神戸新聞
▼神戸息切れ惜敗 後半攻守の運動量落ちる
神戸はFC東京に敵地で黒星を喫し、千葉戦のドローに続いて勝ち点3を逃した。
この日は千葉戦後半と同じ3バックで臨み、サイドバックの石櫃と大屋が高い位置でプレーした。カイオジュニオール監督は「前半はサイドチェンジやボール保持がうまくできた」と評価。しかし、ゴールを割れないうちに運動量が落ち、後半14分に大竹に左足で決勝点を奪われた。
宮本主将は「いい時間帯に決着をつけ、相手に流れを渡してはいけない」と、試合運びのつたなさを反省。石櫃も「もっとサイドを崩し、フィニッシュやゴール前での競り合いの精度を上げないと」と課題を口にした。
デイリー
▼神戸 5試合連続失点も3バックに光明
FC東京に許したシュートはわずかに4本。唯一といってもいい決定機を決められ、神戸は勝ち点を逃した。
これでリーグを合わせて開幕から5試合連続の失点。ただ、それでも光明はあった。今季初の3バックで臨んだ一戦だったが、相手のカボレ、赤嶺の強力2トップをほぼ完ぺきに封じ込め、攻撃的な位置取りの両サイドにより、攻めにも厚みが出た。DF宮本も「ボールは回っていたし、いい形でやれていた」と評価。「どんな試合も流れが悪くなる時はある。そこで、よりシビアに対応しないといけない」と、今後の課題を冷静に分析した。
ブラジル人助っ人3人が万全ではない中で、苦しい戦いは続く。「もちろん勝ちたい。ただ、理想のサッカーをやるのは時間がかかる」と宮本。今はまだ進化の途上。試行錯誤を繰り返しながら、少しずつ前進していくしかない。
ニッカン
▼神戸完封負けに宮本が反省
神戸が完封負けを喫した。東京の4本に対し2倍以上の9本のシュートを放ちながら、後半14分に東京MF大竹に決められた1点に泣いた。元日本代表のDF宮本は「トータルで9本のシュートは少ない、もっと相手の嫌なところを突いていかないといけない」と話した。
スポニチ
▼神戸・宮本5戦連続失点に厳しい表情
またも失点を喫した。リーグ開幕後、公式戦5試合連続失点となり、味スタでのFC東京戦は4戦して一度も勝っていない。DF宮本主将は3バックの布陣に手応えを感じながらも「どの試合も流れが悪くなるときにしのぎ切れていない。シビアにつきつめていかないといけない」と厳しい表情。昨季までの盟友、FW大久保(ボルフスブルク)もスタンド観戦。「おもしろかった」と笑顔でスタジアムを後にしたものの、元チームメイトの前で快勝を見せることはできなかった。
スポーツ報知
▼大久保が声援も神戸攻撃陣不発
昨季まで所属した日本代表FW大久保が神戸の応援に訪れたものの、勝利を飾れなかった。後半14分に失点を許すと、攻撃力不足を露呈し無得点で敗れ去った。「面白かったよ」大久保は古巣の試合を楽しんだが、同代表DF石櫃は「頑張れよって連絡をもらってたんですけど…。もうちょっと頑張らないと」と、浮かない表情。
サンスポ
▼一瞬のすき…神戸、5戦連続失点
神戸は今季の公式戦5試合すべてで失点。前の試合の千葉戦からDF陣を3バックに変え、前半は相手に1本のシュートも打たせなかった。カイオジュニオール監督も「前半は非常に機能していた」と満足そうに振り返ったが、後半になって一瞬のすきを突かれた。
DF宮本は失点シーンについて「何げないスローインで集中力が切れていた。エアポケットに入ってしまう時間がある」と今後の反省材料に挙げていた。
トーチュウ
▼大竹反攻弾 オレも東京もこれからだ
心の底から欲した1点、1勝。「伝家の宝刀」のひと振りが、劣勢のシナリオを書き換えた。ゴール裏の「大竹コール」が鳴りやまない。控えめに頭を下げて応えたシャイな男が、ヒーローだ。
「(ボールを)受けた時にニアが空いているのは分かった。あとは流し込む感じ。集中していて、あまり覚えてません」
後半14分、赤嶺のラストパス。カボレが神戸DF河本をブロックすると、道筋がくっきり浮かんだ。今季初先発、初得点。ゴールこそが窮地を救い、自らの停滞を打破する最高の方策だった。
悩み、もがいた。「うまくいかない…。去年、よく4点も取れたよね」と白旗寸前だった。絵にかいたようなどん底。「2年目のジンクスってこういうことなのか」。活躍して当たり前-。苦しむことに苦しんでいた。3月中旬、ある練習後。そんな心情を見透かしたように、城福監督から言葉を投げかけられた。
「極端に言えば、(守備は)うまくなくてもいい。でも、もっと(守備で)体を張れ。そうすれば、自然と出場機会は増えるんだ」
指揮官と1対1で話したのは初めてだった。言葉が心にしみ入った。うれしかった。「このままじゃ終われない」
ハーフタイム。名指しで怒声を飛ばされた。「もっと体を張れ」。同じ言葉だった。「前半は最低。絶対に挽回(ばんかい)したかった。期待に応えたかった」。分厚い雲に、晴れ間が見えた。大竹が反攻の号砲を打ち上げた。
