デイリー
▼神戸・トーメ引退 最終戦でセレモニー
J1神戸のDFエメルソン・トーメ(35)が今季限りで現役を引退することが28日、分かった。クラブ側はJ1復帰の功労者に対して、12月1日の今季最終戦(ホムスタ)の横浜Mとの試合後に、引退セレモニーを行うことを決定した。「The Wall(壁)」と恐れられた男が、16年の現役生活に別れを告げる。
神戸の背番号6が、ユニホームを脱ぐ決断をした。06年に当時J2の神戸に加入。31試合に出場して、1年でのJ1復帰に大きく貢献した。ただ、今季は昨季末の右足第五中足骨骨折の影響で開幕に大きく出遅れ。北本、河本ら若いDF陣の成長もあり、8試合(33節終了時)の出場にとどまっていた。
クラブは、チーム最年長選手として常に若い選手の見本になってきたトーメに敬意を表して、12月1日の最終戦・横浜M戦(ホムスタ)の試合後に外国人選手としては異例の引退式を行うことを決定。サポーターの声援で温かく送り出すことになった。
引退後は、母国・ブラジルなどで指導者や代理人としてサッカーとかかわっていく予定。トーメ自身、神戸への愛着は強く「ヴィッセルとはこれでお別れではない」と話しており、代理人やアドバイザーとして日本と海外の懸け橋になる可能性もある。敵からは「壁」と恐れられ、サポーターからは明るいキャラクターで「エモ」の愛称で親しまれたナイスガイが、第2の人生をスタートさせる。
