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2008/12/06

デイリー

▼大久保、移籍へグラリ…神戸引き留めへ
ドイツ1部リーグ・ウォルフスブルクから獲得オファーを受けたJ1神戸FW大久保嘉人主将(26)が移籍希望に傾いていることが5日、分かった。当初は今季最終戦6日の柏戦(ホムスタ)までに移籍か残留かの意思を表明する方針だったが、この日神戸市西区のいぶきの森球技場で結論発表の“延期”を明言。神戸はエース流出阻止に向け、今後も残留交渉を続ける方針で、両クラブは条件面で大きな隔たりもあり、交渉の長期化は必至の情勢だ。

神戸のエースの心の針は「海外挑戦」へと傾いた。今季最終戦となる柏戦に向け非公開で最終調整した大久保は、ウォルフスブルク移籍か神戸残留かについて「迷っているということはない」と明言。大久保に近い関係者も「本人の気持ちはもう(移籍に)決まっている」と語った。これまで揺れる胸中を吐露し続けてきた大久保が、気持ちに区切りをつけた。
海外への思いは止められなかった。この日、サッカーの欧州連盟(UEFA)杯でグループリーグが行われ、ウォルフスブルクは決勝トーナメント進出が決定。大久保は「決勝トーナメント進出していい感じ。(移籍するならUEFA杯に)出たい気持ちはスゴいある」と本音を語った。
欧州各国の強豪が集う大舞台で頂点をかけて戦う。魅力的な挑戦に心を動かされた。また、カップ戦を勝ち上がったことで試合数も増加。W杯出場を熱望する大久保にとって、試合出場のチャンスが増えることも渡りに船だ。
今後は両クラブ間の交渉となるが、2日に安達社長兼GMが「(相手の提示は神戸が希望する)10分の1」と語っているように、移籍金など条件面に大きな開きがある。交渉の長期化は必至の情勢で、当初は6日までに発表する方針だった去就の結論も延期せざるをえない。大久保は「(6日に発表は)厳しい。まだ、まともな話し合いをしていない。オフになってトントン拍子に行けばいいけどね」と語った。
神戸側は今後もエースの流出阻止に向けて残留交渉を続ける意向。和田チーム統括本部長は「彼は代表に入り続けたし、今のところ去年よりも少ないけど得点もしっかり取っている」と条件面の上積みも示唆した。必死の慰留で大久保の気持ちをもう一度動かすつもりだ。

ニッカン

▼神戸松田監督が最終柏戦に悲愴感漂わす
今季限りでの解任を通告された神戸の松田浩監督(48)が5日、最終節柏戦(6日、ホムスタ)に向け完全非公開で最後の練習の指揮を執った。一度は続投を正式要請されながら、非情の通告で退団が正式決定したが、私情を捨てて最終戦での勝利だけにこだわった。柏の石崎監督も今季限りでの退任が決まっており、松田監督は「練習中はほとんど、そんなこと(解任劇)については忘れてやっていた。精神的に参っていた期間もあったが、練習をやっている時は楽しい。変な情が入ると、変な試合になってしまうが、明日は我慢比べになる。厳しい戦いになると思うが、いい形で終わりたい」と悲愴(ひそう)感を漂わせた。
ボルフスブルク(ブンデスリーガ)移籍が濃厚になっているエースFW大久保嘉人にとっても、日本でのラストゲームになる可能性が高い。大久保は「最後やし勝って終わりたい。今までの神戸にはスタイルがなかったけど、神戸といえばカウンターという形は松田さんが作ったもの。オレをFWじゃなく(中盤の)サイドで使ってくれて、代表に定着させてくれたのも松田さんがいたから。監督には感謝している。神戸のカウンターは、代表より強烈やからね」と松田監督に勝利を贈る意気込みをみせていた。

スポニチ

▼神戸・松田監督の花道を勝利で飾るぞ きょう柏戦
C大阪が森島なら、神戸は松田監督の花道を飾る。チームは5日、柏戦(6日、ホムスタ)に向け神戸市内で非公開調整を行った。一度は続投要請を受けたものの、今月に入って“内定”を取り消された松田監督にとっては、唐突ながら柏戦がラストゲーム。主将の日本代表FW大久保は「監督には本当に感謝しているし、勝って終わりたいね」と決意を口にした。そのエースにも、独1部・ボルフスブルクからオファーが届いており、この試合が神戸での最終戦となる可能性がある。ただ、クラブ間での交渉は進んでおらず「(柏戦後に移籍か残留かを発表するのは)厳しいやろうね」と長期戦をにおわしていた

スポーツ報知

▼大久保、指揮官へ恩返し惜別弾だ
神戸の日本代表FW大久保が、去りゆく指揮官への恩返しをする。今季限りでの解任が決まった松田監督は、代表定着のきっかけをつくってくれた恩人。5日は、柏戦に向け最終調整。「左サイドをやって、代表で使ってもらえるようになった。あれがなかったら代表もなかったかも。感謝してる」と指揮官の花道を飾る決意を見せた。自身もオファーを受けるヴォルフスブルクへ移籍が決まれば、神戸でのラストマッチとなる。「勝って終わりたいね。(結論は)最終戦は厳しいね」と話した。

▼解任松田監督に職探し約束
今季限りで事実上の解任が決まった神戸・松田浩監督(48)が、6日の今季最終戦・柏戦(ホムスタ)で勝って最後を飾る。5日、神戸での最後の練習となった非公開の最終調整を終え「ホーム最終戦だから勝ちたい。それが、サポーターへの感謝の気持ちになる」と宣言した。
退任が発表された4日には、一度は続投要請をしながら退任を通告したクラブ側の態度に激怒。首脳との会談を望んだが、この日は「柏戦に影響を及ぼすことは避けたい」とし去就問題は封印した。和田昌裕チーム統括本部長は「しこりがないようにしたい。仕事場探しはこちらでもする。できる限りのことはします」と約束した。

サンスポ

▼神戸・大久保、交渉長期化…越年の可能性も
ドイツ1部リーグ、ウォルフスブルクへの移籍を目指す神戸のFW大久保嘉人(26)が5日、神戸市内で非公開練習に参加。交渉が長期化する見通しを語った。
「6日までに? 難しい。(移籍を)迷っていることはないけど、(クラブと)話し合ってないからね」
6日の柏戦(ホムスタ)後にあいさつを予定。移籍なら、ファンに別れを告げるつもりだった。しかし「移籍金10億円を譲らない」神戸に対し、ウ軍からの返事はまだ。和田強化部長も「10日? もうちょっと先になると思う」。ウ軍の提示は神戸の希望額の10分の1と“溝”は深く、越年の可能性もでてきた。

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