神戸新聞
▼茂木 執念のゴール 移籍後初、「あきらめず戦った」
後半ロスタイム。神戸は自陣からのFKをつなぎ、茂木が同点ゴール。サポーターが失意に静まる敵地でイレブンは歓喜の輪をつくった。昨季加入した茂木の移籍後初ゴールは、逆転優勝を狙うG大阪に引導を渡し、神戸を9位に押し上げた。
「力の差があった」と松田監督が話すように、シュートは前後半で3本のみ。守備陣は14本のシュートを浴びて1失点。前節まで10試合連続得点した攻撃陣は動きが乏しく、パスミスもあって活路を見いだせなかった。
後半36分の選手交代で3トップに変更、その一角に茂木が入った。FKをトーメがシジクレイに競り勝ち、頭でつないだ球は大久保嘉へ。大久保嘉は「反転して打とうかなと思った」が、右サイドから走り込む茂木が見えた。パスを受けた茂木は、冷静に、そして丁寧に左足でけり込んだ。
元来FWの茂木は、今季DFにコンバートされた。「悩んだこともあった」が、前線を信頼し、守備に専心してきた。そして、与えられた役割をこなす心意気が生きた。「あきらめずに戦った結果」と胸を張った。
次戦はホームで迎える最終節。勝てば得失点差で有利な神戸の過去最高の9位以内が決まる。
デイリー
▼神戸・茂木が劇的強烈引導弾の大仕事
劇的に茂木が神戸移籍後初ゴールを決めた。後半ロスタイム。GK榎本のFKをDFトーメが頭でつなぎ、FW大久保が落としたボールに反応。左足の強烈なシュートは、G大阪に引導を渡す一撃となった。
「うれしかった。久しぶりですね。みんながあきらめずにやった結果だと思う」。広島時代の05年5月1日の新潟戦以来、63試合ぶりのゴール。神戸サポーターからは「モギヒロト」の大合唱が鳴りやまなかった。
昨季は主にFWで37試合に出場するも無得点。今季はDFへのコンバートを志願した。「悩んだときもあったが試合に出たかった。チャンスのあるところで勝負したかった」。2年越しの思いが詰まったゴール。表情には充実感がにじんでいた。
ニッカン
▼神戸茂木が劇弾!2年6カ月ぶり
神戸が、同じ関西勢の息の根を止めた。時計は後半48分をすぎていた。自陣からのFKをゴール前へ蹴り込み、トーメ-大久保とつないで最後は茂木へ。DFから前線にポジションを変えていた背番号11が、左足で豪快な同点弾を決めた。G大阪の優勝を消滅させる一撃。だが茂木は「はあ、そうなんですか…」と状況を把握していなかった。
苦労人の2年6カ月ぶりのゴールだ。広島時代の05年5月1日新潟戦以来の得点に「うれしかったです。(得点が取れなくて)深く悩んだりもしましたから」と笑った。J2の昨季はFWとして37試合に出場したが無得点。自信を失いかけた時もあったが「とにかく試合に出たかった」と今季開幕前にDFにコンバートされて新境地を開拓した。努力家の待望の一発に、涙を流すチーム関係者もいた。G大阪との力の差はあったが松田監督は「勝ち点に値する90分」と絶賛。執念の同点劇だった。
スポニチ
▼神戸・茂木劇的!移籍後初のゴールに「にっこり」
スタンドの空気を一瞬にして凍り付かせた。後半も49分を過ぎた神戸の最後のプレーだ。GK榎本から始まったFKをトーメが頭で落とし、拾った大久保嘉がラストパス。飛び込んだのがDF登録の茂木だった。左足で放ったシュートは、G大阪の夢を打ち砕く同点ゴール。「みんな最後まであきらめずに必死だった。その結果だと思います」。移籍初ゴールにはにかんだ笑顔を見せた。
チームとしての成長を感じさせた。前半戦でガンバと対戦した5月3日は、2-2ながらも1人少ない相手に主導権を握られ、試合後は完敗ムードが漂った。しかしこの日は最後まで力勝負を挑んでのドロー。「勝てば9位になるので、最後を勝って終わりたい」と大久保も手応えを口にする。空気が読めないと言われようが、ヴィッセルには関係ない。目標に向けてラストゲームを戦うのみだ。
スポーツ報知
▼茂木が千金弾
神戸は情け容赦ない一発で、G大阪に引導を渡した。立役者はDF茂木だ。1―1の後半ロスタイム。FKのこぼれ球に左足で反応し、執念で今季初ゴールを決めた。「苦しかったけど、みんなあきらめずにやった結果です」試合後にはG大阪のDF実好が引退を表明。長年Jを支えた功労者に、神戸サポーターも惜しみないコールを送っていた。
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