神戸新聞
▼神戸 敵地で初星 後半、栗原が千金ヘッド
ついにアウェーの壁を打ち破った。神戸が勝ち点で並ぶ清水に粘り勝ち、今季4分け3敗だった敵地で初白星を挙げた。
ドローが多い戦いぶりに「本当に大事なのはメンタル」と語る松田監督。だが、この日は気迫が違った。
得意のカウンターをとってみても、引いたディフェンスラインから前線へロングボールを預けるだけではなかった。ボランチや両サイドバックが機を見て果敢に攻撃参加。失点を恐れるあまり、下がりすぎて攻め手を失う消極性は影を潜めた。
後半に防戦一方となっても、辛抱強く耐え続けた。勝利への執念が実ったのは後半42分。敵陣で相手DFを追い回した岸田がコーナーキックを獲得し、栗原のヘディングシュートを生んだ。
「チームが一つになって最後まで切れずに、苦しいゲームで勝てたことは本当に大きい」と栗原。指揮官も「しのぐところでしのぎ、最後のチャンスを生かした最高の結果」と手放しで喜んだ。依然として混戦が続くリーグ戦。逆境をはね返した経験は大きい。
デイリー
▼神戸、敵地で今季初星…栗原が千金弾
いぶし銀の輝きが、今季リーグ戦のアウェー初勝利を彩った。試合終了のホイッスルとともに、抱き合った神戸イレブン。その中心には、勝利を決定づける一撃を沈めたチーム最年長MF栗原がいた。「我慢強く、辛抱しながらの戦いだった。DFがブロックを作って守りきったから最後の場面があった」。ベテランの充実の表情が、この一戦の勝利の価値を物語っていた。
歓喜の瞬間は後半42分に訪れた。MF田中の絶好の左CKに、ノーマークの栗原が飛び込んだ。「ここしかないと思っていた。少しマークが緩んでいたから準備はしていた。前で大きい(北本、小林)2人が飛び込んでくれたし、枠の中に飛ばそうと思った」。ゴール右隅への貴重な決勝弾。松田監督も「経験のある選手ならではの仕事をしてくれた。言うことはない」と褒めちぎった。
ただ、試合内容では完敗だった。清水に中盤を支配され、FW大久保、FWレアンドロに全くパスが入らなかった。シュート数は神戸の7本に対して清水は16本。大久保も「前で落ち着いてボールを出すのが、オレしかおらんかったから」と分析するほど。防戦一方の展開で勝利できたのは、2試合連続完封したGK徳重らチーム全員の守りがあったからだ。
大久保は「内容的には全然やったけど、チームとしてはいい勝ち方だった」と前を向いた。殊勲の栗原は「今後は勝ちながら悪いところを修正して上位で戦いたい」と気を引き締めた。劇的な敵地初勝利にも油断や慢心はない。連勝で波に乗った神戸が、一気に7月攻勢をかける。
ニッカン
▼神戸の35歳MF栗原が千金決勝弾
神戸が、35歳のベテランMF栗原圭介の決勝弾で2連勝を飾った。引き分け濃厚の後半42分。MF田中のCKをドンピシャで頭で合わせた。清水にボールを支配され、完全に主導権を握られたが、劇的に白星をつかんだ。栗原は「(ボールが)来るかなと思って準備はしていた。チームとして良くやった結果です」と胸を張った。
日本代表のFW大久保嘉人は、ボールが回って来ずに3試合連続で無得点に終わり「しょうがないでしょ。チームが勝ったんだから、今日はそれでいい」と話していた。
スポニチ
▼神戸・今季アウェーで初勝利!栗原が決勝ゴール
熱帯夜の消耗戦にピリオドを打ったのはベテランのきゅう覚だった。両チーム無得点で迎えた後半42分、MF田中の左CKを、フリーで飛び込んだMF栗原がヘディングで沈めて試合を決めた。
「少しずつマークがゆるくなっていたし、来るかなと準備していた。取るならここかな、とは思っていました」。フル出場の35歳は笑顔で振り返る。FW大久保も時にはDFラインまで戻り、2試合連続の1-0勝利に貢献した。「守って守ってだけど、すごいいい勝ち方」と手応えを口にした。
ただ、エースが下がって守備に追われているという事実が、いまのチーム状態を物語っている。ボッティが腰痛を抱え万全ではないため、本来の得点源がパスの出し手に回らざるをえない。今季アウェー初勝利に浮かれることなく、4日後の横浜M戦に臨む。
スポーツ報知
▼神戸、アウェー初勝利
神戸がリーグ今季初のアウェー勝利で連勝。暫定10位に浮上した。序盤から清水の猛攻にあいながら、GK徳重の好セーブなどでしのぎ続け、後半42分に、CKからMF栗原が会心の決勝ヘッド。起死回生の一撃に「取るならここだと思ってた」とチーム最年長はほおを緩めた。
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