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2007/06/21

神戸新聞

▼神戸 守備機能せず 速攻もかみ合わず3連敗
神戸は浦和になすすべなく、3連敗。浮上のきっかけを見いだせない試合内容に、選手たちはがっくりと肩を落としてピッチを後にした。
高まる浦和の圧力に耐えられなくなったのは、前半の終わりが見えてきた38分だった。榎本がポンテの技ありシュートを右手ではじき出した直後のCKから、闘莉王に頭で決められた。6分後には石櫃のファウルでPKを献上。前半27分に自ら与えたPKを止めたGK榎本も、2度目は逆を突かれた。
「個々の力の差」で片付けられる問題ではなく、持ち味だったはずの組織的な守備が機能しない。後半は、いい形で速攻に転じる場面もあったが、前線の選手の呼吸がかみ合わず、脅威にはならなかった。
大久保嘉は「もっと俺がやってやるぞ、という気持ちにならないと。1点取られると逆転できるという雰囲気がない」と、いら立ちを隠さなかった。

▼三浦 残留前提に交渉 謹慎明けのあすまでに
松田浩監督への批判とも取れる発言をし、Jリーグ1部の神戸から10日間の謹慎処分を科せられたMF三浦淳宏について、同選手の代理人を務めるフルキャストスポーツの今時靖取締役会長は20日、残留を前提にクラブ側との話し合いを進める方針を明らかにした。
今時氏は浦和-神戸戦が行われたさいたま市の駒場スタジアムを訪れ、「21日か謹慎処分の終わる22日に、監督を交えてクラブ側と話をしたい。誤解を解くというか、両者の言い分を整理したい」と話した。
謹慎中の三浦は神戸市内のジムで自主トレーニングに励み、神戸の試合はテレビ観戦していたという。
3連敗中の現状を踏まえ、今時氏は「本人は混乱を招いた責任を感じている。ここまで神戸が積み上げてきたものが、一瞬で崩れ去ろうとしており、これ以上、結論を先延ばしできない」と三浦の気持ちを代弁した。
神戸に他クラブから三浦獲得の正式オファーが届いているかについては、「そういう話は聞いていない。あれば、こちらにも話は入ってくるはず」と説明。移籍の可能性は「次の話し合いの結論次第」とした。
一方、神戸の安達貞至社長からは三浦の件について具体的な発言はなく、足早にバスに乗り込んで会場を後にした。

デイリー

▼移籍方向一転…アツが謝罪、残留へ
クラブの秩序風紀を乱す発言をしたとして21日まで10日間の謹慎処分を受けていたJ1神戸の三浦淳宏前主将(32)が、クラブ側と残留を前提に交渉を進めていることが20日、明らかになった。早ければ21日にも三浦と神戸の松田浩監督(46)らクラブ首脳と直接会談を行う。昨年、ドイツW杯出場の夢を捨てて神戸のJ1昇格に貢献した“ヴィッセルの象徴”が帰ってくる。
“ヴィッセルの象徴”が、チームに戻ってくる。神戸と三浦の代理人が、すでに残留を前提に交渉していることが分かった。代理人側の関係者も「残留を前提に(クラブと)話をしている。チームがこういう状況なので結論は先送りにできない」と話しており、移籍の可能性が高まっていた状況から一転、残留が濃厚となった。
関係者によると、早ければ21日にも神戸の首脳陣と三浦による直接会談が行われる予定で、三浦とクラブ側に生じている亀裂の修復を目指す。三浦も「ここまで(チームが)積み上げてきたモノが一気に崩れようとしている。混乱を招いた責任を感じている」と語っており、松田監督に謝罪する意思も示しているという。
クラブ側はこれまで、三浦が希望すれば移籍を容認する姿勢も示していた一方で、「慰留することが最優先」と説明していた。松田監督も「この件はクラブにまかせている」と話しており、双方の意思疎通がかなえば三浦の残留へ障害はない。
三浦は昨年12月に「クラブが契約してくれるなら、僕はこのチームでスパイクを脱ぎたい」と“生涯神戸”を宣言。今月16日の大分戦では、サポーターから30分を超える“アツヒロコール”が沸き起こった。
関係者によると、三浦本人はこの試合をテレビで観戦しており、最終的に三浦に残留を決意させたのも、神戸への愛着だったもようだ。再びクリムゾンレッドのユニホームを着て、試合に臨む日も近い。

▼今季初3連敗に大久保が変化求める
Jリーグ1部(J1)第16節(20日・さいたま市駒場スタジアムほか=9試合)、神戸はアウエーで2位浦和と対戦。けがから復帰したばかりの日本代表DF田中マルクス闘莉王(26)の活躍で0-2と完敗。チームは、今季初の3連敗を喫した。松田監督は「個の力の差を感じてしまったのか、いい精神状態で戦えていなかった」と冷静に分析。MF大久保は「試合後は、もっとみんなで言い合っていいと思う。ケンカになってもいい。言わないと成長はないと思う」と熱っぽくチームに変化を求めていた。

ニッカン

▼大久保キレた!神戸3連敗
神戸大久保がブチ切れた。神戸がとうとう3連敗。2位の強敵浦和とはいえ後半はシュート1本に抑えられ、プロとしての意地を示す場面もなく完敗。試合後のロッカールームでシュンとうな垂れる仲間を見て、たまっていたものを吐き出さずにいられなくなった。
「しょぼんとするヤツが多すぎる! オレがセレッソにいた時は、もっとケンカした。オレの性格上、言わないと気が済まない。言い合いをしないと成長しないから。チームがよくなるならオレはケンカしてもいい!」。
プライドに触った。闘争心もなく、ただやられっ放しの状態で時間だけが過ぎていくのが許せなかった。「ビビっているのか分からんけど、つなげる場面で蹴ったりしていた」。後半24分にはイライラを象徴するように、相手ゴールポストを右足で思い切り蹴飛ばした。仲間を鼓舞するための、大久保なりの“パフォーマンス”だった。
4月下旬から6戦不敗の快進撃で上位も狙える位置につけた神戸だが、3連敗で一気に暗雲が立ち込めた。「このままなら行く(負け続ける)でしょ。1度J2に落ちてるから、分かっていると思っていたけど残念だ」。“悪者”になってまで改善を求めた大久保の魂の叫びは、仲間に届くだろうか。

スポニチ

▼神戸、王者・浦和に力の差見せ付けられ3連敗…
力の差を見せつけられた。神戸は立ち上がり、立て続けにシュートを放ち番狂わせの予感を漂わせた。しかし見せ場はそこまで。横綱のように落ち着いていたレッズは、下位チームの攻撃をどっしり受け止め、すぐさま反撃に転じる。本気でかかってきた王者相手に、ヴィッセルDF陣は為す術がなかった。前半38分にはCKから、44分にはPKで失点し、前半のうちに勝負は決まった。
これでまさかの3連敗。好調時は若さで突っ走ってきたが、いったん歯車が狂うとブレーキが効かない。「みんな静か。セレッソは言い合いでケンカになってた。このチームは1点取られると、逆転できない感じがする」。必死でチームをリードしたMF大久保嘉も、もどかしい思いを隠せない。三浦アツの謹慎期間はきょう21日で終わる。こういうときこそベテランの力が必要となるはずだ。

サンスポ

▼謹慎の神戸・三浦、移籍交渉本格化も
監督批判などで10日間謹慎中のMF三浦について、神戸の和田チーム統括本部長は「きょうは話せることは何もないよ」と進展はなかった様子だった。三浦にとって21日は謹慎の最終日。チームは22日の謹慎明けに、三浦側から何らかの“回答”を求める姿勢だ。謹慎明けから一気に移籍交渉が本格化する可能性もある。

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