ニッカン
▼神戸DF内山9年目のJ1初先発
神戸DF内山俊彦(28)がJリーグ9年目で初めてJ1リーグ戦に先発することが決定的になった。29日に神戸市内で行った31日のホーム鹿島戦に向けた調整で、先発組の左サイドバックに入った。99年にJ2山形でJデビューしたが、9年かけてのJ1先発は史上2番目の遅咲きだ。内山は「戸惑いもないし、今まで通りやりたい。鹿島は特徴のある選手が多いけど、持っているものを出したい」と自然体で臨む。
苦労人だ。鹿児島・れいめい高卒業後はプロから声が掛からず“浪人”した。98年に当時JFLの山形に練習生として帯同し、認められて契約までこぎつけた。04年には顔面骨折、昨年も右ひざじん帯を損傷するなど故障とも戦ってきた。地道に経験を積み、今季神戸に移籍。ようやくJ1の舞台にたどり着き、リーグ戦2試合に途中出場、25日のナビスコ杯G大阪戦ではひと足早く先発した。
指揮官の信頼も厚い。数年前から内山に注目していたという松田監督は「強気で戦う精神面が彼の強み。ファイターですから」と期待する。鹿島に勝てばチームはJ1で04年11月28日の清水戦以来2年4カ月ぶりの連勝。派手さとは無縁の武骨な男が、港町神戸での勝利に貢献する。
▼神戸が能登半島地震被災者救済の義援活動
神戸が、25日に発生した能登半島地震の被災者救済へ義援活動を行うことが29日、決まった。31日のホーム鹿島戦のグッズ販売の売り上げの一部を、義援金として日本赤十字社を通じて被災者へ送る。神戸は95年の阪神淡路大震災を経験していることから、選手会でも募金活動を行うなどの案が出ている。選手会長のFW平瀬は「みんなで力を合わせて何ができるかを考えたい。できることはしたいです」と話した。
スポニチ
▼神戸・柳川、19歳の救世主だ!初J1で実力みせる
19歳DFが救世主となる。神戸は29日、神戸市内の練習場で次節鹿島戦(31日、ホムスタ)に向けて戦術をチェックした。しかし25日のナビスコ杯G大阪戦で復帰したばかりのDFトーメが再び別メニュー調整を強いられ、開幕から先発を張ってきたDF河本も左太もも裏痛で不参加。センターバックが相次いで離脱するなか、急きょDF柳川が先発組に入った。
神戸生え抜きのDFは、クラブで唯一の“代表選手”だ。18日からのU-20代表のポルトガル遠征に参加し、2試合に出場。帰国したのはたったの2日前だ。「眠れないし、ふくらはぎもつりそうになるし」と、時差ボケの影響をもろに受けながらも、松田監督は「刺激を受けて帰ってきた感じはする」と成長を認める。
「世界ともやれないわけではない」と収穫を口にする若者が、初めてのJ1にも恐れずに立ち向かう。
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