神戸新聞
▼大久保嘉 全体練習に合流
右足太ももの炎症で別メニュー調整をしていた神戸の大久保嘉は1日、9日ぶりに全体練習に合流した。
「8割程度の力で」とスタッフからアドバイスを受け、右足甲でのインステップキックは禁止など条件付きだったが、すべてのメニューをこなした。大久保嘉は「まだ思い切り(シュートを)打ってない」と慎重だったが「ゲーム中の動きは問題なかった」と話した。
11対11の戦術練習では終始、控え組でプレーした。3日の開幕戦について、松田監督は「間に合ったという段階ではない。あしたの練習で確認したい」。大久保嘉は「先発にこだわりはないけれど、Jリーグの開幕は久しぶりで楽しみにしている」と意欲をみせた。
デイリー
▼大久保“スーパーサブ快幕弾”だ!
右太もも痛で別メニュー調整が続いていたJ1神戸のFW大久保嘉人(24)が1日、9日ぶりにチームの全体練習に合流した。ミニゲームなど実戦形式の練習で軽快に動き回り、“禁じ手”だったシュートも披露。3月3日の開幕戦(対清水戦=日本平)については「途中からでも、出れば狙いますよ」と、スーパーサブでの開幕弾を誓った。
雲ひとつない青空の下、大久保が躍動した。9日ぶりの全体練習。ミニゲームでは、控え組のトップ下に入ってプレー。ピッチ内を持ち前の豊富な運動量で右へ左へ駆け回り、2列目からの鋭い飛び出しで、何度もレギュラー組のゴールを脅かした。
順調な回復ぶりに、思わず痛めていた右足でシュートを放つ場面もあった。あまりにも自然な反応に周囲も大久保のケガを忘れるほど。
「監督やトレーナーには『今日は右足でシュートはダメ』って言われてたんですけどね。打っちゃいました」と、おどける余裕を見せた。「(右足は)大丈夫。全然痛みもないし不安もない。無理はしたくないけどゲームができる状態」。開幕への確かな手応えを口にした。
それでも、焦るつもりはない。3日の開幕戦(対清水)については「開幕先発はないと思う」と冷静に話した。ただ「途中からでも、出れば狙いますよ」と、“スーパーサブ”として開幕ゴールを狙うことを宣言。松田監督も「サブで使ったことがないから分からないけど、疲れたときに出てくると相手にとっては嫌なタイプのはず」と、大久保のスーパーサブ起用を示唆した。
開幕戦に出場すれば、Jリーグでは、03年以来4年ぶり。実はプロ入り後、国内外含めて開幕戦での得点はない。相手は清水。C大阪時代に“慕っていた”先輩・西沢と対峙(たいじ)する。「まだ連絡とってないけど、試合前には連絡したい」と、ピッチ上での再会に胸を躍らせる。先発はなくても、狙うは、ド派手な開幕弾-。アニキに確かな成長を見せつける。
▼アツ 愛着ある位置で爆発誓う
J1・神戸の三浦淳宏(32)が、開幕戦で左FWとして先発出場することが濃厚となった。大久保が先発しない方針を受けたもので、ミニゲームでは、レギュラー組の左FWに入り、何度も中央にピンポイントクロスを供給。「あのポジションが一番しっくりくる。去年一年間やってたしね」。愛着ある位置で質の高いパフォーマンスを披露した。
主将として今季もチームのまとめ役となる。現在のチーム状況を「課題は一杯あるが、時間がたてばよくなる。コミュニケーションがとれればいいチームになる」と分析。開幕戦の相手、清水に対しては「まとまりがあるいいチームで、去年は4位。けさのミーティングでビデオを見たが、今年は個人的な力のある選手も入ったし、やっぱりいいチーム」と警戒を強めていた。
ニッカン
▼神戸大久保間に合った!右足「問題ない」
右太もも負傷中の神戸MF大久保嘉人(24)が、3日の開幕(アウエー清水戦)に間に合った。1日、神戸市内で9日ぶりに全体練習に合流。まだ万全な状態ではないため、シュートを打つことを禁じられていたが、居残りシュート練習までこなす“暴走”ぶりで完治をアピールした。清水戦はスーパーサブでの出場が濃厚。港町のやんちゃ坊主が、3年ぶりのJ開幕戦で大暴れを狙う。
はやる気持ちを抑え切れなかった。紅白戦でサブ組に入った大久保は思い切り右足でミドルシュートを放ち、相手DFと激しく競り合った。さらには約15分間の居残りシュート練習までこなした。ゴール前を動きながら右足、左足と30本近くのシュートを放った。2月20日の練習で右太ももを負傷してから9日ぶりの練習合流で、エネルギーを発散した。
実は、患部の負担を減らすため、松田監督からシュートを禁じられていたのだが…。大久保は自ら“命令違反”を明かした。
「本当はシュートはダメだったんだけどね。ああいう練習(紅白戦)をしたら、打ってしまうでしょ。(足が)出ますもん、勝手に。無理をしようとは思わないけど、全然問題ないっしょ。痛くもないしね」。
いかにも「やんちゃ坊主」らしい“暴走気味”の練習復帰だ。松田監督も「シュートは止めとけと言ったんですけどね。インステップのシュートなら(足に)負荷がかかるけど、巻いて蹴ったりしていたから。でも見た感じではもう大丈夫ですね」と苦笑。それでも故障箇所が問題ないとして開幕戦の遠征帯同を示唆した。実戦から遠ざかっているため、スーパーサブとしての出番が濃厚だ。
欧州移籍をはさむため、日本で開幕を迎えるのは3年ぶりになる。「エース」として大きな期待を受ける新天地神戸でのデビュー戦だ。マジョルカに移籍した05年1月の初戦(デポルティボ戦)では1ゴール1アシストを記録し、周囲の度肝を抜いた。大久保は「Jの開幕は久しぶりだし楽しみですね。もし出たら(得点を)狙いますよ」と言い切った。代表復帰を目指す勝負をかけた今シーズン。港町のエースは開幕戦からゴールを奪い、大きな波に乗る。
▼神戸“甘え”許さない、新幹線普通車利用
神戸はハングリー精神を浸透させる。J1クラブは新幹線移動の場合、グリーン車使用が一般的だが、2日の清水への移動は普通車を利用することになった。宿舎もJ2時代とほぼ同レベルのホテル。さらに本拠地の試合では前泊せず、選手に当日集合させる予定だ。普段から選手に厳しさを求める安達社長は「そんなにお金のあるクラブではない」と“甘え”は許さない方針だ。
スポニチ
▼神戸・大久保嘉“スーパーサブ”で開幕戦に備える
Jリーグはあす3日にJ1、J2の10試合で15年目のシーズンの幕が開く。1年でのJ1復帰を果たした神戸は1日、アウエー・清水戦(日本平)に向けて練習。右太もも痛のFW大久保嘉人(25)がチーム練習に合流し、スーパーサブで開幕戦に備えることになった。
悪しきジンクスを振り払って開幕スタートを飾る。右太もも痛で別メニュー調整中だった神戸のFW大久保嘉人が1日、ケガ後初めてチーム練習に合流した。一時は開幕が危ぶまれたものの、プレーできる状態には戻った。紅白戦ではサブ組のトップ下で鋭い動きを披露。「先発?ここまで来たら無理だと思う」とスーパーサブとして心の準備を整えた。
昨年までスペインへ移籍していたため、日本で開幕を迎えるのは3年ぶりとなる。しかし開幕戦との相性は最悪だ。プロ入りした01年以降、出場のチャンスは4度あったが、得点するどころか90分間フル出場したことすら1度もない。J1、J2通算で57得点している男の成績とも思えない。
しかし、今年は状況が違う。初めて国内移籍をしたことで、新天地で実力を証明する必要があるからだ。はやる気持ちはこの日の練習にも見て取れた。「シュートを打ったらダメだと言われてたけど、蹴っちゃいました」。太ももに負担のかかるシュートに禁止令が出ていたが、紅白戦の中で無意識のうちに右足キックを繰り出していた。
「無理したくはないけどできますね、楽勝で。開幕は久々だから楽しみ。出れば点獲りたいですね」。和やかな表情ながらも、言葉には気持ちがこもる。初の開幕ゴールで、チームに初勝利をもたらす。
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