デイリー
▼大久保よ神戸に残って!岡ちゃんも“切望”
ドイツ1部ウォルフスブルクから獲得オファーを受けたJ1神戸のFW大久保嘉人(26)に対し、日本代表の岡田武史監督(52)が海外移籍を危惧(ぐ)していることが1日、分かった。神戸の安達貞至社長兼GM(70)が明かした。同監督は、新天地で出場機会が減少し、調子の維持が困難になることを懸念。09年はW杯出場がかかった1年となるだけに、代表指揮官も日本のエースの“国内残留”を願っている。
日本代表の岡田監督が、大久保の神戸残留を希望していた。神戸の安達社長兼GMと岡田監督は、11月のカタール戦前後に電話で会談。大久保の海外移籍についても話題は及んだが、同社長は「岡田監督は移籍に消極的だった」と明かした。
最大の理由はW杯アジア最終予選だ。09年はW杯出場権獲得のための重要な1年となるが、海外移籍すれば、出場機会が激減する可能性もある。日本代表のサンテティエンヌMF松井や、フランクフルトMF稲本らは出場機会に恵まれず、実戦から遠ざかることでコンディション維持に苦労した。大久保は代表に不可欠な存在だけに、指揮官は大久保の状態低下を憂慮している。
安達社長によると、岡田監督は「(現地で試合に)出られなくなったときは、(代表に)選ぶわけにはいかないでしょうね」と話している。10年南アフリカW杯への出場を最大目標とする大久保にとっては、リスクを抱えることになる。エースを慰留している安達社長も「W杯(出場)には何がベストか考える必要があると思う」と強調。大久保にも岡田監督の意向は伝わっているという。
この日、大久保は右足首痛が再発し、約10分程度の軽めのランニングで練習を切り上げた。「(移籍交渉は)本当に進んでないよ。そこ(最終節の6日・柏戦)までには決めたい。焦らないで」と報道陣に揺れる心情を吐露。決断を目前にしたエースに、岡田監督の願いは届くのか-。
ニッカン
▼大久保ボルフス秒読みも移籍金で隔たり
ボルフスブルク(ブンデスリーガ)入りが秒読みのFW大久保嘉人(26)について、神戸の安達貞至社長(70)が1日、相手側との移籍金に大幅な隔たりがあることを明かした。神戸側が求める移籍金は約10億円とみられるが、11月28日に届いたボルフスブルクからの返答はその10分の1以下だったという。大久保とは海外移籍に限り今季終了後に優先的に交渉を進める条項を盛り込んでいるが、実質的な契約は来年まで残しており、神戸側はあくまでも移籍金を要求する構え。安達社長は「(本人の意思を)止めることはできないけれど(金銭面の)話し合いはせなアカン」と粘り強く交渉していく方針を示した。(金額は推定)
スポニチ
▼大久保ブンデス移籍に岡田監督“反対”
日本代表の岡田監督がドイツ1部ボルフスブルクから獲得オファーが届いている神戸MF大久保の海外移籍を懸念した。数日前に岡田監督と電話会談した安達社長が「岡田さんは(移籍に)消極的だった。もし移籍して出場機会がなくなれば日本代表に呼ぶことはできないと言っていた。それは、嘉人(大久保)本人にも伝えていると思う」と明かした。また、11月28日に届いたヴォルフルブルク側からの返答は、提示した移籍金(推定20億円)とはかけ離れており、安達社長は「向こうの提示額は10分の1以下。あまりにも差が開きすぎている。10日には結論を出したい」と話した。
スポーツ報知
▼大久保の独移籍難航…神戸10億円要求も提示1割以下
神戸の日本代表FW大久保嘉人(26)のドイツ・ブンデスリーガのヴォルフスブルクへの移籍交渉が、難航していることが1日、分かった。この日、神戸の安達貞至社長(70)が「オファーの金額に差がありすぎる。こちらの提示の10分の1以下」と明らかにした。神戸側は約10億円の移籍金を要求しているのに対し、ヴォルフスブルクの提示は1億円程度(金額はすべて推定)とみられる。
正式な獲得オファーが届いたのは、11月20日。神戸側の返答に対し、28日に2回目の条件提示を行ったが、金額の上積みはなかった。同社長は「本当に欲しいなら、移籍金を上げてもいいじゃないか。本人との契約年数も決まってない。大久保に失礼」と突っぱねた。
安達社長によると、日本代表の岡田武史監督(52)は「ドイツに行っても、出てなかったら選ぶわけにはいかない」と話したという。南アW杯出場を第一に考えている大久保は「迷っている」と話しているという。「10日くらいまでにハッキリしたい」と安達社長は話した。
サンスポ
▼岡ちゃん、神戸・大久保に残留アドバイス
日本代表の岡田武史監督(52)が、ブンデスリーガ・ウォルフスブルクから獲得オファーを受けているJ1神戸の日本代表FW大久保嘉人(26)に、残留を“アドバイス”していたことが1日、分かった。
視察先のブラジルから帰国した神戸の安達貞至社長兼GM(70)が「移籍の件で岡田監督と話をしたけど、彼は消極的だった。『海外に行って試合の出場機会が減ると、代表に呼ぶことはできない。海外に出て試合に出られない人がいるでしょう』と。嘉人(大久保)にも話をしているようだ」と明かした。
当初は移籍に前向きだった大久保も「迷ってます…」。ウォルフスブルクとの移籍交渉自体も、移籍金の額をめぐって膠着(こうちゃく)状態で、結末は不透明だ。
