神戸新聞
▼優勢神戸 無念ドロー 残り6分、同点弾献上
試合終了のホイッスルを聞くと、神戸のイレブンは敗れたかのように肩を落とした。
痛恨の同点ゴールは後半39分、味方同士がボールに重なるミスで与えたコーナーキックからだった。「ゾーンをもっと上げていれば、あるいは声を掛け合っていれば防げた」と宮本主将。開幕から3試合連続の失点に、険しい表情を浮かべた。
目の前でふいにした勝ち点3。ただし、試合内容は悪くなかった。前半は押し気味に試合を進め、後半からは鈴木を入れて左サイドからの攻めを強化した。後半15分の先制点は、その鈴木が左サイドを駆け上がり、パスを受けた吉田が余裕を持って左隅にけり込んだ。後半からトップ下に下がっていた吉田は「相手DFとボランチの間をうまく突けるようになった」と手ごたえを口にした。
カイオジュニオール監督は「後半はパスミスがなかったし、ファウルも減っている」とイレブンの働きを評価した。選手たちも「試合ごとに良くなっている」と口をそろえる。開幕からまだ3試合。マルセウら中心選手を欠く中、戦いながらのチームづくりが続く。
デイリー
▼ツネ様悔し…残り6分で初完封スルリ
誰もが勝利を意識した後半39分だった。それまで大宮の猛攻を必死に耐えていた神戸守備陣に、一瞬のほころびが生まれた。右CKをフリーのFW石原にダイビングヘッドで合わされて失点。連勝&初完封を逃したDF宮本主将は「1-0で勝てた。押し切れた試合だった」と、唇をかんだ。
今季の目標に“ACL出場”を掲げる以上、アウェーの引き分けで満足してはいられなかった。まして、今季初めて先制した試合。宮本は「最後の10分で受け身になった。(失点の)CKは味方同士で競り合って与えたもの。そういう部分も改善しないと」と、試合後は榎本、北本らとDFラインについて、緊急に修正点を話し合った。
「早く失点がない試合ができるようにしたい」と宮本。神戸を常勝軍団にするために-。闘将の妥協なき改革はまだまだ続いていく。
ニッカン
▼神戸宮本が緊急ミーティング招集
勝ち点1で満足するな! 神戸はアウェーで大宮戦と1-1で引き分けた。後半15分にFW吉田孝行(32)が先制ゴールを決めたが、同39分にCKから失点した。アウェーで勝ち点1は悪くない結果だが、主将のDF宮本恒靖(32)は試合後に守備陣を集め緊急ミーティングを開催。「1-0で勝てた試合。ここで満足しては上を目指せない」と厳しく引き締めた。ツネ様がチームに高いレベルの意識を植えつけていく。
アウェーで得た貴重な勝ち点も、ツネ様にとっては悔しいだけだった。1点リードの後半39分、CKから大宮FW石原をフリーにしてしまい追いつかれた。リーグ3連勝中と相性が良かった大宮相手に1-1のドロー。カイオジュニオール監督は「素晴らしい試合。ボールを支配できた」と前向きに話したが、宮本は違った。引き分けでも納得するチームの姿勢に疑問を感じ、守備陣を集めて緊急ミーティングを開いた。
宮本 1-0で勝てた試合。ここで満足しては上を目指せない。なぜ、失点してしまったのか。みんなで考えていく必要がある。
議論は白熱した。「自滅した部分もある。もっとDFラインを押し上げるべきだった」と主張するGK榎本。DF北本も「全体の落ち着きが足りなかった」と訴えた。大卒ルーキーのDF大屋は「自分は試合の進め方とか何も分かっていなかった。ツネさんに教えてもらって、勉強になった」と感謝した。
チームが掲げる目標はリーグ3位以内に入り、来季のACL出場権を獲得すること。練習再開日の23日に宮本は守備陣の意見をまとめ、カイオジュニオール監督とも話し合う予定だ。「監督は自分たちの意見をしっかりと聞いてくれるので、ありがたい」。ツネ様による意識改革で、神戸は生まれ変わっていく。
▼神戸MF松岡反省「失点は残念」
神戸はアウェーで引き分けた。後半15分にFW吉田孝行のゴールで先制したが、39分にCKから失点し追いつかれた。ボランチのMF松岡亮輔は「ゲームを支配したのは良かったが、失点してしまったのは残念」と反省。先発で今季初出場したMF田中英雄は「自分にとっての開幕だった。しっかり走れたのはよかった。これを続けていきたい」と意欲を語った。
スポニチ
▼神戸・宮本また完封ならず…終了間際に痛恨失点
ゼロはまたも遠かった…。アウェーで大宮と対戦した神戸は1点を先行しながら、後半終了間際にセットプレーから痛恨の失点。1-1の引き分けに終わり、今季初完封も逃した。
手中にしていた勝ち点3、そして完封勝利が滑り落ちた。1点リードの後半39分、右CKからFW石原にヘディングで合わせられて同点。セットプレーでは1メートル91の大型DFマトを警戒しながら、その裏のスペースをつかれた。
「1-0で押し切れた試合だった。アウェーであっても勝ち点3。勝ち点1で満足してはいけない」。DF宮本は厳しい表情を浮かべた。主将は「コーナー(キック)を与えたシーンが問題」と改善点を指摘する。後半15分にFW吉田の今季初ゴールで先制する最高の展開も、終わってみれば警戒していたセットプレーに落とし穴があった。
カイオジュニール監督はこの日から使用が許可された無線をベンチへ持ち込み指揮。「悪くなかった」とイレブンを称えたものの、帰りのバスへ向かう選手の表情は厳しい。大宮戦の連勝は3で止まり、今季初完封も逃した。次戦は25日ナビスコ杯の千葉戦(ホムスタ)。乗り切れないチームを奮起させる会心の勝利が欲しい。
スポーツ報知
▼神戸・宮本、3戦連続失点に危機感あらわ
神戸の開幕から3試合連続失点に、主将の元日本代表DF宮本が自らにダメ出しだ。1―0の後半39分、一瞬のスキを突かれCKから失点しての引き分けに「もっとラインを押し上げていれば(失点の)CKは防げた。勝てたはず」と、表情は厳しい。試合後すぐにDF陣でミーティングを行い修正点を確認。「早く失点がない試合をしたい」と、危機感をあらわにした。
サンスポ
▼神戸・吉田が先制弾 ドローも監督「満足」
自らのゴールが勝利に結び付かなかった神戸の吉田は「1対1だったので左足で思いっきりけった。いい形で点を取ったけど、最後は押し込まれてしまった」と終盤で同点にされ、悔しそうだった。
その一方、カイオジュニオール監督は引き分けを評価した。「アウェーの難しい試合で勝ち点1を挙げることができ、満足している」。選手の健闘をたたえていた。
