神戸新聞
▼「まずチームに適応」 神戸入団内定 金が抱負
Jリーグ1部(J1)神戸に来季の入団が内定しているMF金南一(キム・ナミル)(30)が21日、メディカルチェックのために、神戸市西区のいぶきの森球技場を訪れた。
韓国代表主将を経験したベテランは「まずは自分が(チームに)適応すること。それからほかの選手にアドバイスしていきたい」と抱負を語った。
練習施設を見学し、「選手が不自由なくプレーできる環境」と気に入った様子。主将の大久保嘉とは、2003年に日本代表-韓国代表戦で2度対戦したことがあり、「一緒にやれることが楽しみ。期待している」と笑顔を見せた。
▼坪内が期限付きで札幌へ
来季J1に復帰する札幌は21日、神戸からDF坪内秀介(24)を期限付きで獲得したと発表した。契約期間は来年2月から1年。坪内は今季リーグ戦に13試合出場した。坪内は「また戻ってこいと言われるよう、しっかりハードワークをし、成長していきたい」などとコメントした。
デイリー
▼新加入の金南一“神戸のアニキ”になる
来季のJ1神戸入りが内定している韓国代表MF金南一(キム・ナミル)(30)が21日、神戸市西区のいぶきの森球技場に“初登場”した。この日は施設見学とメディカルチェックを行い、近日中に正式契約する。背番号は、今季限りで引退したDFトーメ(35)がつけていた「6」が決定的だ。
神戸に頼れる“アニキ”が誕生する。トーメの魂を背中から引き継ぐ韓国代表主将。偶然にも、阪神のアニキ・金本と背番号も同じだ。金も「まずは早く慣れて、そこから(みんなに)アドバイスしていきたい」とリーダーとしての自覚十分。安達社長も「若手の多いチームの見本になってほしい」と期待した。
今月8日に結婚した“韓国のアヤパン”こと人気No.1女子アナの金宝民(キム・ボミン)さん(29)とともに、新婚旅行先のハワイから来日。現在は新居探しに奔走中だという。
自主トレ中の選手にも積極的に話しかけ、FW近藤岳は「オーラが違うね」とその存在感に舌を巻いた。主将の大久保とは、03年に代表戦で2度対戦経験があり「一緒にやることに期待している」。韓国の闘将が、神戸で“アニキ魂”を発揮する。
ニッカン
▼大久保ハワイ自主トレ、決意のW杯モード
神戸FW大久保嘉人(25)が、決意のハワイ自主トレでW杯予選に臨む。代表に再選出された21日は、完全オフだったが「W杯予選を戦うメンバーに選ばれるよう、全力を尽くして頑張ります」と短い言葉に力を込めた。1月の代表合宿にベストの状態で入るため、年明けにハワイで自主トレを行う。W杯3次予選タイ戦(2月6日)に向け、頭は代表モードに切り替わっている。
今年も国見高の同期の大分FW松橋章とハワイで自主トレを行ったが、家族旅行を兼ねていた。今回は気持ちの入り方が違う。関係者によると、愛息を親族に預け、観光は一切せずに徹底した走り込みをする方針だという。「自分の力でW杯に行くことができたら最高」。代表招集されることだけに満足せず、FW争いに生き残り、W杯予選を戦い抜く決意だ。大久保のW杯への道は、常夏の島から始まる。
▼神戸新加入“韓国の暴れ馬”大久保と共闘
神戸に新加入の韓国代表MF金南一(キム・ナミル=30)が、大久保と共闘する。21日、メディカル検査のため神戸市内の練習場を初訪問。激しい守備が持ち味のボランチは「大久保に会うのが楽しみ。神戸は若い選手が多いしアドバイスしていきたい」。03年12月10日の日韓戦で大久保と対戦し、退場に追いやった経緯がある。安達社長は「昔は警告も多かったみたいやし、大久保と似た者同士や」と苦笑いした。韓国の“暴れ馬”が、神戸に闘争心を植えつける。
▼神戸がG大阪MF家長の年内獲得も
神戸が正式オファーを出しているU-22日本代表のG大阪MF家長昭博(21)の獲得が、早ければ年内に決定する見通しになった。完全移籍での獲得を目指し、既に条件は提示済み。争奪戦になっていた川崎Fが撤退し、神戸入りに一歩前進している。G大阪が天皇杯を戦っていることから、関係者は「(返事は)天皇杯後になる」と明かした。G大阪側も慰留に努めているが、クラブ関係者はこの日「(交渉は)難航している」と話した。神戸は、獲得に乗り出している広島DF駒野、大分FW松橋章にも条件面を提示しており、返答待ちの状況になっている。
▼札幌が神戸DF坪内を期限付き移籍で獲得
コンサドーレ札幌の来季4バックの骨格がほぼ固まった。札幌は21日、神戸DF坪内秀介(24)を来年2月1日から1年間の期限付き移籍で獲得すると発表した。オファーを出していた広島DF吉弘充志(22)とも20日に初交渉し、札幌入りは秒読み段階。来季は新たにDF5選手が加わることになるが、これは96年のクラブ発足時を除けばDFの最多補強人数となる。今季J2を制した札幌の堅守が「第2ステップ」に突入する。
J1残留へ、まずは守備-。札幌がJ2を制した今季以上の堅守を目指して行ってきた戦力補強の顔ぶれが、ほぼ固まった。この日、神戸DF坪内の期限付き移籍での獲得を発表。的確なオーバーラップに定評がある左サイドバックの加入に三上強化部長は「組織だったチームの向上の大きな力になる」と期待を寄せた。
広島DF吉弘とも20日に交渉していたことが判明した。広島が天皇杯を勝ち上がっているため、節目を待って正式発表される予定。吉弘を含めれば、DF陣は5人を新たに補強。来季契約更新が確実の現有戦力4選手と合わせ、計9人になった。
J2を最少失点で勝ち抜いたDF陣とはいえ、J1で戦うためにはレベルアップが必至だった。そのため、クラブ側は今季43試合に出場しDFラインの要だったブルーノ・クアドロスも、費用対効果の面で物足りないとして解雇した。より連係を密に「堅守」を進化させるのはもちろん、J1残留には両サイドバックを中心にしたDF陣の攻撃参加も欠かせないことから「和製4バック」を目指した。
競争原理による底上げにも期待した。今季4バックは西嶋、ブルーノ、曽田、西沢で年間を通して、ほぼ不動だった。三上強化部長は「だれも(レギュラーと)決まっていない。1つのポジションにライバルを置きたかった」と説明。常にレギュラー争いがあることで個々の選手のプレーの質も向上、守りはより強固になる。
▼神戸DF坪内のプレースタイル
コンサドーレ札幌に加入が決まった神戸DF坪内秀介(24)は、積極的なオーバーラップからクロスを供給する左サイドバック。U-18~20まで世代別の日本代表経験があり、02年のアジアユースは5試合に出場し、準優勝に貢献した。
プロ5年目の昨季はチーム最多タイの46試合出場も、今季は13試合出場にとどまり、出場機会を求めていた。攻撃参加できるSB補強に動いていた札幌側の構想に、ピタリはまった格好だ。
坪内はクラブを通じて「勝利のためにハードワークすることが自分自身の成長につながると思う。一生懸命努力し、貢献したい」とのコメントを出した。
