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quarta-feira, 25 de junho de 2008

デイリー

▼お国のためなら…神戸 大久保不在を覚悟
J1神戸の松田浩監督(47)は24日、神戸市のいぶきの森練習場でオーバーエージ(OA)枠での北京五輪招集が有力視されるFW大久保嘉人主将(26)について触れ、エース不在の状況を覚悟していることを明かした。後半戦の巻き返しに向け、チーム全員で戦い抜く考えだ。

松田監督が厳しい表情で胸の内を明かした。現在、大久保が北京五輪のOA(24歳以上)枠の最有力候補に挙がっており、招集されれば7月下旬の合宿から最長でリーグ戦4試合の欠場となる。「嘉人がOAで呼ばれるなら、(吉田)孝行や馬場、松橋、須藤、岸田ら今いる選手でやっていくしかない」。エース不在でも戦い抜く決意を示した。
大久保が抜ければ、現在13位で今季5位以内を目指す神戸が、苦しい戦いを強いられるのは必至だ。松田監督も「嘉人がいてもらうに越したことはない」と話したが、五輪代表招集はクラブだけの問題ではないことも理解している。協会やクラブ、本人らの話し合いにゆだねる方針で、あえて大久保不在の“最悪のケース”も想定し、後半戦への準備を整える構えだ。
指揮官の決意には裏付けがある。16日からの約1週間の韓国合宿では、組織的な守備やボール支配率を高める練習を徹底した。「いい遠征だった。監督、コーチと選手間での意思統一も図れた」と収穫を強調。中断期間にチーム力を底上げし、後半戦にいい形で臨める手応えはつかんだ。
この日、練習に参加した大久保は五輪OA枠について語らなかったが、これまで何度も「選ばれたら出たい気持ちはある」と出場を熱望してきた。招集されればリーグ戦、A代表を含め3つのカテゴリーによる超過密日程が想定され、2月に手術した右ひざへの影響も心配される。それでも、「ヒザはもう全く問題ない」と強気に話した。日本のエースが五輪代表に選出されるのか否か、早ければ30日に結論は出る。

▼譲れん!反町監督 大久保に“ラブコール”
U-23日本代表の反町康治監督(44)が24日、都内で大久保へ“ラブコール”を送った。
8月7日に初戦を迎える北京五輪本番へ向け、反町監督は30日にもメンバーを発表し、来月7日から行う3日間の国内合宿で初めてOA選手を合流させる意向を示している。OA問題で具体的言及を避けてきた指揮官が「神戸?一切ノータッチ。協会に任せてある」と、大久保の招集について初めて言及した。
1月にJの強化担当者責任会議、2月は監督会議で拘束期間などを説明してきた。「4月には(OA候補23選手の)名前まで挙げさせてもらった」と話す。神戸にとってエースがいなくなるのは痛いが、40年ぶりのメダル奪取のため大久保の招集は譲れない。
本人の五輪への熱意を承知しており「明らかにやる気のあるやつがいい。(OA選手が)入った時に温度差が生まれるのはごめんだ。熱い試合になる。最後の1分にそういうところが出てくるぞ」と話した。大久保への形を変えた“ラブコール”だった。

ニッカン

▼反町監督OA枠で大久保の招集正式決定
8月の北京五輪に出場するU-23(23歳以下)日本代表・反町康治監督(44)が24日、年齢制限外のオーバーエージ(OA)枠で、日本代表FW大久保嘉人(26=神戸)の招集を正式に決めた。クラブ側が過密日程と右ひざ痛再発を懸念し、選出拒否の姿勢を打ち出していたが、大久保本人の五輪出場への強い意欲と実力を評価。日本協会側も神戸へ協力を要請した。これで、G大阪MF遠藤とともにOAの2枠が確定。30日発表の代表候補合宿(7月7日~9日)で初招集する。
世界舞台で結果を出すために、信念を貫いた。五輪イヤーを迎えてから、OAの有力候補として考えていた大久保。神戸側が招集に難色を示しても、得点力アップが最優先課題の現状を踏まえ、譲歩するわけにはいかなかった。この日、都内の日本協会を訪れた反町監督は「オレも(新潟監督を)やっていたから、クラブの事情はよく分かる」としながらも、強い口調で話した。
反町監督 オレが何のために、2月のJリーグ監督会議や強化担当者会議に顔を出したのか。選手の具体的な名前まで出して、招集する可能性があると伝えてきた。起こり得るすべてのことをやった。
チーム発足から約2年、ベスト布陣を組めなくても、クラブのリーグ日程や選手のコンディションに配慮しながら招集を繰り返してきた。W杯予選に臨むA代表にも配慮し、OA選手についてはすべて水面下で交渉を重ねてきた。1次リーグ敗退に終わった04年アテネ五輪の悔しさを胸に「北京五輪に出たい」と強く希望する大久保本人の意向も直接確認していただけに「オレは一切(神戸の反対意見には)ノータッチ」と押し切った。
23日までにスタッフ会議などを通して、遠藤と大久保のOA枠での招集を決めた。W杯3次予選で退場処分となった大久保の出場停止はあと1試合残っているが、五輪には適用されないことも確認済み。これを受け、協会もクラブ側へ協力を再要請した。田嶋専務理事が「Jリーグ期間中の五輪への協力は以前からお願いしてきたこと。招集に関しては今更覆らないし、強制力がある」と話せば、小野技術委員長は「近日中に発表するし、神戸側とも発表の段取りやタイミングを話し合っている」と明かした。
30日には、五輪代表候補合宿メンバー20数人(本大会は18人)を発表予定。反町監督は「(合宿に)OAを呼ぶ可能性については、以前から話している通り」と話し、大久保や遠藤にも参加してもらうつもりだ。

▼神戸松田監督「いるメンバーでやるしか」
24日も神戸側は沈黙を貫いた。大久保招集拒否の方針を固めていた和田強化部長は「何も言えない。(安達)社長に聞いて」とだけ言い残した。代表と五輪代表に関してはクラブ側が基本的には拒否できないという暗黙のルールがあり、現在13位と低迷する神戸としても協会の決断を受け入れるしか道はなくなった。
代表反町監督の招集決断で、神戸は方向転換を迫られる。大久保が招集されれば、最大リーグ4試合欠場となる。松田監督は「まだ何も聞いていない」と前置きしながら「いるメンバーでやるしかない。(大久保が)いた方がいいが、吉田、馬場、松橋、須藤、岸田と他にもFWがいる」と控え選手の底上げに期待した。

▼神戸松橋古巣大分戦へ「ブーイングして」
神戸は24日、大分戦(29日、九石ド)に向けて神戸・いぶきの森で練習を再開した。22日に韓国遠征から帰国し、この日はフィジカル中心のメニューを約90分こなした。松田浩監督は「オーガナイズディフェンスの組み立て方の精度を上げていきたい」と説明。FW松橋章太は「古巣相手に負けたくない。大分のサポーターにはブーイングしてほしい。ブーイングされないと何か寂しいから」と冗談交じりに話していた。

スポニチ

▼五輪U-23反町ジャパンOA枠で大久保どうしても!
8月の北京五輪に出場するU-23日本代表の反町康治監督(44)が25日、本大会で3人まで起用可能なオーバーエージ(OA)候補のFW大久保嘉人(26=神戸)と再交渉していることを明かした。2月に手術した右ひざへの影響を理由にクラブ側が難色を示し、1度は招集を断られたが、再アタック。得点力不足解消の切り札を招集するため、粘り強く交渉を続けていく。

あきらめ切れなかった。1度振られた“恋人”に、反町監督は再びラブコールを送っていた。OAについて「神戸だけじゃなく、他のクラブとも交渉している」と大久保の招集に向けて水面下で神戸と交渉していることを暗に認め「クラブの事情もよく分かるけど…」と粘り強く話し合いを続ける方針を示唆した。
指揮官は12日のカメルーン戦後にOAの招集を初めて示唆。得点力不足解消の切り札として、大久保の招集を神戸側に打診した。だが、2月に手術した右ひざへの影響を理由に神戸側が難色を示して、五輪出場に前向きだった大久保を説得。今月中旬に日本協会に辞退を申し入れていた。
反町監督は「出場意欲のない選手は基本的には呼ばない。23歳以下の選手との温度差があるから」と説明したが、大久保の辞退はクラブの意思が反映されたもので、再アタックの価値があると判断。7月7~9日の強化合宿からOAを招集する方針で、合宿メンバーが発表される30日をメドに結論を出したい意向だが、最悪の場合は最終決定が7月にずれ込む可能性もある。
神戸幹部は「(大久保を)出すのは厳しいと伝えてある」と話すが、日本協会幹部は「北京五輪でOAを招集する可能性があるということは、シーズン前にクラブに確認して了承されている。招集には強制力がある」と強行招集も辞さない構え。反町監督は「オレの範ちゅうを超えている。ノータッチ」と交渉を見守るしかない状況だ。40年ぶりのメダル獲得を目指す青年監督の恋は成就するのか“ラブゲーム”の結末に注目が集まる。

▼本人は右ヒザOK
反町監督がOA枠招集の再交渉を示唆した大久保はこの日、29日の大分戦(九石ドーム)へ向け練習を再開したチームとともに、神戸市のいぶきの森球技場で約2時間、フィジカル中心のメニューをこなした。FWレアンドロとの2トップで臨むリーグ再開初戦を「楽しみですね」と心待ちにし、2月に手術した右ひざに関しても「全然、大丈夫ですよ。全く問題ない」と不安のないことを強調した。
神戸・松田監督は、大久保のOA枠招集に関して「全然ないですね」と進展状況を把握していないことを明かした。その上でたとえ一転、選出されることになっても不安のないことを強調。「嘉人がOAに選ばれたとしても、孝行(吉田)だったり、馬場もいるし」と、充実してきた“ポスト大久保”争いに期待を寄せていた。

サンスポ

▼大久保、自らの“去就”にニヤリ
エース不在でも準備万端だ。16日から22日までの韓国合宿を終えたJ1神戸が24日、神戸市内で29日の大分戦(九石ド)にむけて練習を再開した。松田浩監督(47)はFW大久保嘉人(26)がOA(オーバーエージ)枠で北京五輪代表に招集された場合に備え、“ポスト大久保”に5人を指名、スクランブル体制を敷く構えだ。
自らの“去就”について大久保は「何か話題でもあるんですか?」とニヤリ。「移動ばっかだけど体は全然問題ない」とミニゲームなどで汗を流した。和田チーム統括本部長は「OAのことは話せません」。松田監督も「(OAの)話は全然聞いていない」と話したが合宿中にMF吉田を2トップの一角でテストするなど“有事”に備えている。「いてもらうことにこしたことはないがOAで抜けてもMF馬場に吉田、FW松橋、FW須藤も、FW岸田もいるからね」と13位からの巻き返しを狙う指揮官は覚悟を決めている。

10:00 AM in ニュース'08 |