神戸新聞
▼3失点 神戸8強逃す けが人続出で防戦一方
勝負の行方は前半だけで決まってしまった。開始早々に失点、同29分にはボッティが退場。試合の流れを一度も引き寄せることができなかった。
前半2分。魅入られたように神戸イレブンの足が止まり、川崎の森にゴールを許した。「浮き足立っていた立ち上がりに失点し、立ち直るのに時間がかかった」と近藤祐。悪いリズムの中で1人少なくなり、緊張の糸が切れてしまった。簡単に守備網を破られ、鄭大世に2点を献上。後半は粘り強く守っただけに、集中力を欠いた前半の戦い方に悔いが残った。
リーグ最終戦の横浜M戦後にレアンドロが左太ももに違和感を訴え、前日練習で茂木が左ひざの痛みで離脱した。けが人が続出し、松田監督は「リーグ戦を戦い抜いて、いっぱいいっぱいだったのかもしれない。川崎とのチーム体力の差を感じた」。満身創痍(そうい)の神戸に、難敵に立ち向かう力は残っていなかった。
この日先発したトーメは引退し、途中出場したガブリエルは退団が決まっている。「移籍する人や辞める人がいるのに、最後の試合になったのが残念」と大久保嘉。シーズン最後に経験した苦い思いは、来季の糧にするしかない。
▼木山氏が水戸の監督に就任
J1神戸は8日、ユース監督の木山隆之氏(35)が来季からJ2水戸の監督に就任すると発表した。伊丹市出身の木山氏は2005年から神戸ユースの監督を務めた。来年1月にJリーグの監督を務めるために必要なS級ライセンスを取得する見込み。「育成という仕事を通し、サッカーの奥深さが分かりました。これまでの経験を生かして頑張っていきたい」とコメントした。
デイリー
▼神戸完敗で今季終戦…大久保は唇かむ
神戸の今季は完敗で幕を閉じた。前半2分に先制されると、攻守の要MFボッティが27分、29分と立て続けに2枚の警告を受けて退場処分。流れは一気に川崎に傾き、0-3の完封負け。FW大久保は「(今季で)移籍する人とかやめる人がいた。最後の試合になってしまって残念」と唇をかんだ。
全員でクラブ初タイトルを誓って臨んだ大会だった。勝てば03年以来、クラブ2度目の8強進出。早い時間帯から数的不利を強いられながら最後まであきらめずに戦ったが、ホームで見せ場なく終わってしまった。
松田監督は「川崎とはチームとしての体力差を感じた」と冷静に足元を見つめた。07年最終戦の完敗を糧にし、08年はリーグ5位以上への飛躍を目指す。
ニッカン
▼神戸不可解判定から自滅で敗退
神戸は審判の判定にほんろうされ、自滅で4年ぶりの8強を逃した。前半2分に先制を許すと、同29分にMFボッティが2度目の警告で退場。そこから崩れ、川崎Fに0-3で敗退した。前半5分に相手DFにユニホームを引っ張られながらPKを与えられなかったFW大久保は「(判定の)基準が分からない。これで今年最後の試合になってしまって面白くなかった。せっかくホームで気合が入っていたのに」と納得いかぬ表情。後味の悪さを残して今季の公式戦が終わった。
スポニチ
▼神戸完敗…ボッティの”不可解”退場でリズム崩す
開始2分に相手のミドルシュートで失点し、前半29分にはMFボッティが警告2枚で退場。サイドを突かれていいようにボールを回され、完全にリズムが狂って完敗した。ラフプレーをめぐって審判に詰め寄るなど荒れた内容に、主将のFW大久保は「(審判の)基準が分からない。面白くなかった」と渋面をつくった。
