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2007/03/10

デイリー

▼大久保“人間山脈”攻略に自信アリ
J1神戸のFW大久保嘉人(24)が9日、“人間山脈”攻略に自信を見せた。11日のホーム開幕戦(ホムスタ)で対戦する川崎の3バックは、平均身長186・3センチを誇るリーグ最長身DF陣。2トップの一角で起用される170センチの大久保は「下から崩す」と、足元のさばきと持ち前のスピードで“人間山脈”と勝負する。
170センチのエースが神戸デビュー戦で、J最高峰をかいくぐる。川崎自慢の3バックは右から187センチの箕輪、189センチの寺田、183センチの伊藤。「セットプレーでは絶対勝てない。下から崩す」と大久保は打倒“人間山脈”に自信を見せた。
紅白戦では、神戸の小林(185センチ)、柳川(183センチ)、内山(180センチ)を川崎の“仮想山脈”として、攻略イメージを膨らませた。サイドのスペースに鋭く飛び出し、左MF三浦からパスを引き出すと、中央に走り込んだボランチのMF田中に合わせてゴールを演出。「小さい(DF)よりデカい方がやりやすい」。スピードとテクニックでビッグマンを翻弄(ほんろう)するつもりだ。
大久保を中盤で使い続けた松田監督も方針を転換。FW近藤祐とのコンビで最前線に置く。「2トップにしたのは自分たちのチーム事情。J1のストッパー相手に1トップは厳しい。嘉人はヘディングで競られなくても、足元で1テンポ持てる」。敵陣深くでの攻撃の起点となることを期待している。
神戸は、川崎にリーグ戦で過去4戦全敗と相性が悪い。しかし、新加入の大久保に苦手意識はない。「(昨季)2位のチームじゃないと思った」と不敵に話す。7日のアジアCLのアレマ・マラン(インドネシア)-川崎戦も自宅のテレビでしっかりチェックした上での言葉だ。
新天地での第一歩を踏み出すはずだった3日の開幕戦(対清水)は、右太もも痛で無念の回避。“神戸デビュー”にかける思いは強い。「次はホームだし、初戦よりやる気が出る。やってやろうという気持ちです」。1週遅れの活躍を心に誓った。

ニッカン

▼神戸本拠開幕戦、近藤祐&大久保2トップ
J1復帰第1号は「YUSUKE」が決める。神戸は9日、神戸市内の練習場で11日の川崎F戦(ホムスタ)に向けて調整した。本拠地開幕戦は、FW近藤祐介(22)がエース大久保と2トップを組むことが決定的。J2だった昨季はチームの公式戦初得点に加え、入れ替え戦(福岡戦)でも昇格を決めるゴールを挙げた。07年もまた“節目男”の1発で、今季初星をつかみ取る。
今年も近藤祐のゴールが神戸進撃の号砲になる。9日の実戦練習では大久保と2トップを組み連係を確認した。2人のコンビから得点へのイメージを膨らませた。3日の開幕清水戦は無得点で敗れただけに、川崎F戦で「神戸1号」への期待は高まる。
「ヨシト君(大久保)と2人なら相手DFのマークが分散されるし、やりやすい。得点チャンスも増えてくると思います」。
昨年は近藤祐に始まり、近藤祐で終わった。始動後の練習試合で06年初得点を奪うと、J2リーグ第2節愛媛戦でチームの公式戦初得点。締めくくりは入れ替え戦第2戦のJ1昇格を決める貴重なアウエー弾だ。
本人は「普段は勝負弱いんですけど、去年は勝負強かった」と照れ笑いを浮かべるが“幸運”は今年も継続中だ。グアム合宿の大分との練習試合で攻撃陣の初ゴールを決め、FWレアンドロから定位置を奪い取った。
どんな体勢からでも強引にシュートを打つ得点力が持ち味だ。Jのスタジアムの芝は2・5ミリ前後が平均だが、神戸の本拠地ホムスタは今季から通常より長い3ミリになる。摩擦でパスサッカーがしにくくなる一方で、近藤祐のシュート力が生きる。松田監督は川崎Fのカウンター攻撃を警戒するが「長い芝」は、スピードを消す意味でも神戸に優位となる。
東京時代は無名の存在だったが、今季からユニホームの登録名を「YUSUKE」に変更。「ホームなんで、勝って勢いに乗りたい」。神戸の07年は近藤祐のゴールから始まる。

▼神戸FW大久保、雪辱誓う
先発で本拠地デビューする神戸FW大久保が雪辱を誓った。川崎FはC大阪時代の昨年最終節で対戦し、J2降格の屈辱を味わった因縁の相手。大久保は「サイドから簡単に崩されていた。相手のDFは身長がデカイから、下からスピードで崩していきます」と分析。さらに「去年も(リーグ)2位になるチームとは思えなかった。絶対に勝ちます」と気持ちを引き締めた。

スポニチ

▼神戸、J1復帰初白星だ! あすホームで川崎戦
悪夢を振り払って、初勝利をつかむ。あす11日にホーム開幕戦(ホムスタ)で川崎と激突する神戸は9日、神戸市内で約2時間の調整。J2に降格した05年の対戦では1-6、1-3と完敗。6連敗、5連敗のスタートになった憎い相手との一戦が、連勝街道の出発点になる。

悪夢を振り払わなければ、前には進めない。J2降格の屈辱を味わった05年。川崎戦からわき上がるのは、負のイメージしかない。第5節は1-6大敗から6連敗。第30節にも1-3完敗から最終戦まで5連敗。悪しきデータを知らされたMF三浦主将は、冗談めかしながら難敵撃破に闘志を燃やした。
「嫌なこと言うねぇ。川崎は確かに強いけど、気合で乗り切ろうかなって思っている」
第5節は出場停止、第30節はわずか16分間の出場。チームに貢献できなかったという思いは強い。この日の練習では左足を捻挫した。「ジンジンするわ」と顔をゆがめたが、「病院は好きじゃない。行ったらひどくなりそうな気がするから」と痛みは気合で封印。システムは4-3-3から4-4-2へ。開幕戦に左FWで出場した頼れる主将は、左MFでチャンスメークに奔走する。
「守備に回る時間が多くなると思う。みんなで我慢してチャンスを生かせるようにしたい」
昨季84得点を挙げたJ最強の川崎攻撃陣を警戒したのは、守備の要・北本だ。2年前の2試合はともにフル出場ながら、9失点では納得できるはずもない。「J2の3位で上がったボクらはJ1の一番下。全部の試合で100%以上の力を出さないといけない」。気持ちの上では挑戦者でも、気後れなど存在しない。
清水との開幕戦(3日)を落とした後のホーム初戦。2人は「しっかり結果を出したい」と口を揃えた。連敗の連鎖にハマるのは、もうごめん。因縁の敵を倒して、連勝街道をスタートさせよう。

▼大久保気合十分
FW大久保嘉が、新天地でのJデビュー戦に気合十分だ。負傷していた右太ももは全快し、2トップでの起用が決定的。キャンプから取り組んできた2列目から、ストライカーへ。それでも、「全然変わらない。上がってやっても下がってやってもいい」と自信満々。我那覇との対決にも注目が集まるが、「意識は全然ない」と無関心。「次はホームなんでね」と今季初勝利を誓った。

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