時間に及ぶ練習を終えた。
エースの復帰に、いぶきの森も沸いた。平日にもかかわらず、普段の約8倍に当たる250人以上が見学に訪れると、路上駐車が相次いだため、兵庫県警の白バイ2台、パトカー1台が出動する騒ぎに。練習後、“背番号50”となったサインを求めて50人以上が列を作ったが、大久保は30分かけてしっかりと対応した。
急ピッチの調整には理由がある。この日、日本サッカー協会に移籍証明書が届き、選手登録の手続きが完了。19日の協会の理事会で承認されれば、21日から出場が可能となる。「21日?まあそれが一番近いから」と、大久保。代表でもドイツでも、今年はまだゴールなし。ピークに達しつつある“飢え”を満たす日は、すぐそこまで迫っている。
▼ツネ様うれしい!大久保の復帰大歓迎
J1神戸のDF宮本主将が17日、大久保の復帰を歓迎した。同じチームで戦うのは04年11月の代表戦以来となるが「1月に入れ替わりだったから、同じチームでやれるとは思ってなかったし、うれしいですね」と笑顔。朝の練習前には家や幼稚園についての相談を受けたという。
この日の紅白戦では主力組のDFとして大久保と対戦し「前を向いてかわす力もあるし、嫌なところに飛び込んでくる力も持っている選手」と、絶賛。新旧の主将同士として「チームとしてやり方が変わった部分もあるから、伝えていきたいこともあるし、個人の主張も持っている選手だから、言い合える雰囲気はあると思う」と、協力態勢を築くことを明言した。
ニッカン
▼大久保神戸合流、21日広島戦は途中出場か
ボルフスブルクから神戸に復帰した日本代表FW大久保嘉人(27)が17日、全体練習に合流した。紅白戦で控え組のトップ下に入り、2本のシュートを放った。5月31日のキリン杯ベルギー戦で痛めた左ひざが完治しておらず、21日の広島戦(広島ビ)は途中出場になりそう。「自分は攻撃の選手なんでゴールやアシストにこだわりたい」と話した。
スポニチ
▼神戸・大久保「体力次第で出たい」21日再デビュー
大久保動いた、そして倒れた-。ドイツ1部ボルフスブルクから古巣の神戸に移籍した日本代表FW大久保嘉人(27)が17日、神戸市西区のいぶきの森でチーム練習に合流。午前の紅白戦で存在感を見せ、午後には居残り練習を敢行するなど、いきなり4時間のハードトレで最後は大の字に倒れ込んだ。21日の広島戦(広島ビ)で再デビューを目指すエースが早くもエンジン全開だ。
はやる気持ちを抑えられなかった。午後の走り込みを終えた大久保が、チーム関係者と約20分間話した後、国見高時代の後輩であるGK徳重らを相手にシュート練習を始めた。「納得するまでやろう」。一心不乱に右足を振り抜くこと20分。終わった時には、心地よい疲労感を感じながら大の字で倒れ込んだ。
「久しぶりにみんなとできて楽しかった。でもメッチャきつかった。最初だからさすがにもたなかった。これから(状態を)上げていきたい」
実家のある九州で8日間オフを過ごし、前日は入団会見のため東京へ。いきなりの始動となっても、2部練習の午前に行われた紅白戦で存在感を見せた。次の相手となる広島を想定したサブメンバーに入り、中盤で果敢にドリブル突破。ゴールこそ奪えなかったものの、左サイドから吉田のクロスに飛び込み、ヘディングシュートで観客を沸かせた。
そして、21日の再デビューも現実味を帯びてきた。この日の午前までに登録に必要な書類がドイツ協会側からすべて届き、あとは19日のリーグと協会の承認と登録を待つのみ。リーグが再開する広島戦(広島ビ)の出場は、カイオジュニオール監督の判断次第となった。
「(チームへの)戸惑いも全然ない。ヒザも痛みはない。体力が戻れば(21日)出たい」
負傷していた左ヒザも問題はなさそうだ。再び神戸で走り始めたエースは「期待、プレッシャーはあるけど、チームが勝利するところを(サポーターに)見せたい」と言い切った。
スポーツ報知
▼大久保、27日・浦和戦で先発復帰も
ヴォルフスブルクから神戸に復帰した日本代表FW大久保嘉人(27)が17日、神戸市内で練習に初参加した。7日間の休み明けながら、紅白戦では控え組のトップ下でプレー。27日の浦和戦(駒場)での先発復帰が濃厚となった。19日に移籍が承認されれば21日の広島戦(広島ビ)が最短デビューだが、体力面などを考慮しベンチスタートが有力だ。
「久しぶりに皆とできて楽しかった」と大久保。エースを見ようと、練習場に集まったサポーターは約200人。周辺に路上駐車された計40台もの車をめぐって、兵庫県警のパトカーや白バイが出動したほどだった。大久保は「状態が戻れば試合も出たい。期待に応えられるように」と、日本での巻き返しに力を込めた。
サンスポ
▼神戸・大久保「楽しかった」 初練習で談笑
ドイツ1部リーグのウォルフスブルクからJリーグ1部(J1)神戸に復帰が決まった日本代表FW大久保嘉人(27)が17日、神戸市内のグラウンドで行われたチームの練習に初合流した。「久しぶりにみんなとできてすごく楽しかった」と笑顔を見せた。
平日にもかかわらず、多くのファンが見学に訪れてサインや写真撮影の対応に追われた。半年前まで在籍していただけに、すぐに溶け込んだ様子でチームメートと談笑していた。
この日の紅白戦ではFWの位置に入って、鋭いパスを繰り出した。左ひざ周囲にテーピングが巻かれた影響を感じさせずに、はつらつとした動き。「痛みはほとんどない。少しでも神戸の順位を上げたい。得点やアシストで期待に応えられれば」と話した。
