神戸新聞
▼神戸躍動 3ゴール マルセウ先制、朴決勝点、馬場とどめ
やはりホームでは強い。激しいプレスを仕掛ける柏を、神戸はパスワークで一蹴(いっしゅう)。今季リーグ戦での5勝はすべて本拠地で挙げた。W杯アジア最終予選による中断前の最後のゲームを飾り、カイオジュニオール監督は「勝ちに値する内容」と誇らしげだった。
口火を切ったのはマルセウだった。前半7分、朴康造の右サイドからの折り返しをヘディングで決めた。後半20分の追加点は朴だ。マルセウが頭で落としたボールを右足でけり込んだ。
ポポのFKで詰め寄られたものの、同44分に朴の右クロスに右足で合わせた馬場のJ1初得点でとどめを刺した。
新型インフルエンザの感染者が神戸市で確認されてから初めて挑むホームでの試合。「チームが勝つことで神戸を元気づけたい」。一時は開催が危ぶまれた一戦にかけるイレブンの気迫は、相当なものだった。
1ゴール2アシストと大暴れの朴は「(外出しにくい状況で駆けつけた)サポーターが力をくれた。勇気を与えるようなプレーを見せられて、本当にうれしい」と力強く語った。
デイリー
▼朴 新型インフル禍…ホームで燃えた
空席の目立つスタジアム、それでもマスクを着けながら必死に声援を送る6002人のサポーターたちの声が“深紅の戦士”たちを鼓舞した。この日のヒーロー、朴康造は何度も拳を突き上げながら、スタンドに感謝の意を示した。「サポーターが力をくれたし、勇気を与えられるプレーができたと思う」。本拠地に渦巻く新型インフルエンザによる不安を、在籍7年目のアタッカーが吹き飛ばしてみせた。
前半7分、マルセウの先制点をお膳立てすると、後半20分にはマルセウからのパスにセンターライン付近から、一気に走り込み、冷静にゴール左隅に流し込んだ。終了間際には再び好クロスで馬場のゴールを演出し、1ゴール2アシスト。ピッチの中では声を張り上げ、攻撃陣をけん引し続ける。昨年の右ひざ前十字じん帯断裂から完全復活し、今季はレギュラーを奪回。兵庫で生まれ育った元韓国代表の29歳は「昔は声なんか出せなかったけどね。年もいってきたんで」と苦笑いしつつも、チームの中心として輝きを放ち続けている。
これでホーム戦は4勝1分けで負けなし。暫定ながら10位に浮上した。中断期間前の節目の試合を制し、カイオジュニオール監督は「チームは今、大きな成長を遂げている最中だ」と、手応えをにじませた。ホーム戦での絶対的な強さを武器に、神戸がリーグ後半の台風の目となる。
ニッカン
▼神戸が朴の1G2A活躍で暫定10位
神戸が柏に3-1で快勝し、14位から暫定10位に浮上。元韓国代表MF朴康造(29)が1ゴール2アシストの活躍を見せた。前半7分、右クロスでFWマルセウへ先制アシスト。後半20分、ゴール前でGKと1対1となり右足で流し込んだ。同44分にはMF馬場へラストパス。「落ち着いて決めることができて良かった」と声を弾ませた。
シュートを打つ直前、キングの助言を思い出した。「シュートは対角(斜め)に打つのが基本だぞ」。05年まで神戸にいたFWカズ(現横浜FC)と“師弟関係”だった。「カズさんから言われた言葉を思い出した。だから決められたのかも」と笑った。兵庫生まれで「少しはみんなを勇気づけることができたかな」。新型インフルエンザの感染など暗い話題の続く神戸を元気づける活躍だった。
▼神戸馬場がダメ押し暫定10位に浮上
神戸が3-1の快勝し、暫定10位に浮上した。前半7分、MF朴康造の右クロスにFWマルセウが頭で合わせ先制すると、後半20分には朴が右足で流し込み追加点を奪う。その後、1点を返されたが、44分にはMF馬場賢治がダメ押しのゴールを決めた。カイオジュニオール監督は「難しい試合になると思っていた。だが、結果が出て良かった」とうれしそうだった。
スポニチ
▼神戸は元気だ3発快勝!朴、全得点に絡む活躍
新型インフルエンザの国内感染者が確認されて以来、初のホームゲームで、MF朴康造(パク・カンジョ)が、全得点に絡む1ゴール2アシストの活躍。チームを3-1の快勝に導いた。
前半7分、ゴール右から緩く上げたボールに、FWマルセウが頭で合わせ先制点を奪った。「試合前日にやった練習がそのままできました」と振り返る朴は、後半20分には自らの右足で2点目。2-1の後半44分には、右サイドで態勢を崩しながらゴール前へボールを送り、MF馬場のリーグ初得点を演出した。
この日は関係者全員がマスク着用。休校を考慮して、普段は学生アルバイトが行う約20人のボールボーイ、担架役を育成スタッフが行った。入場者数6002人はホムスタでのJ1では最少。それでもリーグ戦のホーム来場者200万人を達成した。
兵庫県尼崎市出身、滝川二高で活躍した朴にとっては文字通りの“ホームタウン”。神戸へ、兵庫へ贈る1勝に、ヒーローは「勇気が与えられるようなプレーができてよかった」と、笑顔で話した。
スポーツ報知
▼神戸が宮本欠場も快勝、ホームで強い!
大黒柱不在のピンチを見事に乗り越えた。主将の元日本代表DF宮本は前節の新潟戦(17日・東北電ス)で左内転筋を痛め、ナビスコ杯の京都戦(20日・西京極)に続き欠場。「僕はこういう状況で結果を出さないといけないから」キャプテンの代わりにピッチに入った小林を始めDF陣が、猛攻を1点に防いだ。カイオ・ジュニオール監督も「DFは非常によく対応してしのいでくれた」と、高く評価した。
新型インフルエンザの国内感染者が発覚後、神戸は初のホームでの試合開催。「明るい話題を提供できてよかった」3ゴールの快勝劇に、小林の笑顔がはじけた。
ホームゲームここ5試合で4勝1分けとなった。リーグが再開する広島戦(6月21日・広島ビ)には宮本も戦列に戻る。現在リーグは暫定10位。夏場の巻き返しへ、神戸が最高の形を飾った。
サンスポ
▼神戸ホームで快勝!兵庫育ちの朴康造が活躍
兵庫で生まれ育った元韓国代表の29歳、朴康造が1ゴール、2アシストと全得点に絡み、神戸に勝利をもたらした。新型インフルエンザの感染拡大で揺れる街に、明るいニュースを届けられ「勇気を与えられるようなプレーができてよかった」と笑顔で話した。
兵庫・滝川二高から京都に加入し、2000年に韓国Kリーグに移籍。その後、加わった神戸では7年目となる。「本当に声援が力を与えてくれている」と、外出を控える人が多い中、スタジアムに足を運んだサポーターに感謝していた。
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