デイリー
▼神戸・古賀が完全合流 23日に試合復帰
J1神戸・MF古賀誠史(29)が16日、神戸・いぶきの杜競技場での全体練習に完全合流した。左ふくらはぎ肉離れで戦列を離れてから約3カ月半。松田浩監督はすでに合流しているDF茂木とともに、古賀の試合復帰を「そこ(来月)までかからない。今度の試合の次くらいで」と早ければ23日の新潟戦(東北電)になると明かした。
11対11のミニゲームでは、控え組の左MFでプレー。積極的なドリブル突破を披露した古賀は「狭い地域のプレーなら問題ない。あとは紅白戦とか、広いコートで長い距離を走って体力的にどうか」と充実感をにじませた。
松田監督は「スタミナはまだだけど、足のほうはいいみたいだね。誠史がいれば(大久保)嘉人が右(MF)に回って、誠史のクロスに逆サイドから入ることもできるから」とエースの起用法が広がることも期待。“伝家の宝刀”左クロスが帰ってくる日は近い。
ニッカン
▼神戸来季大型補強に横浜中沢リストアップ
神戸が今オフに大型補強に乗り出す。来季の新戦力として日本代表の横浜DF中沢佑二(30)をリストアップしていることが16日、分かった。Jリーグ関係者によると、30代の選手としては異例の2年以上の複数年契約など破格の条件を用意するという。12月6日の最終節終了後にも、本格的に獲得に動く方針だ。また、J2のC大阪が来季のJ1昇格を逃した場合、MF香川真司(19)の獲得も検討。目標のアジア・チャンピオンズリーグ出場へ、代表クラスの補強を目指す。
神戸が、来季の補強の目玉として横浜DF中沢をリストアップした。安達社長は6日に行われたサポーターズミーティングで「神戸に行きたいと希望を持っている日本代表クラスの選手が3人くらいいる」と、来季の大型補強をほのめかしている。その筆頭候補が、日本代表の中心選手でもある中沢だった。Jリーグ関係者も「そういう(中沢獲得の)話は、実際にあるようです」と明かした。
クラブ側は、来年2月で31歳になる選手としては異例の複数年契約を検討し、リーグ最終節終了後にも本格的に獲得に乗り出す方向だ。神戸は若い選手が多く、精神的支柱としてチームをまとめる能力を高く評価。中沢の今季推定年俸は9000万円だが、条件面でも破格のものになる可能性が高い。
クラブは10年のACL出場を目標に掲げている。今季はまだ天皇杯を残してはいるものの、リーグ戦は12位に低迷、出場権獲得は厳しい状況だ。前線には代表のエース格にまで成長した大久保を擁し、今後は中盤、最終ラインと代表クラスの即戦力選手の獲得を進め、一気に強豪へと成長することが狙いでもある。
昨オフは、G大阪MF家長(現大分)広島DF駒野(現磐田)の日本代表選手2人にオファーを出しながら、他クラブに奪われた経緯がある。そのため、今季は早い時期から来季編成を検討。チームの総意として「中沢取り」を最大のテーマとし、移籍市場が開く年末にかけて時間をかけて補強を進めていく考えだ。
▼神戸は香川も候補!C大阪昇格逃せば動く
日本代表の横浜DF中沢佑二(30)をリストアップしている神戸が獲得を目指す「3人の日本代表選手」のもう1人は、C大阪の19歳MF香川真司だ。地元神戸の出身であることもリストアップした大きな要因。Jリーグ関係者は「神戸が香川に興味を持っていることは事実。C大阪が来季もJ2なら(獲得に)動くでしょう」と話した。C大阪が今季J1昇格を逃した場合のみ、正式に獲得に乗り出す方針だ。
香川は今季、A代表に初めて選出され、北京五輪にも出場した。前日15日には日本代表の岡田監督がJ2の岐阜-C大阪を直接視察するほど、将来を期待されている。同監督は来年6月まで続くW杯最終予選、10年W杯南アフリカ大会も見据え、J2が主戦場の香川の試合感覚を問題視。現在J2で4位のC大阪が来季もJ2なら、香川の移籍は確実とされている。
C大阪側もJ1復帰を逃せば、香川の引き留めは難しいと考えている。関係者は「彼は日本の宝。『(今季)J1に上がれなかったから、来年もJ2で』とは言えない」。神戸には香川が慕う大久保もおり、獲得に乗り出せば移籍交渉はスムーズに進む可能性が高い。中沢&香川のダブル取りで、神戸が一気に戦力アップする。
