神戸新聞(夕刊)
▼大久保汚名返上弾狙う ラフプレーの出場停止明けて
サッカーのワールドカップ(W杯)アジア最終予選第2戦のウズベキスタン戦(15日・埼玉スタジアム)を控える日本代表は、新潟市内に集合し、強化合宿を開始。大久保(神戸)が4カ月ぶりの試合出場を目指している。ラフプレーでW杯予選の3試合を棒に振っただけに「チームに貢献できれば」と充電は十分。合宿初日から精力的にピッチを走り回り、汗を流した。
6月7日のW杯アジア3次予選のオマーン戦。酷暑の敵地で相手GKをけって退場となり、国際サッカー連盟(FIFA)から3試合の出場停止処分を科された。「自分が一番悪い」。後悔の念でいっぱいだった。
日本代表は5試合連続でFWの得点がない。最後にゴールを決めたのが、6月2日のオマーン戦での大久保だ。岡田監督は「技術ならうまい選手はたくさんいるが、点を取ることに関しては日本人の中で非凡だし、才能を持っている」とFWで最も信頼を置いている。
9日に東北電力ビッグスワンスタジアムで行われるアラブ首長国連邦(UAE)との国際親善試合では攻撃的MFで出場する可能性もある。
大久保は「神戸でもやっているし問題ない」。言葉通り、合宿では守備ラインの裏への飛び出しの速さが光る。
「できたら、もう退場にならないでほしい」と指揮官。激高しやすい性格が災いし、これまでもピッチ上でトラブルは絶えなかった。大久保は「もうしません」と笑顔で誓った。
