神戸新聞
▼優勢…決められず大敗 神戸9位に後退
優勝を争うチームとの違いを、まざまざと見せつけられた。川崎に0-4と大敗した神戸。松田監督が「2点目を取られるまでずっと支配していたが、点を取れなかった」と悔しがったように、結果を分けたのは決定力の差。今季の課題が凝縮されたような、アウェー最終戦だった。
開始早々、ジュニーニョの個人技に翻弄(ほんろう)されて失点したが、その後は主導権を握った。ハーフタイムに松田監督が「最初の1失点以外は何も問題ない」とイレブンに伝えたほどだ。だが、キーパーと1対1の場面など、再三の決定機に枠をとらえられなかったり、GKに阻まれたり。レアンドロ、大久保、吉田ら攻撃陣は頭を抱え、川崎サポーターの悲鳴は何度も安堵(あんど)のため息に変わった。
「サッカーでは、いい戦い方の時に決めないと、逆に少ないチャンスを決められてしまうんだ」とレアンドロ。後半17分から立て続けに失点し、勝利は遠のいた。
なぜ決められなかったのか。大久保は「まだまだ力が足りない」と話し、松田監督は「相手が強かった」と説明した。この日、目標の5位の可能性が消えた。次は最終戦。ホームで有終の美を飾れるか。
デイリー
▼神戸 7戦ぶり悪夢のような敗戦
悪夢のような敗戦だった。前半3分に川崎FW鄭に先制を許すと、猛反撃もむなしく後半17、20分に連続失点。同21分には、DF北本がこの試合2度目の警告で退場。試合終了間際にも失点し、リーグ戦7試合ぶりの黒星を喫した。右足首痛に耐え、フル出場したFW大久保は「1点返していれば分からなかったけど、そこで入らないのはまだ力がないってこと」と厳しい言葉を並べた。
決定機を生かしきれなかった。前半28分の大久保、MF金南一の連続シュートなど数多くの好機は、優勝を争う川崎の執念の前に阻まれた。DF北本は「川崎は優勝がかかっていて、相当集中していた。僕の退場がすべて。本当に申し訳ない」とうなだれた。この日の敗戦で目標の5位以内はなくなった。松田監督は「この悔しさは最終戦(12月6日柏戦・ホムスタ)で晴らしたい」と必死に気持ちを切り替えた。
▼“大久保残って!”三木谷会長熱望
J1神戸の三木谷会長が移籍問題が浮上したエースFW大久保の残留を熱望した。川崎戦を観戦した同会長は、報道陣から大久保に残ってほしいかと聞かれ「それはそうです」と言葉に力を込めた。ただ、残留交渉については「任せています」と安達社長兼GMら強化担当に一任する方針。揺れるエースの心を気遣い、大久保とは直接話すことなくスタジアムを後にした。
ニッカン
▼神戸4失点大敗で2カ月ぶり黒星
神戸がリーグ戦では2カ月ぶりの黒星を喫した。前半3分にあっさりと先制点を献上。その後は流れを引き戻し、圧倒的に攻めたものの、終盤にカウンターから逆襲され、結果的には4失点の大敗となった。決定的な場面を相手より多く作りながらの敗戦に、松田監督は「非常に残念な結果になった。点が入らないということは、相手が強かったということでしょう。この悔しさを最終戦で晴らしたい」と話した。
無得点に終わった日本代表の大久保も「切り替えるしかないね」と必死に前を向いた。
スポニチ
▼神戸4失点惨敗…大久保は警告恐れて精彩を欠く
リーグ戦7試合ぶりの黒星を喫した。前半は相手を上回る決定機を得ながら、決定機を外すと流れは川崎へ。逆に決定機をことごとく決められてしまった。右足首の痛みをおして出場したMF大久保は、警告をもらえば12月6日の柏戦(ホムスタ)に出場停止となっていただけに、どこかぎこちないプレーに終始。「1点返したらどうなっていたか分からなかった。イエローは相当気にしたよ。最終戦には出たいしね」と振り返った。
スポーツ報知
▼大久保強行も 神戸ワースト4失点
神戸は今季ワーストとなる大量4失点。今季、リーグ4位の失点数だった自慢の守備陣が崩壊した。攻撃陣も13本のシュートを放ちながら無得点。右のすねと足首の負傷を抱えて強行出場した日本代表FW大久保は「(0―1で)1点を返していたら、どうなっていたか分からない。入らないのは力がないということ」と悔しがった。
▼神戸が我那覇獲得へ
神戸が元日本代表FW我那覇和樹(28)=川崎=の獲得に乗り出す可能性が29日、浮上した。関係者によると、神戸が興味を示しており、我那覇も移籍を視野に入れているという。今後、正式オファーを出すことも考えられる。
昨年に続き、神戸が我那覇獲得へ動き出す。神戸のクラブ幹部は、「FWは1人は獲る。高さがあって、動ける選手が欲しい」と話している。ポストプレーが得意な元日本代表ストライカーは補強ポイントと一致。関係者によると、クラブ幹部も「欲しい」と話しているという。
我那覇は今季、3月に負傷したことも影響し、出場機会に恵まれていない。リーグ戦は、14試合に出場して2得点に終わっている。8月に清水からのオファーを断った後は無得点で終わっている。関係者によると、我那覇も出場機会を求め、移籍する意思を固めているという。
サンスポ
▼神戸7試合ぶり黒星、大久保「力が足りない」
神戸は度重なる決定機を生かせず、リーグ戦7試合ぶりの黒星を喫した。松田監督は「最後のところで、相手が踏ん張ったということ」と、決定力不足を嘆くより川崎の守備をたたえた。
テンポよく攻め込んでもゴールには届かず、終盤には北本が退場になって万事休す。大久保は「チャンスを一つでも決めていれば、流れは変えられた。まだまだ力が足りない」と大敗を悔しがった。
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