神戸新聞
▼神戸 ロスタイムに涙 トーメ退場、善戦及ばず
後半ロスタイムに決勝点を許した神戸。試合終了間際の逆転劇を演じた前節から一転、後味の悪い敗戦となったが、松田監督は「選手の健闘をたたえたい。感動的な試合ができた」と振り返った。
開始わずか9分で先制されたが、慌てなかった。前線の近藤祐とレアンドロが相手の攻撃の起点をつぶし、2列目の朴康造と大久保嘉が鋭い読みでこぼれ球を拾って、高い位置からの速攻につなげた。近藤の6試合ぶりのゴールで追い付いた前半14分の場面は、朴康造がDFのクリアをカットし、頭でアシストした。
後半23分にトーメが一発退場となった後も、ジュニーニョがPKを外す幸運も手伝って互角の展開は変わらず。石櫃の右クロスにレアンドロと大久保嘉がタイミングよく飛び込むなど、迫力のある攻めを繰り出した。
ベンチに経験の浅い若い選手が多く、終盤の緊迫した場面で切れる交代のカードが限られていたのは残念だったが、それも中断期間中の課題、伸びしろととらえればいい。
主将の大久保嘉は「10人で、あそこまで攻めたし、11人なら負けることはなかった」と言い切り、右サイドバックの石櫃は「攻撃に出るときと出ないときの意思統一がはっきりしていて、やりやすかった。中断に入るのは、もったいない」と、敗戦のショックを感じさせなかった。
デイリー
▼ロスタイムの悪夢…神戸は痛恨黒星
ロスタイムは4分。その4分が過ぎる直前、最悪のドラマが待っていた。川崎FWジュニーニョが頭で神戸のゴールに押し込む。1-2…。耐えに耐えた守備陣が、最後に牙城を突き破られた。
「こういうこともある。前の広島戦では最後の最後でうちが勝ったし、何が起こるか分からない」。主将のMF大久保は冷静に振り返ったが、後味の悪さが残る結果になった。
前半9分に先制を許したが、14分にFW近藤祐が6試合ぶりのゴールを決め、同点に追いついた。11試合ぶりに先発復帰したDFトーメが、川崎MF中村にペナルティーエリア内でファウルを取られ、レッドカード。数分間に及んだ大久保らの抗議も実らず、DFの要がピッチから消えた。
直後のPKはジュニーニョが失敗。ツキはあったものの、その後は数的不利から防戦を強いられ、最後に“勝ち点”まで失った。
神戸は6勝5分け7敗の11位で前半を終え、中断期間に突入する。敗戦でのターン。それでも松田監督は土壇場まで踏ん張り続けたチームの成長を認めた。「ある程度戦える。(シーズン前)9位をノルマに掲げたが、狙える位置だ」と前を向いた。
ニッカン
▼ロスタイム被弾神戸、悲劇の黒星
10人の神戸が、終了間際の悲劇的な失点で敗れた。後半のロスタイム「4分」が経過した、49分10秒にFWジュニーニョに決勝点を許した。後半23分にDFトーメが1発退場。数的不利にも関わらず互角の戦いを演じたが、最後の最後で力尽きた。トーメは「何を考えたらいいのか分からない。事件(退場)が起きて難しい状況になってしまった」とうな垂れた。
白星なら勝ち点「26」に到達し、18節終了時点では01年の「25」を抜き、クラブ史上最速ペースでの勝ち点加算になっていた。しかし、まさかの敗戦で6勝5分け7敗の借金1で、中断期間へ突入。主将のMF大久保は「10人であそこまで攻めた。11人いれば勝ってたな」と悔しそうだった。
スポニチ
▼神戸、悪夢のロスタイム…一瞬のスキつかれ敗戦
一瞬のスキを突かれた。試合前、松田監督が「一番注意しなければいけない」と警戒していたジュニーニョに、ラストパスを通され先制点を献上。イレブンもぼう然と立ち尽くすしかなかった。
近藤祐の一発が嫌なムードを吹き飛ばした。前半14分、ゴール前でパスを受けると、そのまま右足でシュート。5月20日磐田戦以来のゴールが突き刺さった。その後はこう着状態が続き、前半を1ー1で折り返した。
「後半、最初の入り方が大事」。指揮官の言葉通り、細かいパス回しで好機をうかがう。しかし後半24分、PKをとられ絶体絶命のピンチ。しかも、PKの判定に激怒したトーメが一発退場になった。このPKをジュニーニョが外したものの、数的不利はどうしようもない。後半ロスタイムにジュニーニョに決勝ゴールを許して「勝ち点1」も消えた。
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