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2008/05/22

デイリー

▼岡田JAPANに「MOTトリオ」誕生
サッカー日本代表は21日、名古屋市内でキリン杯コートジボワール戦(24日・豊田)に向けて練習を行った。岡田武史監督(51)はFW大久保嘉人(25)=神戸=を攻撃の軸に据え、FW玉田、MF松井とのトリオで速攻を仕掛ける新攻撃ユニットをテスト。不調のFW高原に代わり、M(松井)O(大久保)T(玉田)トリオが新生岡田ジャパンをけん引する。

魅惑のドリブラーが競演した。岡田監督は前線に残ったFW大久保、玉田、MF松井だけで攻撃を仕掛けるカウンター練習を指示。技術とスピード、アイデアに富む3人は自由自在に相手DFを切り裂いた。速攻ユニット「MOTトリオ」が誕生した。
エース交代だ。岡田監督はこの日の練習でメンバーを固定。1トップ気味の位置には不調のFW高原ではなく大久保を据えた。岡田監督は「コートジボワール戦のメンバーはある程度見えている」と、この日の布陣で臨むことを示唆した。
新エースに指名された大久保は「誰と組んでも大丈夫」と胸をたたく。スピードと個人突破力に優れる大久保は、速攻での存在感抜群。松井、玉田との3人だけで局面を打開する新ユニットは「シンプルにボールを動かし、速く攻める」という新生岡田ジャパンのコンセプトを象徴していた。
今合宿とキリン杯を通して「W杯予選へのベースを作る」と話していた岡田監督。この日の布陣にMF中村俊を加えたメンバーで6月のW杯アジア3次予選に入る可能性は高い。最前線に陣取るのは高原ではなく大久保。新エースが岡田ジャパンの窮地を打開する。

スポニチ

▼大久保&松井「息ピッタリ」岡田ジャパン名古屋合宿
キリンカップに向けて合宿中の岡田ジャパンは21日、名古屋市内で約2時間の練習を行った。攻撃陣の戦術練習では中盤左に松井、右に遠藤のファンタジスタコンビ。FWには大久保と得点力不足解消に豪華な布陣が敷かれた。注目された闘莉王のポジションは本職のセンターバックに入った。

この日の戦術練習で攻撃陣のフォーメーションが明かされた。玉田と大久保の2トップを頂点に、左MFに松井、右MFに遠藤。ボランチには長谷部と今野が入った。時差ボケの残る欧州組2人をいきなり起用した岡田監督は、すべての練習をこの組み合わせで行わせた。
なかでも息のあった連係を見せたのは、大久保-松井のホットラインだ。アテネ五輪世代でも攻撃の中心を担った2人はプライベートでも名コンビ。「おもしろいよ。オレはタイミング分かってるからね」と神戸FWがいえば、「すごくいい。感覚は分かっている」と欧州組のMFも応じた。
サンテチエンヌへの移籍が正式決定したファンタジスタは、岡田監督に左右どちらのポジションがいいかと問われ、「どっちでもいいです」と応じた。この日は左に入ったが、コンビを組む選手によっては臨機応変に応じるつもり。日本のファンの前で、フランス仕込みのテクニックを見せつける。

スポーツ報知

▼大久保が新エース!玉田と2トップ!高原ついに控え組
岡田ジャパンのエースが交代する。サッカー日本代表は21日、愛知県内で合宿2日目を行い、24日のキリン杯・コートジボワール戦に向けた主力組の2トップには、FW大久保嘉人(25)=神戸=と玉田圭司(28)=名古屋=が入り、岡田武史監督(51)就任以来、エースとして期待されていた高原直泰(28)=浦和=が、先発組から外された。また、DF長友佑都(21)=F東京=が左サイドバック(SB)で代表デビューする可能性が高まった。
大久保が、岡田ジャパンの「新エース」として君臨する。この日、行われた6人ひと組での攻撃練習と8対6の実戦形式。最前線には、大久保が固定された。
岡田ジャパン発足当初からエースとして期待され、けがで欠場した3月26日のバーレーン戦を除き、招集された試合は全試合先発した高原が、ついに控え組に追いやられた。岡田監督は「(キリン杯の)第1戦をある程度考えてのことです」と、コートジボワール戦に、大久保と1・5列目に入った玉田の2トップで臨むことを認めた。
今季のリーグ戦で、代表FW勢で最多の5得点を挙げて、実績十分の大久保。昨季から加入した神戸では、ゴールを決めた試合は18戦無敗。代表でも得点を挙げた2試合は、2勝と“不敗神話”が続いている。
10日の名古屋戦(瑞穂陸)で、古傷の右ひざを負傷。大事には至らなかったが、今でも、患部には違和感が残っている。それでも「これ以上悪くなることはない。完ぺきじゃないけど、やるしかない」と、日本のため、悲壮な決意で挑む覚悟だ。同戦を視察した岡田監督が大慌てしたところにも、指揮官の期待の高さがうかがえる。
岡田体制初招集となる欧州組との相性も抜群だ。左サイドでの先発が濃厚なMF松井とは、アテネ五輪のチームメート。普段も、電話で話す仲だけに「タイミングは分かる」と好感触。松井も「話さなくても分かる。連係は問題ない」と言う。実際に、この日の練習でも、好連係を見せた。「誰とやってもいい。みんなうまいし、面白い」と、玉田とのコンビネーションも問題ない。最高の相棒たちと、エース大久保が、不敗神話を継続させる。

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