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2008/05/19

神戸新聞

▼神戸 ため息ドロー 大久保「積極性を」
決勝点がいつ生まれてもおかしくなかった。それでも、後半に見せた神戸の波状攻撃は、試合終了とともにサポーターのため息へと変わった。
守備の意識が高い新潟に対し、神戸は豊富な運動量でペースをつかんだ。前半31分に大久保主将がゴール前の密集を仕留めて先制。10分後に同点とされるが、大久保とレアンドロの2トップが見せた個人技や巧みな配球が、得意のカウンターに厚みを加えた。だが、金南一のミドルがわずかに枠を外れ、古賀のシュートもバーを直撃するなど、一歩及ばなかった。
今季7試合目のドロー。この数字はリーグでも突出している。けが人が続出した中で、リーグ最少タイの3敗はチームの成長を裏付けている。だが、勝ち点が伸びない。
勝ちに結びつかない理由を、大久保はこう言った。「うちはカウンターで点を取るチーム。もっと積極性を磨かないと。前線を厚くしても下がってしまうことがある」
ワールドカップ予選でリーグ戦は約1カ月半の中断期間に入る。「勝てたのに引き分けたのか、負けそうなのを引き分けたのかを反省したい」と榎本。浮上のための自信も課題も、積み上がった引き分けに潜んでいる。

▼神戸のボッティが負傷交代
J1神戸のMFボッティが、18日の新潟戦の後半開始直後、ゴール前のこぼれ球に走り込んだ際、相手DFと交錯し、負傷交代した。右足ねんざの疑いがあり、19日に病院で検査を受ける予定。

▼神戸と新潟 思い四川へ 大地震で募金活動
中国・四川大地震の発生を受け、J1の神戸と新潟のサポーターらが18日、両チームが試合を行うホームズスタジアム神戸で、被災地支援の義援金を募った。
大災害を経験した神戸と新潟を本拠地とすることもあり、サポーターの有志が、神戸選手会主催の募金活動に協力。初夏を思わせる暑さの下、試合前にスタジアム入場門付近で懸命に寄付を呼びかけた。
参加した神戸の私設応援団「バイキング神戸」副代表の山城和也さん(37)=伊丹市=は「うちらは震災とは切り離せない。一緒に何かしたかった」と語った。新潟のサポーター北村英紀さん(29)=新潟市=は「新潟では仲間がたくさん被災した。地震で苦労した者同士、中国の惨状を見過ごせなかった」と力を込めた。
義援金は16日に神戸・三宮で神戸イレブンが行った募金活動と合わせ、72万5467円が集まった。

デイリー

▼大久保アピール弾!リーグ中断前にきっちり
周囲の心配を一発でかき消した。前半31分。MF古賀と相手との競り合いでこぼれたボールに、FW大久保が瞬時に反応。相手守備陣3人に囲まれながらも、痛めている右足でしっかり踏み込み、左足でゴール右隅に先制弾をたたき込んだ。
「向こうの外国人がパスをくれてフリーになった」。2月に手術し、10日の名古屋戦では試合終了間際に古傷の右ヒザを負傷。日本代表・岡田監督を心配させたが、杞憂だった。この日は4本のシュートを放ち、90分間ピッチ内を走り続けた。
「足は痛くなかったし、(フル出場できて)よかった。違和感はあるけど暖かくなれば問題ない」と大久保。視察した日本代表・大熊コーチも「体もキレていた。点も取ったしね。90分出たし、足も問題ない」と胸をなで下ろした。
しかし、新潟から初の白星を奪えなかっただけに、「もっと全員が積極的にいかないと。カウンター(攻撃)の質を磨いていく必要がある」と大久保。自分が不在となるチームへ主将としてカツを入れるのも忘れない。
20日から始まる名古屋での代表合宿から、W杯アジア3次予選4試合まで1カ月間の死闘が始まる。「点もとれて、(いい形で)いけると思う。本当に大事な試合やから頑張るだけ」。神戸のエースが、日本のエースとしてなりふり構わずゴールを狙っていく。

ニッカン

▼W杯予選へ勢い!4戦ぶり大久保弾
神戸の日本代表FW大久保嘉人(25)が、4試合ぶりゴールでW杯予選に向け勢いをつけた。新潟戦の前半31分、ペナルティーエリア付近でMF古賀からのパスを待ち構えていると、突然、相手選手のクリアミスが足元に転がってきた。DF2人に囲まれながらも、左足で豪快に決めた。「向こうの外国人選手がパスをくれました。(利き足とは逆の)左足だったんで、思い切り打った感じ」と振り返った。
キリン杯、来月のW杯予選と1カ月で6戦を戦う過密日程だが、ベストの状態に仕上がりつつある。試合を視察した日本代表の大熊コーチも「点を決めた時の動きがキレていたね。岡田監督も(テレビで)見ていると思う」と称賛した。

スポニチ

▼神戸・大久保、代表へ不安一掃 先制弾&フル出場
日本代表にも朗報だ。神戸のFW大久保嘉人(25)が18日、新潟戦(ホムスタ)で今季5得点目を決めた。チームはその後に追いつかれ消化不良に終わったものの、自身は好調をキープ。不安視された右ひざの痛みも軽減し、90分間フル出場した。あす20日から始まる日本代表合宿でもエースの座は譲らない。

不安を軽く一蹴した。前半31分、相手ゴール前に走り込んだ大久保の足下に、幸運にもDFのクリアボールがこぼれてきた。左足で軽くトラップすると目の前にいるのはGKだけ。左足から放たれた強烈なシュートが左スミに突き刺さった。
「ゴチャゴチャになったら向こうの外国人がパスしてくれた。思い切り打っただけです」
今季の5ゴール目をさらりと振り返る。前節の名古屋戦(10日、瑞穂)の終了間際、競り合いで着地に失敗し、古傷の右ヒザを強打した。目の前で見ていた日本代表の岡田監督を慌てさせたほどの激しい接触。一時は長期離脱も危ぶまれたほどだ。
しかし、この男のスケールは常識という尺度で測れない。その3日後の練習に平然とした顔で現れ、いきなりフルメニューを消化。「ぶつけたことで逆にひざが曲がるようになった。たまにそういうことがあると医者も言うとった」とウソみたいな回復ぶりで新潟戦に臨み、フル出場でゴールまで挙げてみせた。
これには日本代表の首脳陣もひと安心だ。観戦した日本代表の大熊コーチは「思ったよりも動けていた。テーピングもしていなかった」と安どの表情。岡田監督もTV画面の向こう側で喜んでいたはずだ。
右ひざは完全に治ったわけではない。しかし日本サッカー界の有事に休んでいるわけにはいかない。「痛いままでやっていくしかない。大事な試合なんで頑張ります」と代表合宿へ意欲をみなぎらせた。Jで最も乗っているストライカーが窮地の岡田ジャパンを救う。

スポーツ報知

▼大久保、右ひざ不安なし弾
神戸は日本代表FW大久保嘉人(25)が前半31分に先取点を奪ったが、新潟と1―1で引き分けた。
大久保が、4試合ぶりのゴールで万全をアピールした。前半31分、ゴール前の混戦から、絶妙なポジショニングをとっていた背番号13の前にボールがこぼれた。「ゴチャゴチャしてたし、思い切りけった」DF3人に囲まれながら、左足で今季5点目となる先制弾をたたき込んだ。
10日の名古屋戦(瑞穂陸)で、古傷の右ひざを負傷し途中退場。視察に訪れた代表の岡田武史監督(51)を大慌てさせたが、この日はフル出場。視察した大熊コーチも「体も切れてたし、思ったよりも動けてて良かった」と、ひと安心の様子。20日から始まる代表合宿、キリン杯(24、27日)を経て、W杯アジア3次予選4連戦が待ち受ける。「大事な試合やから、とにかく頑張るだけ」と短い言葉に力を込めていた。

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