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2007/02/19

神戸新聞

▼J1神戸 新布陣に手応え C大阪と1-1
Jリーグ1部(J1)神戸は18日、高知県立春野総合運動公園でJ2のC大阪とプレシーズンマッチを行い、1-1(前半0-1)で引き分けた。前半は中盤からのダイレクトパスが少なかったが、後半は攻守の切り替えが早くなり、三浦の同点ゴールにつなげた。
布陣はグアムキャンプ終盤に採用した4-2-3-1。同点ゴールは右サイドからで、ボッティの縦パスに抜け出した大久保嘉が中央のレアンドロへクロスを出し、落としたところを三浦がミドルで決めた。理想的な展開に、松田監督は「三浦のミドルは期待通り。大久保嘉は視野の広さを見せてくれた」と手応えをつかんだ様子だった。
右サイドバックでは2年目の石櫃が先発し、後半は茂木が試された。本職はFWの茂木は「ミスはあったけど、(ポジショニングなど)細かいところが分かってくれば…」と前向きだった。

デイリー

▼大久保 開幕スタンバイOK!
J1神戸がJ2・C大阪とプレシーズンマッチを行い、1-1で引き分けた。C大阪から神戸に移籍したFW大久保嘉人(24)は古巣との初対戦。MFとして起用され、後半5分に鋭い飛び出しからMF三浦淳宏(32)の同点ゴールを演出した。2列目のポジションで新たなスタイルを確立し、3月3日の開幕戦・清水戦(日本平)向けて手応えを強調した。
“神戸の嘉人”として存在感を見せつけた。後半5分、鋭い飛び出しで後方のFWボッティからのパスを右サイドで引き出すと、中央で待つFWレアンドロにダイレクトでクロス。レアンドロが落としたボールを三浦が叩き込み、鮮やかな同点ゴールが生まれた。
「2列目からフリーになってドンピシャでパスがきた。中を見たらレアンドロがいた」。不動のストライカーとして君臨したC大阪時代とは異なり、神戸ではMFでの起用。チャンスメークも大きな仕事だ。「彼はああいう飛び出しからのチャンスメークもできる。中に送ったタイミングは絶妙。視野の広さもある」と松田監督は絶賛した。
古巣との因縁の対決に注目が集まった。C大阪から3台、神戸から1台、臨時バスが出た。大久保も選手名表示が“YOSHITO”になった背番号「13」のユニホームをお披露目し、プレーでも後半23分には果敢にオーバーヘッドを試みるなど会場を沸かせた。
試合後、1人でC大阪のサポーター席にあいさつに向かった。今回の移籍で、愛着を持ち続けたチームと決別することになった。J1で結果を出して日本代表に復帰しなければいけないという気持ちは強い。
「あまりいい試合じゃなかった。ただ、(チームメートが)こういうプレーをするんだと分かったし、手応えは感じてますよ」と2週間後の開幕へ自信を見せる。大久保の勝負のシーズンがいよいよ始まる。

ニッカン

▼神戸闘将三浦が同点弾
主役は今年は譲らない。神戸のMF三浦淳宏主将(32)が、強烈な右足ミドルで敗戦危機のチームを救った。18日、今季初のプレシーズンマッチでJ2C大阪と対戦。ボランチで出場した三浦が、後半5分に約20メートルの同点シュートを決めた。3月3日のリーグ開幕(清水戦)まで2週間。今だに連係がかみ合わない攻撃陣で、闘将が豪快な1発で活を入れた。
右足に思いを込めた。1点を追う後半5分。FWレアンドロからパスを受けた三浦が、迷わず右足を振り抜く。ボールは一直線にゴール右へ吸い込まれた。攻撃陣の歯車がかみあわず、前半からJ2C大阪に押さえ込まれる展開。打破したのは、やはり、愛称アツこと三浦だった。
「あれは射程圏ですよ。相手のDFラインが引いたところでミドルを打てばいけるよね。課題が多く残った試合だから。J1で台風の目になるために、修正していかないといけない」。
言葉だけではなく、行動で先発平均24・7歳と若いチームの手本となっている。1月中旬の始動直後は体調不良などもあり出遅れた。カバーするため、グアム合宿では自身に“3部練習”を課した。連日の過酷なメニューをこなし、さらに夕食後にも室内練習場で調整した。三浦の姿に国見高の後輩大久保らも刺激を受け、一緒に夜間練習をするようになった。
この日は本来のFWではなく、ボランチでの出場だった。守備でも前半15、17分と相手の攻撃の芽を摘むなど攻守で存在感を示した。松田監督は「視野の広さ、彼の良さが出た。ACミランのピルロみたいに試合をコントロールしてくれる」と絶賛。元日本代表の大久保が加入したが、得点力が陰を潜め、開幕に不安が募っている。闘将アツの1発が覇気のない攻撃陣への無言のゲキとなった。

▼神戸大久保が起点、古巣相手に奮闘
神戸エース大久保が古巣相手に奮闘した。後半はDFの背後に抜け出て、三浦の得点の起点になった。後半23分にはオーバーヘッドでゴールを狙った。フリーの場面でパスが来ないなど、連係面での課題は残ったが「この試合で分かったこともあるし、リーグ戦までにうまく修正したい」と前向き。試合後には1人でC大阪サポーター席へあいさつに向かうなど、古巣への感謝も忘れなかった。

スポニチ

▼神戸・大久保“変わった” 動き回るスタイルで魅了
Jリーグのプレシーズンマッチが高知・春野などで5試合があり、C大阪-神戸戦ではC大阪から移籍したばかりのFW大久保嘉人(24)がトップ下からサイドまで、変幻自在に動き回るニュースタイルで「神戸の大久保」をアピール。1点を追う後半5分には、右サイドを抜け出してクロスを供給し、FW三浦淳宏(32)の同点ゴールの起点となった。

ケジメの一戦で生まれ変わった姿を披露した。電撃移籍から1カ月。ヴィッセルの大久保が、初めての有料試合で古巣DFの脅威になった。「いい勝負でしたね、きょうは」と満足そうに振り返った。
試合開始時はトップ下に入ったが、1つのポジションにとらわれることはなかった。左サイドのボッティとチェンジしたり、自らゴール前へ切れ込んだりと自由自在にプレーする。バーをかすめるオーバーヘッドも放つなど、楽しそうにピッチを駆け回った。
後半5分の同点ゴールでも起点となった。右サイドから相手DFの裏に飛び出すと、ゴール前のレアンドロにクロスを供給。ブラジル人FWがキープし、落としたボールを三浦がエリア外から豪快に蹴り込んだ。
試合後には、C大阪サポーター席へ1人であいさつへ向かった。セレッソ在籍時に見せていたヤンチャぶりからは想像もつかない姿だ。「セレッソはDFがええね」と同期の前田と江添に話しかけるなど、気持ちの余裕もあった。プレーだけでなく、精神的な変化も感じさせた。
「今までやった中では、いい試合ではなかったですよ。でも、みんながどんなプレーをするか分かったので、よかった。大丈夫でしょう」。楽観的な言葉を残すのも、手応えが大きかったからこそ。開幕戦の3・3清水戦(日本平)まで、あと2週間。期待は高まるばかりだ。

▼アツ存在感一発
三浦主将が存在感を見せた。後半5分、ペナルティーエリアの外から思い切り右足を振り抜くと、シュートはゴール右隅に一直線に吸い込まれた。「射程圏内だから」とサラリと話す姿も頼もしかった。この日は慣れ親しんだ左ウイングではなくボランチに。中盤の底でボールを拾い、前線へ長いパスを繰り出した。「J1で台風の目のような存在になりたい」と三浦。新ポジションでチームを引っ張る。

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