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2007/08/05

神戸新聞

▼Jリーグオールスター西軍勝利 大久保嘉豪快MVP 決勝ゴールで栄光
ほとんどの選手の足が止まっていた後半44分、西軍の大久保嘉が持ち前の嗅覚(きゅうかく)を発揮した。「(クロスが)来そうだなと思った」と相手DFより先にゴール前に飛び込み、頭で豪快に決勝ゴールをたたき込んだ。
今季からプレーする神戸でもその得点感覚を発揮している。主に中盤の左サイドで起用されながら、佐藤(広島)と並んでJ1で日本人トップの9得点をマーク。それでもオシム監督の就任後、日本代表には候補合宿も含めて一度も招集されていない。「代表に入りたい気持ちはあるけど、まずはJリーグで結果を出さないと」
かつては警告や退場が多く、それがプレーに影響することもあった。だが、中盤でプレーする今季は相手の厳しいマークが少ない分、余裕を持っている。成長ぶりを認められ、6月からは神戸の主将に任命された。
MVPの賞金100万円の使い道を聞かれると「新潟に募金します」と即答した。やんちゃだった以前の姿はすっかり影を潜め、新しいイメージを印象づけた。

デイリー

▼大久保MVP!賞金は新潟義援金へ
公約どおりの決勝弾だ。「JOMOオールスターサッカー2007」(4日・静岡エコパスタジアム)で、西軍のFW大久保嘉人(25)=神戸=が、後半終了間際、決勝点となる執念のダイビングヘッド。3-2で西軍を勝利に導いた。MVPには各賞を狙っていた大久保が輝き、賞金100万円と副賞の地中海産マグロ1匹を獲得した。最も印象的だった選手に贈られるMIPには、オールスター最年長ゴールで沸かせた西軍FW中山雅史(39)=磐田、敢闘賞は東軍MF小野伸二(27)=浦和=が受賞。東西対抗形式での対戦成績は、西軍の7勝1分け5敗となった。
“真のヒーロー”はおいしいところだけを持っていく。2-2で迎えた試合終了間際、左サイドから西軍DF坂本のクロスに、大久保の持つ天性のゴール嗅覚(きゅうかく)が反応した。「疲れて動けなかったんだけどね。でも最後は“きそう”だなと思った」。鋭い反応でゴール前に飛び出すと、相手DFを引き倒しながらのダイビングヘッド。オールスター3度目の出場での初ゴールが、西軍を勝利に導いた。
前半19分のオウンゴール、前半38分ゴールと、主役の座についていた自軍FW中山から、MVPを強奪。獲得した賞金100万円は新潟中越沖地震への災害義援金に寄付すると発表した。港町のエースとして同じ地震被災地救済に立ち上がると、副賞のホンマグロ1匹は「(神戸の)チームのみんなと分けますよ」と、太っ腹なところを見せつけた。
目下、リーグ9得点で、佐藤(広島)と並んで日本人得点王をひた走る。この日、来場が噂されていた日本代表・オシム監督は、残念ながら姿を見せず直接アピールとはならなかったが、それでも他の日本代表FWとの競演で見せた勝負強さは、代表での必要性を十分に全国にアピールしたはずだ。「代表でやりたいけど、まずJリーグで結果を出さないことにはね。今度はJで“魅せたい”」と大久保。どこまでも上を見据えるこの千両役者が、日本のエースに返り咲く日は近いかもしれない。

ニッカン

▼大久保がMVP弾!祭典初ゴール
神戸FW大久保嘉人(25)が、MVPに輝いた。終了間際の後半44分に頭で劇的な決勝ゴールを決め、3-2でJ-WESTを2年ぶりの勝利へと導いた。控え予定だったが、当日になって急きょ先発。これが3度目の祭典で挙げた初ゴールになった。日本代表からは2年近くも遠ざかっているが、スター軍団が集う舞台で大久保が強烈な1発を放った。MVPの賞金100万円は、新潟県中越沖地震の被災者に全額寄付する。
ヒソヒソ話が現実になった。2-2の後半44分。大久保が東軍MF小野に「MVPは伸二さんですね」とつぶやいた。すると背後からDF中沢が「まだ(副賞の)マグロのチャンスがあるよ」と敵のはずの大久保にポツリ。その言葉で目の色が変わり、ゴール前へ走り込んだ。DF坂本の左クロスをダイビングヘッドで合わせ値千金の決勝弾だ。土壇場に見せた本気のプレーでMVPを奪い取った。
「時間が時間だし、疲れてそんなこと(ゴール)なんて考えてなかった。でも最後に(ボールが)来そうだなと思って、あそこに走って行った」。
まさに「おいしいとこ取り」だ。当初は控えだったが、当日になってFW佐藤に代わって先発。祭典初ゴールでMVPの賞金100万円と本マグロ1尾、メロンなどを獲得した。「マグロはチームで分けて、メロンは子供と食べる。100万円は全部寄付します」と新潟県中越沖地震の義援金にするおとこ気まで見せた。
楽しみにしていた舞台だった。リーグ戦は日本人得点王だが、代表は05年10月以来、遠ざかっている。静岡入りする際には「代表で一緒だった人と久しぶりにやれる」と胸を躍らせていた。Jで活躍しても招集されないイライラはあるが「代表への思いはもちろんある。でも今は一生懸命やるだけ」と結果だけを求めた。超一流選手が集う真夏の夜の祭典で、大久保が最高に輝いた。

スポニチ

▼大久保MVP獲得に笑顔 Jリーグ・オールスター
ラスト1分で大久保が総てをかっさらった。2-2の同点で迎えた後半44分、坂本の左クロスに頭から飛び込むと、ボールは左スミへ吸い込まれた。起死回生の決勝ゴールで一気にお祭りの主役に名乗りを上げ、MVPも獲得。おいしいところ取りに本人も照れ笑いを浮かべるしかなかった。
「最後だけでしょ。疲れていたので全然動けなかった。(ボールが)来るかなと思って中にいたら本当にきた」
100万円に米1トン、メロンに本マグロ1尾も獲得。「マグロ?チームのみんなで食べます。メロンは子供と食べます」と笑いが止まらない。
ストライカーとしての才能に加え、スター性も見せつけた。アジア杯後、個人で打開できるストライカーをリストアップ中のオシム監督にも、強烈な印象を与えたに違いない。

スポーツ報知

▼大久保MVP弾、代表復帰へ頭一つ抜けた
ヨシト、劇的V弾で本マグロいただき! J―WEST(西軍)のFW大久保嘉人(25)=神戸=が後半44分、豪快なダイビングヘッドで決勝点を叩き出し、MVPを獲得。賞金100万円と副賞の地中海産本マグロ1尾などをゲットした。試合は、FW中山雅史(39)の自殺点で先制された西軍が、中山の球宴最年長ゴールなどで追いつき逆転勝ちを収めた。
まさに有言実行。華やかなお祭りムードの中、試合終了まで集中力を途切れさせることなく走り回った成果が、最後の最後に実を結んだ。大久保が04年以来3年ぶりのJ球宴で最高の結果を手にした。
同点で迎えた後半44分、J―EASTのMF小野伸二(27)に「これで決めたらMVPもらったようなモンやね」とささやいた直後だった。左サイドからのクロスに合わせ、大久保がゴール前に全力で駆け込んだ。ドンピシャのタイミングでぶちかましたダイビングヘッドがゴールネットを揺らす。「来そうだな、と思ってたら本当に来た。決められてよかった」と胸を張った。
やんちゃなイメージが強い元日本代表FWだが、素顔は周囲への気配りを忘れないナイスガイ。J球宴初ゴールとなった一撃が呼んだMVP。賞金の100万円は新潟中越沖地震の被災者に贈ることを即決。副賞でゲットした本マグロも、神戸のチームメートにおすそ分けするつもりだ。
国見高の恩師・小嶺忠敏さん(62)が7月29日の参院選に出馬。大久保は「俺らがここまでなったのも、小嶺先生のお陰」と応援に行くつもりだったが、日程が合わず九州入りは幻となり、小嶺さんも落選。「落ち着いてからの方がいいだろう」と連絡は控えていたが、この日の活躍が励ましになったはずだ。
この日見せた決定力は、日本代表のイビチャ・オシム監督(66)も認めるはず。「代表には入りたいけど、Jでも決めたい」と笑ったヨシト。新たなストライカーを探す老将へのアピールこそが、この日得た最大の“副賞”だ。

サンスポ

▼大久保MVPでマグロ獲得!賞金は「新潟に募金します」
2-2の後半44分、J-WESTのFW大久保(神戸)が左サイドからのクロスにダイビングヘッド。決勝弾でMVPもかっさらった。
「入れって言いながら打ちました。MVP? ないかなぁと思ったけど、良かったです」
先発フル出場し、最後の最後でJリーグ日本人トップとなる9得点の実力を発揮。MVPの賞金100万円の使い道を聞かれると「(地震の被災地)新潟に募金します」と即答した。

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