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2007/03/03

神戸新聞

▼Jリーグきょう開幕 神戸 いざ復帰戦
アウエーで清水との開幕戦を迎えるJ1神戸は2日、神戸市西区のいぶきの森球技場で、最終調整をした。約30分のミーティングの後、非公開で清水を想定した戦術練習やセットプレーの確認を行った。松田監督は「開幕戦は34(試合)分の1以上の意味を持っている」と必勝を誓った。
清水は、若手の活躍を中心に昨季4位と飛躍したチーム。日本代表候補になった藤本、G大阪から加入したフェルナンジーニョら中盤に力のある選手がそろい、攻守にバランスが取れている。
神戸はこれまでの対戦成績が6勝12敗。大久保嘉の出場は微妙で、厳しい試合が予想される。松田監督は「守備的ではないが、守備になったら11人がさぼらずにやる。先制できるような試合運びができれば」と話した。
三浦主将は「練習にほどよい緊張感があった。しっかりとした準備ができた。(キャンプなどで)やってきたことをグラウンドで表現したい」と試合を待ちわびていた。

デイリー

▼「切り札」大久保は開幕戦欠場か
「切り札」が消えた-。2年ぶりにJ1の開幕戦を戦う神戸が2日、3日の清水戦(日本平)を前に神戸市西区のいぶきの森球技場で最終調整を行い、敵地・静岡へと移動した。だが、新神戸駅を出発する新幹線に、エース・大久保嘉人(24)の姿はなかった。2月20日に右太ももを痛めたものの1日からチーム練習に合流、清水戦は“スーパーサブ”としての活躍が期待されていたが、初戦は回避する可能性が高まった。
練習を終えた神戸の選手たちは、敵地・静岡での開幕戦に向けて新神戸駅に集合した。順番に新幹線へと乗り込んでいくが、その中にエース・大久保の姿がない。ベンチ入り可能な18人の選手とスタッフを乗せた新幹線は、出発時刻を迎えると、エースを乗せないまま敵地へと旅立った。
この日は、午前9時半から30分間のミーティング。その後行われた、約1時間半の最終調整では、冒頭15分のみが公開された。大久保は、チームメートがリフティングなどでリラックスして調整する中、腕組みをしてじっと考えごとをするなど、いつもと違う様子を見せていた。
松田監督は練習後、「対戦相手・清水のフォーメーションや守備、攻撃を意識したシミュレーションを行った」と話した。だが、開幕メンバーや大久保の遠征帯同については「そのことについてはコメントはないです」の一点張り。選手にもかん口令を敷き、情報管理を徹底。大久保自身も、報道陣に何を聞かれても「お疲れさまです」と繰り返すのみだった。
右太もも痛で別メニュー調整を続けていた大久保は、開幕2日前の1日にチームの全体練習に合流。監督やトレーナーに止められていた右足でのシュートを放つなど順調な回復ぶりを見せていたが、松田監督は当初から無理はさせない方針だった。選手がチームとは別行動で現地入りすることについて、チーム関係者は「時と場合による」とその後の合流に含みを持たせたが、大久保は清水戦を回避し、ホーム開幕戦となる川崎戦(11日)に万全の状態で臨むことになりそうだ。

ニッカン

▼神戸大久保が消えた…移動チーム帯同せず
大久保が消えた…。Jリーグは3日に開幕する。2年ぶりにJ1に復帰した神戸は、アウエーで清水と対戦。2日は非公開で最終調整を行った後に新幹線で敵地へと向かったが、右太もも痛から回復したMF大久保嘉人(24)はチームに帯同しなかった。松田浩監督(46)は情報漏れを危ぐして選手らに徹底したかん口令を敷いている。大久保を隠したか、それとも患部悪化か…。台風の目をもくろむ神戸は、緊迫感に包まれた中で開幕を迎える。
大久保がいない。新神戸午後3時55分発の新幹線。松田監督、三浦主将、スタッフらが乗り込んだ車両に大久保の姿はなかった。この日、午前中に行われた非公開調整には参加し「お疲れさまです」とだけ言い残して練習場を去ったのだが…。選手らを新神戸駅で見送ったクラブ広報は「分かりません」と言葉を濁した。
開幕を前に理論派で知られる松田監督は、徹底したかん口令を敷いた。大久保の遠征帯同に関する質問に「それについてはコメントはないです」。取材には応じたものの、メンバーに関するものや戦術的な質問には一切答えなかった。大久保は1日に右太もも痛から9日ぶりに練習に復帰したばかり。大事を取っての清水戦欠場か、それとも指揮官の陽動作戦なのか。
新幹線にはベンチ入りメンバーを含む18選手が乗車した。しかし、Jクラブでは遠征先での体調不良などを考慮し、選手を1人余分に帯同させることが多い。大久保は、遠征用のスーツとクラブのネクタイを用意して練習場に来ており、別の新幹線で清水入りした可能性も否定できない。3日の開幕を前に、すでに「情報戦」という名の勝負は始まっていた。
松田監督の神戸への思いは想像以上に強い。95年の阪神・淡路大震災で被災した経験を持つ。12年の歳月を経て、港町の監督として初めて迎える開幕戦。勝負へのこだわりが、徹底した情報戦へとつながったのかもしれない。指揮官は「開幕は34分の1以上の意味を持つ試合。どんな形でもいいから勝ちたい。神戸の力になりたい」と力を込めた。期待の新戦力は開幕戦に出場するのか、それとも欠場か。午後3時キックオフの試合で答えが出る。

▼神戸FW三浦主将、開幕戦へ闘志
神戸FW三浦主将が12度目の開幕戦で“アツ”く燃える。非公開調整後に取材に応じ「今からスタートだと毎年思っているんで、開幕の時は特にやる気が出ますよね」と気持ちを高ぶらせた。試合でもピッチ外でも常に冷静だが、開幕戦は熱い血が騒ぐ。これまでシーズン初戦に4度も警告を受けている。「本当ですか。嫌な話を聞きましたね」と苦笑したが、開幕にかける意気込みの表れでもある。開幕弾は01年の1度だけ。始動時から「台風の目になる」と公言してきた熱き主将が、愛する港町・神戸のために闘志をむき出しにして戦う。

スポニチ

▼神戸もうピリピリ…2年ぶりJ1開幕へ「かん口令」
開幕からいきなり背水の陣だ。J1に復帰した神戸は2日、開幕の清水戦(日本平)に向けて完全非公開で調整。徹底した秘密主義で、2年ぶりの開幕戦に臨む。
1度ならず2度までも「松田のカーテン」が引かれた。2月24日に京都と非公開で練習試合をした際にも、選手と報道陣が接触できないように仮設のバリケードを設置したばかりだ。開幕前日のこの日も「マスコミに何もしゃべらないように」と厳しく厳命した。ただ1人話すことを許された三浦主将は「今までやってきたことを出したい。非常に楽しみな1年です」と当たり障りのないコメントに終始した。
監督自身は取材に応じたが、戦術的な話題にはノーコメントを貫いた。右太ももを痛めていた大久保のベンチ入りに関しても、「コメントはないです」とぶ然。本人は「お疲れっす、お疲れっす」とだけ話し、移動用のスーツが吊られている愛車に乗り込んだ。
異例ともいえる2週続けてのかん口令が現状を物語る。DFラインに不安を抱えたままのスタートで、FWからサイドバックにコンバートした茂木がスタメン濃厚だ。期待のかかるエース大久保も万全ではない。「昇格組でもあるし、客観的に見れば厳しい戦いが続く。全員守備、全員攻撃の意識でいきます」。1年で再びJ2に戻るわけにはいかない。悲壮な覚悟で日本平へと乗り込む。

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