神戸新聞
▼神戸惨敗、8強逃す ミス連発、覇気なく大量失点
スタンドから物が投げられ、怒号が飛んだ。サポーターの大ブーイングとともに、天皇杯初優勝への挑戦は終わった。神戸はJ2鳥栖にホームでまさかの惨敗。松田監督は「期待を裏切り、申し訳ない」と力なく話した。
日本代表の大久保主将や負傷のボッティ、レアンドロが欠場した。それでも「J1とJ2との差を見せるのが使命」(松田監督)だったはずだが、ふたを開けてみれば、どちらがJ1かわからない試合内容だった。
立ち上がりから自陣右サイドをやすやすと突破され、前半で3失点。相手のプレスにほとんど攻撃の形をつくれず、トラップやクリアで信じられないミスが出た。「頑張る姿勢が相手の方が上」と吉田。得点狙いで前がかりになった後半も2ゴールを許した。
J1リーグ5連勝で臨んだが、逆にタイトルへの険しさを思い知らされた。これで今季公式戦はリーグ3試合を残すだけ。「連勝している気持ちを思い出し、切り替える」と前を向く金南一。終盤の上げ潮ムードに水を差さないことを祈るばかりだ。
デイリー
▼神戸がJ2鳥栖に5失点惨敗
悪夢のような展開だった。J2相手に今季公式戦最多の5失点で大敗。ピッチ上で選手は肩を落とし、松田監督はベンチの前で立ち尽くした。サポーターへのあいさつでは、容赦ないブーイングが降り注いだ。ゲーム主将のMF金南一は「Jリーグで戦ってきて一番悪かった。相手がJ2で、自分もみんなも気持ちに緩みがあった」と唇をかんだ。
試合後、怒りの収まらない約50人のサポーターは、チームバスの出入り口を封鎖。「松田出てこい!!」などの怒号が飛び、関係者や警備員約20人が対応に追われた。警察も出動し、バスは約1時間動けなかった。代表者4人と松田監督らが約45分間協議する事態となり、完全に騒ぎが収まったのは試合終了後3時間が過ぎたころだった。
FW大久保がW杯最終予選で不在。MFボッティは右ひざ痛、FWレアンドロは右太もも裏の張りで欠場した。ただ“飛車角金落ち”布陣とはいえ、J2相手にお粗末なミスも続出した。「痛い目に遭った。連勝でも調子に乗るなってことだと思う。次が大事」とDF内山。初タイトルは夢と消えた。教訓を生かさないと、5連勝中のリーグ戦にも影を落としかねない。
ニッカン
▼完敗神戸にサポ怒!バス出口封鎖
公式戦6連勝だった神戸が、J2の鳥栖に2-5と大敗した。前半1分に先制点を許すと、運動量で勝る鳥栖に圧倒されて守備が崩壊。5年ぶりの8強進出を逃した。
神戸が格下の鳥栖に大量失点で敗れ、サポーターからブーイングを浴びた。日本代表でカタール遠征中のFW大久保、右太もも裏痛のFWレアンドロ、右ひざ痛のMFボッティを除いてほぼベストメンバーだったが、攻め上がった背後を突かれた。松田監督は「リスクを冒して攻めた結果。失点を重ねて平常心をなくした」と精神的な弱さを認めた。試合後は約50人のサポーターがバスの出口を封鎖。機動隊が出動するなど不穏な空気に包まれたが、サポーター代表の4人と松田監督ら現場スタッフが話し合い、騒動は約3時間で収まった。
スポニチ
▼神戸屈辱の5失点…J2相手に大敗喫す
J2相手に屈辱的な敗戦を喫した。前半1分に先制を許して動揺すると、前半だけで3点のビハインドを背負ってしまった。代表の大久保が不在で、レアンドロとボッティもケガで欠場。公式戦6連勝中と堅守を誇るチームも、大黒柱3人を欠いてはチームとして機能しなかった。キャプテンマークを巻いた韓国代表主将の金南一(キム・ナミル)は「弁解の余地のない負け。日本に来て最悪の試合だった」と、うつむいた。
スポーツ報知
▼神戸 まさか大敗にサポーター“怒”
神戸は日本代表FW大久保に故障の外国人コンビなど主力を欠き、J2相手にまさかの大敗。ボールを保持しながら決定機を作れない展開に、松田浩監督(48)は「見に来てくれた方に申し訳なかった」。J2時代の東京V戦(2006年9月30日・国立)以来となる5失点に、サポーター約50人が試合後もスタジアムの外に居座り3時間抗議。後味の悪い試合となった。
サンスポ
▼神戸、J2相手に5失点完敗…8強逃す
神戸は2-5でJ2の鳥栖に大敗した。
4回戦は8得点で大勝した神戸は、J2相手に5失点で完敗。日本代表の大久保、コンディション不良のレアンドロとボッティの欠場が大きく影響したが、キャプテンマークを巻いた金南一は「弁解する余地はない」と厳しい口調だった。
5年ぶりの8強入りを逃した。ベテランの吉田は「相手の方がうちより頑張る姿勢が明らかにあった」と潔く認めた。
