神戸新聞(夕刊)
▼神戸 初の5連勝 残留確定 吉田 技あり先制弾
「絶対に点が入るという確信があるし、点を取られそうな気がしない」。大久保主将のこの言葉が、今の神戸の強さを物語る。クラブ史上初のJ1リーグ5連勝。アウェーでも危なげなく、残留争いを続ける東京Vを圧倒した。
前半は、攻めながら得点につながらない嫌な流れだったが、誰も意に介さなかった。
「後は決めるだけ、と焦りはなかった」という吉田が後半18分、確信を現実に変えた。ゴール前へ仕掛けようとした時、相手DFの「縦を切れ」という声にとっさに方針転換。空いたコースへ的確にけり込んだ。
8分後には、途中出場の鈴木が持ち味の豪快なミドルで追加点。選手たちは最後まで、自信たっぷりにピッチ上で躍動した。
この5試合で10点を奪い、失点はわずか1。勢いでは片づけられない、地に足のついた戦いを続けている。数字上、J1残留が確定したが「それが目標だったわけじゃない」(大久保)。今季リーグ戦が残り3試合しかないのが惜しまれるほどだ。
