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2007/08/19

神戸新聞

▼大久保嘉が代表復帰 サッカー追加招集
日本サッカー協会は18日、国際親善試合のキリン・チャレンジカップ、カメルーン戦(22日・九州石油ドーム)に臨む日本代表の追加招集6選手を発表し、オシム監督就任後初めてMF大久保嘉(神戸)が代表入りした。メンバーは計18人となった。
7月のアジア・カップでは呼ばれなかったMF山瀬功(横浜M)FW高松(大分)前田(磐田)田中達(浦和)の4人が復帰したほか、アジア杯代表FW佐藤(広島)も入った。FWの巻(千葉)矢野(新潟)は漏れた。
オシム監督は14日の発表で、GK川口(磐田)DF闘莉王(浦和)ら主に守備的なポジションの12選手だけを選んでいた。MF中村俊(セルティック)ら欧州組は外れ、9月初旬のオーストリア遠征で合流する見通し。

デイリー

▼大久保が約1年10カ月ぶり代表復帰
待ち焦がれた瞬間がついに訪れた。夜、19日・新潟戦(神戸ユ)に備え、家族と自宅で休養していた大久保の携帯が鳴った。チーム関係者からの吉報。神戸のエースが、05年10月12日のウクライナ戦以来、約1年10カ月ぶりの日本代表復帰を果たした。
「久しぶりに選ばれてうれしいです。自分の力をしっかり出せるよう一生懸命頑張ります」
今季、J2に降格したC大阪から神戸に移籍したのも、代表復帰への強い思いがあったからだ。再出発を誓った新天地では、持ち前の適応力と決定力を発揮。左MFという新境地も開拓し、オシム監督が理想とするポリバレント(多様性)も体現した。6月23日には主将に就任。今季11得点で日本人トップを快走する活躍で、チームの柱になった。15日の大宮戦ではオシム監督が直接視察。ようやく認められ、神戸と同じくMFでの登録となった。
「オレはもう(日本代表に)呼ばれないんじゃない?」
冗談っぽく、弱気な言葉を口にしたこともあった。どんなに活躍してもチャンスは訪れず、腐りかけたこともあった。「結果を出せばいつかは呼ばれる」。常に自分に言い聞かせるように繰り返したフレーズは、信じる道を突き進むための“呪文”だった。
日の丸、青いユニホームへの思いは、だれよりも強い。A代表では過去19試合出場で0得点。「代表では点を取ってないからね」と、リベンジの機会を待ち望んでいた。そんな大久保嘉人が、ついに“挑戦権”を手に入れた。「経験も積んだし、成長もした。あのころよりやれる自信はある」。つかんだチャンスを、もう2度と手放すつもりはない。

ニッカン

▼神戸大久保、オシムジャパンに初招集
ついに神戸MF大久保嘉人(25)にオシム監督から声が掛かった。日本協会は18日、カメルーン戦(22日・九石ド)の日本代表メンバー追加招集6選手を発表した。大久保は05年10月の東欧遠征以来、約1年10カ月ぶりの復帰。今季J11得点と日本人トップの結果を残す点取り屋が、初招集のオシムジャパンで決定力を見せつける。
思いは実った。オシム監督を振り向かせた。大久保は19日の新潟戦(神戸ユ)に備えて就寝しようとしていた午後10時半前、クラブ関係者から吉報を受けた。「ホンマっすか?」。マジョルカ時代の05年10月12日ウクライナ戦(キエフ)から遠ざかる日の丸ユニホームに気持ちが高ぶった。
FW陣の発表を見送っていたオシム監督が15日の大宮戦(駒場)を視察。左MFの大久保は、後半途中からFWに上がり1得点1アシストと逆転勝ちに貢献した。「ずっと呼ばれたいと思っている」。本音を吐露しながらも過度な期待はしないように努めていた。
2得点した3月17日の横浜戦も指揮官は視察していたが、その後の候補合宿に呼ばれたのは同僚のFW近藤祐だった。「なんでかな…。結果を出せば、いつかは戻れるとは思うけど。信じてやるしかない」。18試合11得点。リーグ日本人トップのゴールを量産して、存在をアピールし続けた。
今や「8時半の男」として神戸の新たな勝ちパターンを築きつつある。リーグ再開後の神戸の2連勝は、松田監督が「得点が欲しいときのオプション」として、試合終盤に大久保をMFからFWに変更する作戦がはまったもの。「オレも点を取りたいからね」と天性のストライカーが本領発揮。MVPを獲得したJオールスター(4日)も含めた3戦連発は、すべて後半40分以降という勝負強さだ。
午後7時開始のナイターで、大久保が試合を決めにかかるのが「8時半」。プロ野球巨人のV9時代をリリーフで支えた故宮田征典氏が「8時半の男」と呼ばれたが、大久保がサッカー版のそれ。「自分の力をしっかり出せるように頑張る」。日本人得点王は、オシムジャパンが求める「個の力」を決定力で見せつける。

スポニチ

▼神戸・大久保嘉が代表復帰 2005年10月以来の召集
神戸のMF大久保嘉人(25)が22日のカメルーン戦メンバーに追加招集された。大久保は2005年10月の東欧遠征以来の代表復帰となる。
「久しぶりに選ばれて、うれしいです。自分の力をしっかり出せるように一生懸命頑張ります」
決定力がオシム監督を振り向かせた。開幕から着実にゴールを重ね、現在日本人単独トップの11得点。オシム監督が視察に訪れた大宮戦(15日)でも、1ゴール1アシストと勝負強さを発揮。4日のオールスターでも決勝点を挙げ、MVPを獲得した。
オシム監督はアジア杯前から大久保に注目していた。日本協会のスタッフを通じて神戸の同僚、FW近藤やDF北本とともにコンディションやプレーをチェック。アジア杯の招集は見送ったが、大会で日本が決定力不足を露呈したことで、大久保の招集をためらうことはなかった。
14日にカメルーン戦メンバー12人が発表されたが、全員が守備的な選手だった。その際、大久保は「(代表に)入りたい気持ちは常にありますよ」と熱い思いを語っていた。この日、大久保はきょうの新潟戦(ユニバ)へ向け、軽めの調整。コンディションも良好だ。05年10月12日・ウクライナ戦以来の日の丸。クリムゾンレッドのユニホームからブルーのユニホームへと着替え、大暴れする。

スポーツ報知

▼大久保がオシムジャパン初招集
ついにオシム監督を振り向かせた。「久しぶりに選ばれてうれしいです。自分の力をしっかり出せるように一生懸命頑張ります」待ち焦がれていた朗報に、MF大久保がほおをほころばせた。
得点ランクで日本人単独トップにたっても呼ばれない日々。ひたすら耐えていたヨシトを救ったのは無邪気な笑顔だった。5月30日に神戸市内の小学校を訪問。生徒たちの顔を見て、自身の少年時代を思い出した。大久保は小学校1年生の時、一度サッカーを断念した。「一度だけ練習に行ったけど、面白くなかった」。その後、小学校3年で再びサッカーを始め、上り詰めた。「夢をあきらめないで」生徒たちに言い聞かせながら、大事なことを再確認した。
そして大宮戦(15日、駒場)で通算50ゴールと決勝アシスト。オシム監督の目前で、ようやく信頼を得た。これまで代表通算19試合に出場しているがいまだ無得点。だが得点する「自信はある」ときっぱり言い切った。今季18戦で11発。得点はすべて左サイドで挙げている。決定力とポリバレント(多様性)を引っさげ、待望の代表へ。ようやくつかんだ指揮官のハートは、二度と離さない。

サンスポ

▼神戸・大久保嘉“初招集”
大久保嘉(神戸)は、05年10月以来の代表復帰。オシム・ジャパンでは初招集となる。今季Jリーグ18試合に出場し、日本人トップの11得点。本来のFWではなく左MFとして、その得点力を遺憾なく発揮。代表での登録も「MF」となった。「久しぶりに選ばれてうれしい。自分の力をしっかり出せるように一生懸命がんばる」と大久保嘉。ジーコ時代の03年に代表デビューも、出場19試合で無得点。牙を磨き続けてきた男が日の丸初ゴールを狙う。

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