« 敢えてポジると。 | トップページ | 関西学生サッカー春季リーグ(第8節) »

2007/05/14

神戸新聞

▼神戸 歯がゆいドロー 攻めの形作れず無得点
試合終了の笛とともに、ゴール裏の観客席から浴びせられたブーイングに、頭を下げるしかなかった。神戸は10人になった大宮を攻め崩せず、スコアレスドロー。松田監督は「引いて守られたときにどう戦うか。課題が浮き彫りになった」と厳しい表情で振り返った。
前半39分、大宮の波戸が近藤祐に頭突きして一発退場。有利になったはずが、相手が8人を自陣に残して守りを固めたことで、神戸が得意とするカウンターを繰り出すスペースがなくなった。
両サイドを使って揺さぶり、大宮の守備網に穴を開けようとしたが「ゆっくり、安全にいき過ぎた」(近藤祐)ことで、行き詰まった。朴康造や大久保嘉がサイドで仕掛けられるような場面はほとんどなかった。
終了間際には長身の小林を投入。パワープレーを試みたが、ピッチ上の選手の意思統一ができていなかった。後半は、得点の気配が感じられるようなシーンがないまま45分が過ぎた。
ホームで下位チーム相手に「勝ち点3」を取れなかったのは痛手だが、GK榎本は「結果は最悪だったけど、チームが変わるための試合になれば」とうなずいた。課題は克服していくしかない。

▼GK榎本が左ひざ打撲
J1神戸のGK榎本が13日の大宮戦で、相手選手と接触した際に左ひざを打撲した。「ボールをけることができない状態だった」と話し、後半32分に徳重と交代した。

デイリー

▼神戸 ホームで今季初のブーイング
しっかりせえ、ヴィッセル-。神戸は13日、ホームで大宮と対戦し、0-0で引き分けた。前半39分、大宮DF波戸康広(31)が神戸FW近藤祐介(22)に頭突きを食らわせ、一発退場。神戸は11対10の優位を生かせず、試合後、サポーターから今季初めてブーイングを浴びた。
「ブ~~~~」。試合終了直後、最下位・大宮に勝つと信じていたホームサポーターから、ブーイングの嵐が起こった。イレブンがあいさつに向かうと、さらに勢いは増す。選手だれ一人、笑顔はない。今季初めて浴びせられた“叱咤(しった)”を背中に受けながら静かにピッチを後にした。
「それ(ブーイング)は当然。相手は10人だし勝たないと」。MF大久保の険しい表情が、ふがいない試合を物語っていた。前半39分、FW近藤祐が大宮DF波戸に頭突きを食らわされた。もちろん、波戸は一発退場。倒れ込んだストライカーは「初めてだった。顔面に来た」と衝撃を振り返ったが、代償として神戸は11対10の数的優位を得た。
しかし、生かせない。後半27分には、大宮FWエニウトンがGK榎本の左ヒザにスパイクしてイエローカードを受けた。“報復”とも取られかねないプレーで守護神は同32分に負傷交代。勝たなければいけない、燃えなければならないゲーム。しかし、勝利に結びつけることはできなかった。
幸い軽傷だった近藤祐は「1人少ない状況でチャンスらしいチャンスも作れなかった。(ブーイングは)仕方ないです」と悔やんだ。1人少なくなった大宮はFWエニウトンを残して全員で守った。MF大久保も「10人になって逆に難しい試合になった。つないでサイドからとかやり方はあったはずだけど、全部蹴ってばかりになった」と反省した。エースが前半に2度の決定機を逃したことも響いた。
次節は、過去リーグ戦18試合で4分け14敗といまだ勝ち星のない磐田とアウエーでぶつかる。難関突破でブーイングを歓声に変えるしかない。

ニッカン

▼神戸喜べぬドロー、場内ブーイング
激しいブーイングがスタジアムに響いた。神戸が最下位大宮に痛恨の引き分けだ。しかも相手は10人だっただけに、悔やんでも悔やみきれない。松田監督は「引かれた相手に、どう戦うかという課題が浮き彫りになった。得点の気配がしなかった」と嘆いた。J1ではクラブ新記録となる本拠地6戦不敗の記録を打ち立てたものの、後味の悪い試合だった。
反省が生かされていない。リーグ戦で相手に退場者が出た試合は今季4度目だが、神戸は1勝3分けと勝ちきれない。守備的に対処された場合、どう戦うかが徹底されず、有利なはずの展開で逆に苦戦している。後半43分にはDF小林を投入しパワープレーに出たが、指揮官は「(意図が)選手に伝わったかと思ったが、どうなのか」と歯切れが悪い。ある選手は「ボールを回した方が崩せた」と話すなど、戦術面で微妙な亀裂があった。
前半40分には大宮DF波戸の暴力行為が乱闘に発展し4分間中断。雰囲気に飲み込まれたのか、相手の倍の12本のシュートを放ちながらも落ち着きを失い、決定的な場面は少なかった。MF大久保は「引かれて対応できなかった。神戸の問題」。GK榎本も「プラスアルファの何かを身につけないといけない」と言った。決して喜べないドロー。課題を克服しなければ、前には進めない。

▼神戸大久保、代表落選
神戸MF大久保の1年7カ月ぶりの代表復帰は見送られた。大宮戦後は「微妙でしょ。呼ばれたらいいけどね」と言い残し、帰宅した。しかしクラブ側は招集された際に備え、取材対応のために大久保を呼び戻す準備を整えていた。強化スタッフも会場に待機して吉報を待ったが、協会からの電話はなかった。

スポニチ

▼神戸・大久保嘉「不発」数的優位も生かせずドロー
最下位の大宮とスコアレスドロー。前半39分から“数的優位”に立ってこの結果では、ブーイングの嵐も当然だった。「ホームでなかなか勝てず申し訳ない。ただきょうに関しては、1人多くなって試合がしにくくなった」と松田監督は振り返る。頼みのFW大久保嘉も、わずかシュート2本。「何回かしかボールに触った記憶がない。それだと流れもつくれないことが分かった」と肩を落とす。ホームでのリーグ戦不敗記録(1勝5分)を死守したとはいえ、喜ぶ選手は皆無だった。

埼玉新聞

▼戦評
大宮は前半39分、波戸が乱暴な行為で一発退場。1人少ない状況で戦術の変更を迫られ、引き分けるのが精いっぱいだった。
10人になってからはボランチの奥野をセンターバックに入れ、組織的な守備を最優先させた。1トップ以外は全員がラインを下げてスペースをつぶし、安全第一にプレー。集中力を保ち、無失点に封じた。 後半31分からはエニウトンに代えて森田を投入したが、44分に森田が放ったボレーシュートはバーをわずかに外れた。カウンターに頼らざるを得ず、チャンスは数えるほどだった。

|

« 敢えてポジると。 | トップページ | 関西学生サッカー春季リーグ(第8節) »

ニュース'07」カテゴリの記事