デイリー
▼アツ FK解禁36発!あるぞ先発
J1神戸・MF三浦淳宏(32)が26日の居残り練習で、3月11日に左足小指を亀裂骨折して以来、46日ぶりに自慢のフリーキックを“解禁”した。計36本のFKを蹴り「1カ月半ぶりに蹴ったわりにはいい感じ」と手応えは十分。アツ主将が、28日のFC東京戦(ホムスタ)での復帰へ大きく前進した。
静かに復活のときを待っていた“黄金の右足”が、輝きを放った。志願の居残り練習で、三浦は2種類のフリーキックを披露。鋭い回転がかかり、壁の上から落ちるボールと、無回転で不規則な変化を伴う“ブレ球”。回復具合を確認するように、計36本を丹念に蹴り続けた。
9ゴールという結果だったが、抜群の切れ味に陰りはない。「1カ月半ぶりに蹴った割にはいい感じ。(痛めた左足で)踏み込んでも平気だった」とホッとしたように話した。
一緒にFKを練習したMF大久保が「さすがっすね。最後に2本先取の勝負をしたんですけど惨敗でした」と舌を巻くほど。松田監督も「キックのパワーも戻ってきてるし、蹴ることは問題ない。見てても(FKは)以前と変わらないよ」と、主将の“復活”に目を細めた。
三浦はこの日の紅白戦で、栗原と交代しながら、主力組の左MFでプレーした。“FK解禁”とともに、復帰への準備はほぼ整いつつある。あとは試合に向けた体力を戻すだけだ。
「(リハビリ中は)陸上選手並みに走ったけど、ボールを使う体力とは全然違う。まだフルで出るのは無理だから」
FC東京戦では90分の出場はしない方針。限りある交代枠を使っての途中出場は、チームにとってリスクもある。先発して、いけるところまでという可能性が高い。
「(起用は)僕が決めるわけじゃない。いけっていわれたところで、しっかりいける準備をしたい」と力強く語った主将。頼もしい男が帰ってくる。
ニッカン
▼神戸アツ居残りFK36本!東京戦先発へ
左足小指の亀裂骨折で離脱していた神戸MF三浦淳宏主将(32)が、復帰戦となる28日の東京戦(ホムスタ)で先発することが濃厚になった。26日、神戸市内の練習場で調整。中盤の左に入った実戦練習では復調をアピールし、居残りで36本のFKも蹴った。練習後には松田監督と面談し、あらためて東京戦の出場を直訴。主将の“熱い”決意を聞いた指揮官は、復帰戦で三浦を先発起用する方針だ。
病院の廊下を全速力で走った「あの日」を思い起こした。三浦の左足小指にはまだ痛みが残る。それでも22歳だった当時と比べれば我慢できる程度だ。
横浜F時代の97年7月。右足首じん帯を損傷し、右足距骨もはく離骨折した。全治1カ月。だが、三浦は残り3試合を「出る」と言い張った。担当医は「出ると言うなら、今すぐここで全力で走ってみろ」と激怒。血気盛んな男は「オレは九州男児だ」と松葉杖を放り投げ、病院の廊下をダッシュしたことがある。そして第1Sの残り3試合にフル出場を果たした。
10年経った今も気持ちは変わらない。負傷した3月11日の川崎F戦以来、48日ぶりの復帰戦だ。この日は「まだ痛みが多少あるけどね。とにかく試合が早くやりたい」と、東京戦に向けて意気込みを語った。練習後には松田監督と面談。指揮官は「本人がどう考えているかを大事にしたい」と話しており、先発出場が濃厚となった。
実戦練習では中盤の左に入り、激しい接触プレーもこなした。全体練習後には居残りで36本のFKを蹴り、9本を決めた。「(先発かは)まだ分からないけど。いける準備はしておく」と三浦。神戸は現在12位に沈み、大久保まで出場停止。頼れる主将の復帰で、1つずつ順位を上げていく。
▼神戸FW祐介が古巣東京を丸裸
神戸FW近藤祐が古巣東京の“穴”を突く。レアンドロと4試合ぶりの先発2トップが濃厚。古巣とは初対決になるが「(東京は)両サイドが上がってくるんで、そのウラを突きたい」と攻略をイメージした。松田監督は「(東京の情報を)祐介に聞けばいいですね」と情報戦でも近藤祐に期待をかける。日本代表候補にも選出された伸び盛りが、東京を丸裸にする。
▼神戸茂木は出場微妙
神戸DF茂木が右足甲の関節を負傷し、東京戦の出場が微妙になった。26日の実戦練習でGK榎本、FW大久保の3人が激突。茂木は「痛みがありますね」と話し、その後の練習を回避。神戸市内の病院で検査を受けた。榎本は鼻骨を負傷しMRI検査を受けたが、打撲と診断されたため東京戦の出場には支障がない見通し。
スポニチ
▼神戸・近藤「成長した姿を…」古巣FC東京討ちだ
神戸は26日、28日のFC東京戦(ホムスタ)へ向け、神戸市西区のグラウンドで練習を行った。FW近藤祐介(22)は、古巣との対戦に静かな闘志を燃やした。
「いつも通りできればいい。点を取ってくれる人もいっぱいいるんで、アシストできればいいですよ」
控えめな言葉に、確固たる自信が見え隠れする。次戦は大久保嘉人が出場停止。ともなれば、エースとしての自覚が目覚めないわけがない。この日の練習でも、持ち味である強引なドリブル突破から強烈なシュートを連発。代表候補合宿での練習試合でもハットを決めるなど、ゴールへの執着心は人並み以上だ。コンディションも「すごく充実している。気持ちよくできている」と好調をアピールした。
06年にレンタルでFC東京から神戸へ移籍。今オフに契約満了も、本人たっての希望で契約を延長。成長した姿を古巣に見せつけるチャンスがついにやってきた。
「弱点は(DFラインの)裏かな。両サイドが上がってきた時がチャンス」。相手のウイークポイントも、しっかりとインプットされている。神戸の新エースが勝利をグッと引き寄せる。
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