デイリー
▼大久保 驚異的回復“全速ダッシュ”
J1神戸は27日、午前・午後の2部練習を行い、右太もも痛で別調整が続くFW大久保嘉人(24)がボールを使ったトレーニングを再開した。午後には全速ダッシュも披露し、回復ぶりをアピール。3月3日のリーグ開幕戦(対清水)出場へ、視界が開けてきた。
30分間の持久走でヘロヘロになった大久保に待望の瞬間が待ち受けていた。1週間ぶりのボールを使った練習に、ランニングの時とは表情が一変。うれしそうに、そして楽しそうに-。子供のような表情でトレーナーから投げられるボールを蹴り返した。久々の感触。「うれしかったっす」と生粋のサッカー小僧の目を輝かせた。午後には約80メートルの全速ダッシュも敢行。違和感のない走りで、ピッチを駆け抜けた。
前日には「どこまでリスクを冒すか」と慎重だった松田監督も回復ぶりに目を見張った。「走ってるのだれだ?と思ったら嘉人だった。もうあんなに速く走れるんだ」と驚きの表情。「あいつの“大丈夫”はあてにならないけど、本当に大丈夫みたい。あとはボールを蹴ったときの刺激がどうか。木曜日(3月1日)の時点で大丈夫なら、もちろん(開幕に)使いたい」と起用に前向きな姿勢を見せた。
本人も意欲満々だ。「トレーナーと相談しながらになるけど、近いうちだと思います」と本体合流を示唆。神戸のエースとして、開幕スタメンは譲れない。
ニッカン
▼神戸団結、ブラジル料理店で決起集会
2年ぶりにJ1に復帰する神戸が、3月3日の開幕(清水戦)に向け一致団結した。選手会長のFW平瀬の呼びかけで27日の練習後、神戸市内のブラジル料理店で全選手が参加して決起集会を行った。平瀬は「みんなが気持ちを1つにして、少しでも上の順位に行けるようにしたい」と理由を説明した。今季は横浜と並ぶJ1最多14選手が加入しており、開幕前に意思疎通を図った。
清水戦に向けチームも仕上がってきた。この日の練習で右太もも痛で離脱しているエース大久保が、故障後初めてボールを蹴り、開幕戦出場に前進した。全力疾走も可能で「もう全然大丈夫。問題ないし(開幕に)出るから」と明るい表情が戻った。松田監督は「(開幕前々日の)木曜日に練習ができれば使いたい」。チームが固い絆(きずな)で結ばれ、エースも順調に回復。昇格初年度から、快進撃を成し遂げる準備が整いつつある。
▼神戸DF茂木、開幕戦先発濃厚
神戸FW登録の茂木が、DFで開幕清水戦の先発が濃厚になった。2週間前から右サイドバックに転向していたが、松田監督は「身体能力が高いし、非常にいい。DFが初めてとは思えない」と起用する方針を示した。DFは中学以来という茂木も「まずは守備が大事だと思うし、何も考えずに思い切りやりたい」と平常心を強調した。
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