神戸新聞
▼32歳吉田 群抜く戦術理解 きょう名古屋戦
Jリーグ1部(J1)神戸は10日、ホームズスタジアム神戸で名古屋と対戦する。名古屋の得点源ダビは少々のプレスを苦にしない個人技とパワーを誇る。マークが集中し過ぎて相棒の玉田や巻をフリーにさせないよう、神戸は「厳しさと受け渡しのチームワーク」(金南一)を徹底したい。
名古屋は2列目以後に小川や杉本ら強力なサイドアタッカーが控える。神戸はボッティがけがで離脱しただけに、4バックで守り相手サイドの裏を逆襲するなど手堅い策を選ぶ可能性もある。
32歳のMF吉田が妙味を増している。今季はすでに前線でFW陣の大半と組んだ。「走る人が少なければ自分が裏へ飛び出す。ゲームメーカーがいなければ、組み立てに参加する。メンバーに応じて役割をこなすだけ」。マルチな能力は自在に戦術を変えるカイオジュニオール監督の懐刀だ。
宮本主将や金南一らと並んでチーム最年長。要所で細かい修正点を提言し、不調の若手へアドバイスも欠かさない。
山形戦でのゴール後、応援席に向かってひざをついた。「それまで(チャンスで)点を決められずに申し訳ない」。
周囲への献身ぶりは“陰の主将”と呼ぶにふさわしい。
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