神戸新聞
▼ナビスコ杯きょう開幕 代役 須藤に期待 きょう敵地で浦和戦
Jリーグのヤマザキナビスコ・カップは20日に開幕する。予選リーグA組の神戸は、昨年のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)を制した浦和と敵地・埼玉スタジアムで対戦。リーグ戦で開幕から2連敗し、オジェック監督が解任されるなど、波に乗れないアジア王者をたたき、初の決勝トーナメント進出に向け弾みをつけたい。
予選リーグはACLに出場する鹿島とG大阪がシードされ、1部(J1)16チームが4組に分かれホームアンドアウエー方式で争う。各組の1位と、2位のうち成績上位の2チームに、シード勢を加えた8チームが準々決勝に進出する。A組には神戸と浦和のほか、名古屋と京都が入った。
浦和戦では、日本代表に招集されたFW大久保主将が抜ける以外、大幅なメンバー変更はない見通し。松田監督は「(リーグのホーム初戦で川崎に快勝した)いい流れをこのまま続けたい。控えの選手にもチャンスを与え、戦力の底上げを図る」と語った。
大久保主将の代役を務める可能性が高いFW須藤は、昨年の同カップ得点王。「自分から動き出してスペースをつくりたい。個々の能力が高いアジア王者を倒せば、自信になる」と大暴れを誓った。
デイリー
▼神戸、ベスト布陣で浦和撃破だ!
J1神戸は19日、ナビスコ杯1次リーグ初戦・浦和戦(20日・埼玉)に向けて神戸市西区のいぶきの森球技場で非公開の最終調整を行った。リーグ2連敗、監督解任と泥沼状態の浦和が相手だが、松田浩監督(47)は「新体制でモチベーションを高く持ってくるはず。現状のベストの布陣で臨む」とキッパリ。アジア王者撃破で、初の予選突破へ弾みをつける。
チームは15日のリーグ戦で、川崎相手に4-1で圧勝するなど絶好調。昨季のナビスコ杯はチーム強化の意味合いが濃かったが、今季は本気でタイトルを狙っている。指揮官は「予選突破したことないからね。まずは決勝トーナメント。当然、タイトルは欲しい」と闘志を燃やした。
▼大久保、闘牛士になる!走り回って活路
サッカー日本代表は19日、UAE・ドバイでの事前合宿で調整。岡田武史監督(51)は、過酷なアウエーでの打倒バーレーンを実現するために「巨漢DFをかく乱しろ」と厳命した。カギを握るFW大久保嘉人(25)は、荒々しいバーレーンDFを闘牛士のように翻ろうし、指揮官の期待に応えるつもりだ。
指揮官のメガネが光った。岡田監督は4日の親善試合カタール-バーレーン戦を弾丸視察するなど徹底的に宿敵を分析。具体的な攻略法を発令した。
中でも、身長170センチと小兵のFW大久保らに向けては「巨漢DFをかく乱しろ」と指令した。3バックのバーレーンは193センチのDFサイド・モハメドをはじめ巨漢ぞろいだ。「190センチ以上の選手の間のスペースを縫っていけるか」と同監督。俊敏性に欠ける相手DFに対して、大久保、玉田らスピードあふれる小兵に走り回らせて活路を開く。
もちろん大久保のイメージも出来上がっている。「(大きい相手に)オレが飛び出すよ。それが自分のプレースタイルやしね」。巨漢の間を、闘牛士さながらにスピード豊かなドリブルで守備網を切り裂く。
ドバイには苦い記憶がある。04年3月のアテネ五輪最終予選UAEラウンドはコンディション不良と判断されて代表落ち。日本で調整を強いられた4年前を思えば、日中は30度近くまで上がる気温や夜半の湿度も「全然いい」と笑う。
2月6日のアジア最終予選タイ戦で、決勝点を決めたことで激しいマークが予想されるが、大久保は「いいんじゃないですか」と不敵だ。右ひざ半月板損傷から復活したストライカーは、打倒バーレーンのカギを握っている。
スポニチ
▼大久保、高原に24時間密着します
24時間密着します-。大久保がハードマークのDFよろしく高原に接近戦を仕掛けている。ドバイでの合宿中、2人は同部屋。合宿初日の昼間は、約12時間の移動の疲れもあり「2人とも寝ていた」(大久保)ものの、今後は色々な会話を通して、よりコミュニケーションを深めていく。
ジーコジャパンで何度かコンビを組んだ経験はあっても、岡田ジャパンではまだ2試合。個々の能力が高い2人だけに、互いの連係が深まれば、1+1が3にも4にもなる。指揮官もその期待を込めて、あえて2人を同部屋にしたのだろう。初日の実戦練習でも、さっそく2トップを組み、大久保はゴールネットを揺らした。高原との連係については「普通にやってますよ」と淡々。指揮官の粋な計らいを力に変え、タイ戦に続く2戦連発ゴールを決める。
サンスポ
▼岡田ジャパンの牛若丸や!大久保「義経」巨漢DF退治せよ
日本代表・W杯アジア3次予選直前合宿(19日、ドバイ)ジャパンの牛若丸や! 岡田武史監督(51)がFW大久保嘉人(25)=神戸=を“弁慶”殺しの“義経”に指名した。長身のバーレーンDF陣を素早い動きで翻弄するのが狙い。伝説に残る五条大橋の決戦よろしく、中東の地で難敵を討つ。
巨漢DFの成敗に、『よしつね』ならぬ『よしと』が見参。岡田監督がバーレーン殺しの主役に、暗にFW大久保を指名した。
「攻撃は、相手の3バックに190センチ以上の大きいのがいるので、スペースを抜けていく(ことが狙いになる)」
最終ラインには1メートル93のDFサイド・モハメドらがいるバーレーン。先のオマーン戦でも1-0完封。そこで有効になるのが、スピードを生かして飛び出す動き。1メートル70と小柄で、素早い動きと裏のスペースを突く動き出しが得意な大久保が、攻略にはもってこいの人材というわけ。
「それ(裏への飛び出し)が自分のプレースタイルなんで。いいんじゃないですか。身長には勝てんしね」
巨体の武蔵坊弁慶を、1メートル50と推定される牛若丸が身軽な動きで翻弄した、京の五条大橋の伝説再現を狙う。
岡田監督が「かなりアフターでもつっこんでくる」と警戒を強める敵の激しいプレーについても「いいんじゃないですか。削られなければ」と冷静だ。
この日は予定されていた午前練習を中止。午後は珍しく、シュート練習も行った岡田ジャパン。現代に蘇った義経が、中東の弁慶をひざまずかせる。
| 固定リンク
