神戸新聞
▼J1神戸 新体制「ACL狙う」 新監督、宮本ら決意
Jリーグ1部(J1)神戸の新体制発表会が18日、神戸市の神戸芸術センターで開かれた。オーストリア1部リーグ・ザルツブルクから移籍した元日本代表主将のDF宮本恒靖ら新加入8選手とカイオ・ジュニオール監督らコーチ陣が出席。今季の目標に掲げる2010年アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場権獲得を誓った。
カイオ・ジュニオール監督は約700人のサポーターを前に「点を取りに行く気持ちを外に出し、見る人を感動させる」と宣言。リーダーシップが持ち味の宮本は「言葉で引っ張るのは簡単だが、態度で示すという自分のスタイルは変わらない」と語った。
J1川崎から獲得した元日本代表FW我那覇和樹はエースナンバーの13を背負い、「責任を感じる。ゴールで期待に応えたい」と意気込んだ。元23歳以下ブラジル代表FWのマルセウは「いいポジションで点を取るのが自分の仕事であり特長」と話し、ブラジルでチーム得点王の経験もあるMFアラン・バイーアは「どんどん攻撃参加してチームを助ける」と力を込めた。
▼「満足の補強」強豪へ一歩
J1神戸の新体制が固まった。目標の2010年ACL出場を果たすためには、今季リーグ戦で3位以内に入ることなどが条件だ。リーグ戦の過去最高順位が10位の神戸には、高いハードルという見方もある。監督交代や日本代表クラス補強の成果が注目される。
タイトル争いの経験がない神戸の飛躍を託したのは、カイオ・ジュニオール監督。パルメイラスやフラメンゴなどブラジルの名門クラブを率いた経験と手腕に懸けた。「堅守からのカウンター」を掲げた松田浩前監督に対し、新指揮官は「攻撃的なサッカーを目指す」と明言した。
得点源で、精神的な柱だった大久保のドイツ移籍は大きな痛手。だが、元日本代表の我那覇や、ブラジルで2けたの得点とアシストを記録したマルセウを獲得した。中盤では得点力に優れたアラン・バイーアが加入。ワールドカップで主将を務めた宮本のリーダーシップにも期待が集まる。
「満足いく補強」(安達貞至社長)になったチームを、どう生かすのか。カイオ・ジュニオール監督は「昨年までと同じシステムを採用するかどうかは保証しない。練習で選手の動きを見極め、(1月31日からの)グアムキャンプで今季のサッカーを決める」と戦術を一から構築する構えだ。初練習はきょう19日。強豪クラブへの基礎固めが始まる。
デイリー
▼ツネさまが決意「憎まれ役になる」
J1神戸は18日、神戸市中央区の神戸芸術センターで09年の新体制会見を行った。オーストリア1部リーグ・ザルツブルクから移籍した元日本代表主将のDF宮本恒靖(31)ら新加入など8選手を発表。戦力補強の成果に、安達貞至社長(69)は「今季はJリーグ優勝を狙います」と従来の目標であるアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)から上方修正。宮本も“戦うリーダー”として、チームを鼓舞することを宣言した。
サポーターに公開された新体制発表では、移籍したFW大久保嘉人(ウォルフスブルク)の穴を埋める新たなFWの獲得はなかった。それでも、安達社長の口からは「優勝します」と自信に満ちたサプライズ宣言が飛び出した。
来年チーム創立15周年を迎える神戸。「トモニイコウACL2010」というスローガンが物語るように、今季はACL出場権が獲得できるリーグ3位以内を目標として掲げてきた。しかし、同社長は「新加入選手を加えたメンバーを見て変えました」と、リーグ制覇を目指すことをサポーターに約束。宮本を獲得したことで、昨季10位からの飛躍へ大きな手応えをつかんだ。
キーマンとなる宮本は、「やらなきゃいけない責任を感じる」と武者震い。G大阪、日本代表を主将として率いた天性のリーダーは、チームのためならあえて憎まれ者を買って出る。「黙っていては伝わらないことをオーストリアで学んだ。誰かが傷つくことになっても、言うべきときには言う」。クラブはジュニオール新監督が全選手と対面してから主将を決める意向で、宮本が主将に就任するかどうかは未定だ。それでも、プレーで、言葉で、けん引していく覚悟を決めている。
また、自宅のある大阪から神戸へ引っ越すことも明言した宮本は「来月で32歳だが、体が動くまでやりたい」と神戸で骨をうずめる腹もくくった。「いい成績を残して、みんなで祝いたい」。19日からは合同練習がスタート。宮本イズムは、初日から浸透させていく。
▼アラン・バイーアは仰天ヘア披露
ヘディングしたら、どっちが頭?神戸の新外国人MFアラン・バイーアが18日、サッカーボール型の仰天ヘアを披露した。「サッカーが好きだから。4年間ずっとこの髪形」と神戸でも継続していくと宣言。会見では、ブラジルから新入団のジュニオール新監督、FWマルセルの3人ともに「こんにちは、はじめまして」と日本語であいさつ。サポーターから歓迎の拍手を受けていた。
ニッカン
▼神戸“ツネ様”効果、年間シート売れ倍増
ザルツブルクから元日本代表DF宮本恒靖(31)が移籍した神戸の今季公式戦年間シート売り上げが倍増ペースであることが18日、分かった。既にインターネット上で販売されており、クラブ関係者が「17日だけで20席は売れた。かなりいいペース」。通常は1日10席程度といい、変わらぬ人気の高さを証明した。
購入層で圧倒的に多いのは、やはり女性ファンだ。ネットで購入した後にメッセージ書き込める仕組みになっており「宮本さんを大阪から見にいきます!」などラブメッセージが目立つという。年間シートの価格帯は2万5000円~12万6000円。神戸の今季売り上げ目標は昨季より1200席多い5000席だが、クラブは「いけると思う」と手応え十分だ。
宮本はこの日、神戸市内で約700人のファンの前で新体制会見に出席。「最大限の力を出したい」と宣言し、拍手を浴びた。15日に移籍が発表され、16日には入団会見があった。同関係者は「メディア露出があるたびに(年間シートが)売れる。今日の会見でまた伸びるはず」とニンマリだ。ツネ様は19日から新天地での初練習に臨む。
▼神戸ジュニオール新監督「攻撃的戦術で」
神戸は18日、神戸市内で今季の新体制を発表し、3年契約で就任したブラジル人のカイオ・ジュニオール新監督は「攻撃的でファンが感動できる戦術をつくっていきたい」と抱負を述べた。
日本代表のFW大久保嘉人はドイツへ移籍した一方、元日本代表のDF宮本恒靖、FW我那覇和樹らを獲得。昨季10位からの巻き返しを狙い、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場権獲得を目標に掲げる。宮本は「やらなきゃいけない責任を感じる」と話し、我那覇は「勝利に導けるようなゴールを取りたい」と決意を述べた。
チームは19日に神戸市内で始動し、31日から2月13日まで米グアム島でキャンプを行う。
スポニチ
▼神戸・宮本「責任を感じる」 サポーターにあいさつ
神戸の新体制会見が18日、神戸市内で開かれ、DF宮本恒靖(31)が加入後初めてサポーター700人の前に姿を見せた。「みなさんの前でお話することで、やらないといけないという責任を感じています。いい成績を残してみなさんと祝えるように頑張ります」。堂々と抱負を口にした。
欧州で2年間プレーし円熟味を増したベテランDFは、壇上の誰よりも落ち着いていた。「言葉で引っ張るのは簡単ですが、自分は態度で見せてきたので。持っているキャラを見せていきたい」
同じく初めてファンの前であいさつしたカイオ・ジュニオール新監督(43)も、元代表主将には大きな期待を寄せている。来日前、ドイツW杯で日本代表監督を務めたジーコ氏にも教えを請い、Jリーグの情報収集に努めた。今季の主将に指名する可能性は十分だ。
「来月32歳になるし、残されたキャリアはそう多くはない。自分の体が動くのならもっと多くやりたいし、多くの成功をつかみたいです」と締めたツネ様。数々の栄光をつかんできたタイトル請負人が、新天地でその経験を生かす時がきた。
スポーツ報知
▼宮本「生涯神戸」
新加入した元日本代表DF宮本が18日、「生涯神戸」を宣言した。神戸市内で新体制発表会見に出席。来月に32歳を迎えるが「自分が評価されて神戸にずっと残ることができるのならばうれしい」と、3年契約(推定)を結んだクラブへ感謝を示した。19日のチーム始動を前に「持っている最大限のプレーを見せたい」と闘志。
サンスポ
▼鬼のツネ様に変身!優等生キャラ返上を予告
J1神戸は18日、神戸芸術センターでファン参加の新体制発表会見を行った。オーストリア1部・ザルツブルクから加入した元日本代表DF宮本恒靖(31)は「誰かが傷ついても、1つの方向にいくために、言うべきことは言う」と決意表明。チームの目標であるアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場に向けて、優等生キャラ返上を予告した。
欧州でもまれた男は、持ち味を変えていた。穏やかな宮本の笑みが一瞬険しくなったのは、会見で「宮本イズムとは?」と報道陣から聞かれた瞬間だ。約700人のサポーターの前で、嫌われ役を買って出た。
「みんなが気持ちよくやれれば一番いいが、それでは組織が動かないときもある。そのときは誰かが少し傷ついたとしても、1つの方向にみんなが向かっていくために、言うべきことは言う」
G大阪、日本代表で主将を務めた宮本は、学級委員長的な存在。先頭に立ってガンガン引っ張るわけでなく、一歩引いた位置からチームを見渡した。代表では孤立しがちなMF中田英寿氏の間に入り、トルシエ、ジーコといった歴代監督と選手のパイプ役を務めた。ところがこの変身ぶり。異国での苦闘がその理由だったと自ら明かした。今季ザルツブルクでは出場0試合。自然と自己主張が強くなった。
「欧州文化の中では、黙っていては伝わらない。主張するべきところはすべきということを学んだ」。J1、ACLを制した古巣G大阪とは違い、まだ神戸は発展途上。ACL出場に向けて妥協はできない。ツネ流の宣戦布告だった。
もちろん神戸でのプレーを意気に感じている。複数年契約も結んだ。
「来月で32歳になるが、神戸で少しでも長くできれば素晴らしいこと」。実家がある富田林市内に豪邸を建設済み。神戸の練習場まで通勤できない距離ではないが「引越しは考えています」と神戸に移り住む方向だ。
チームはきょう19日から始動する。主将任命はカイオ・ジュニオール新監督(43)の意向で持ち越しとなったが、「見せられるものは見せていく」と気持ちは前のめり。鬼のツネ様が、新生神戸をけん引する。
▼神戸・バイーアの蹴球ヘアにサポーター喝采
J1神戸の新体制発表会見でひときわ異彩を放ったのはブラジル人MFバイーアの髪型。頭全体にサッカーボールのような六角形のそり込みが、施されていた。
「4年前からやっているんだ。サポーターに気に入ってもらえたらうれしい。理由? サッカーが好きだからだよ」
迫力満点の蹴球ヘアにサポーターも喝采。神戸の新名物になる?
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