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2008/01/21

頑張れ、木山さん!

 微妙な時期に監督更迭の噂ある微妙なチームから俄かにweb上で流れた「J2水戸」から木山さんへのオファーには少々泡食いましたが、U21の解体による組織の再編成を抱えたクラブの状況や良い意味での向上心をもち選手たちにも向上心を追求させる木山さん自身の性格を考えれば水戸かユースかの選択は自明で、我がユースを離れてくだろうことに殆ど抵抗はありませんでした。
 Jの監督となって、いぶきでほぼ毎日会っていた木山さんが少し遠い人になっちゃったかなと感じないこともありませんでしたが、本日行われたJ2水戸の新体制発表会見内容を見る限り、これから水戸で表現していくサッカーの芯となりうる信念つか哲学は、神戸ユースで取り組んでいた姿勢・信念と何ら変わらない木山さんそのものでした。ベンゲルのアーセナルが好きだという木山さんが、水戸でどう表現し作っていくのかがとても楽しみなところです。また、いぶきで同じ時間を共有した人間の一人として彼の活躍を願うと共に、勝ち負けとは直接関係のない場所からですが少しでも応援できればと思っています。

●木山隆之監督:

「6年ぶりに水戸に帰ってきました。選手を引退して、ちょうど5年になります。新しく指導者を目指して、いつかはこのチームで監督をやりたいと心に決めていました。それがまさかこんなに早い段階で監督をできる機会が来るとは正直思わなかったんですけど、自分にとっても素晴らしいチャンスですし、このチームの中で自分ができることを考えた時に必ず何か役に立てるはずだと思って、監督を引き受けました。

今、部長の方からお話しがあったように、昨年の前田前監督が目指したポゼッションサッカーをベースにチームを少しずつレベルアップさせていきたいと思っています。ただ、いろんな点で変えていかないといけない点は多々あると思います。それはこれからいろんなトレーニングやゲームを通じて、みなさんとお話しができればいいと思っています。現実的に今少しずつそういうことに取り掛かっている最中です。

ただ、僕たちが目指すサッカーというのは昨年前監督がトライしたポゼッションサッカーの上にさらにもっともっとボールも人も動く、その中でゴールを目指すプレーをたくさんできるようなそういうプレーをチーム全体で目指していければと思っております。とにかくスタジアムにたくさん人、サポーターが来てくれる、お客さんが感動できるようなゲームをたくさんしたいと思っています。昨年から残った選手、今年入った新加入の選手、すべて含めて、それが実現できる可能性のある選手がいると僕自身が確信しています。この選手たちとともに1年間ベストを尽くして戦っていきたいと思います。よろしくお願いします」

Q:先ほど、人とボールが動くサッカーという話が出ましたが、サッカーというのはある程度それは当然なことだと思います。その中で木山新監督が目指すサッカーのキーワードがあれば教えてください。
「当然出る質問だと思っていました。今、日本のサッカーがそういう方向に進んでいるのは事実であって、私の中に5つの『C』を大切にキーワードとして考えていこうと思っております。一つは『collaboration』。選手が常に11人が協力し合って守備も攻撃もやっていく。その中で流動的な攻撃ができれば。守備において2つ目の『compact』。常にディフェンスラインを高くして、前線からプレスをかけて、そこでボールを奪って、素早く攻める。もう一つのキーワードが『clever running』。とにかく動き回るだけじゃなくて、適時に賢く全員が連動して空いているスペースに走りこむ。もう一つが運動量を保つ上の『continue』。これは攻撃の時も守備の時も90分間頭も体も動き続ける。最後に一番僕が大事にしたいのは精神面とボールを自信を持って動かしていく、取られることを恐れない『confidence』。この5つをキーワードにして、チーム作りをしていきたいと思っています」

Q:16日からチームを指揮して、あらためて感じたチームの良さというのはどこでしょうか?
「5日間しか経ってませんが、すごく感じたのは選手たちが前向きなことですね。今、ホーリーピッチで練習しているんですが、グラウンドの状態も正直良くないし、自分たちの目指すサッカーをトライしていく中で厳しいコンディションであることは間違いないんです。その中でも少しでも自分たちを高めよう、より高いレベルに行こうという強い意志を選手たちには感じます。すごくそれを前向きにトライしようとしてくれているので、頼もしいと感じていますし、そういう彼らの良さを少しでも引き出してあげたいと思っています」

Q:開幕までの強化のスケジュールを教えてください。
「私たち自身でなく、コーチングスタッフとも計画を話し合いました。一応、2月の2週目のキャンプまでの間を一つの前期と考えて、そこまでに自分たちの目指すサッカーの全体像を選手たちにしっかり伝えていきたいと思っています。その中で伝えるだけじゃなく、細分化して少ないグループの中、さらに細分化して個人に何を求められるか、そこまでしっかり4週間の間に選手たちに落としこんで、しっかりトレーニングをしていきたいと思っています。キャンプも含めたその後の4週に関してはゲームを中心に、実戦を通じて、自分たちのサッカーを少しでも高められるようにコンディションを作っていきたいと思っています」

Q:今シーズン、Jリーグの監督になられていろいろあると思いますが、監督として今シーズンをどんな1年間として位置づけていますか?
「先ほども言いましたが、前田前監督がポゼッションサッカーを掲げてチームのベースを上げようと、いいサッカーをする土台を上げようと努力されたと思っています。私自身もそのトライをした上にさらにいいサッカーをできるようなベースをこの1年で高めていきたいと思っています。正直、J2に上がってから下位に低迷し続けたチームがいきなり昇格争いができるかとういと、それは難しい。じゃあ、自分たちがこれからそういうチームを目指していく中でまず必要なのは攻撃をすることであったり、観客をスタジアムに呼べるようなサッカーをすることだったり、そういう質の高いサッカーをするベースを作っていく。昨年に引き続き、そのベースを作っていく1年にできればいいと思います。その中で1つでも上の順位を目指したいと思います」

Q:具体的な順位の目標は?
「個人的には一ケタです」

Q:今シーズンのスローガン「TOGETHR」。公式発表以外の意味というのもあるのでしょうか?
「クラブ、選手、サポーター、いろんな意味で一緒になるということもあるのですが、私自身が考えている11人で全員で攻守をしていくサッカーをしていく中で1人1人が個人の能力を勝手に発揮するのではなくて、全員が1人のよさを引き出すためにプレーをしていく、逆に犠牲心を払って、チームのためにプレーをしていくという思いを込めて、こういうスローガンにしました。僕が決めました」

以上

【2008シーズン始動!】水戸ホーリーホック:新体制発表会見 木山隆之監督の会見コメント[ J's GOAL ]

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