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2006/12/09

神戸新聞

▼いざ最終決戦 神戸、「先手必勝」でJ1復帰へ
Jリーグ入れ替え戦の第2戦が9日、福岡市の博多の森球技場で行われる。1部(J1)福岡との最終決戦に臨む2部(J2)神戸は、第1戦がスコアレスドローだったため、勝つか、引き分けでも得点を挙げればアウエーのゴール数で上回り、J1復帰が決まる。90分で決着がつかなければ15分ハーフの延長戦、さらにPK戦となる。
昇格を懸けた最後の一戦を翌日に控えた8日、神戸は神戸市西区のいぶきの森球技場で、紅白戦形式でセットプレーの確認などを行い、最後の仕上げをした。
第1戦は、両チームともリスクを冒さない慎重な立ち上がりになったが、後半入れ替え戦 きょう第2戦は神戸が茂木、朴康造の両サイドのスピードを生かして決定機をつくった。福岡は左サイドが攻撃の起点になるパターンが多く、攻め上がった後にできるスペースをうまく突いていきたい。
出場停止だった三浦が戻り、セットプレーやペナルティーエリア外からのシュートで得点力は増す。今季、逆転勝ちがない福岡に対して、先制点を奪えばプレッシャーをかけられる。攻守のバランスを崩さず、無失点で抑えればチャンスはおのずと出てくる。練習後、松田監督は「『やるぞ』という気持ちを感じた」と手応えを口にしていた。

デイリー

▼楽しんで…神戸勝ってJ1昇格や
J2神戸の松田浩監督(46)が8日、福岡とのJ1・J2入れ替え戦第2戦(9日、博多球)に勝利してのJ1復帰を誓った。今年から入れ替え戦ではアウエーゴールルールが適用されるため、ゴールを決めての引き分けならば、神戸の昇格が決まるが、松田監督は「引き分け狙いだと難しくなる」と話し、積極的にゴールを狙いにいく考えを示した。昇格を決めれば、同監督は史上初めて2年連続でチームをJ1に押し上げた監督となる。
アウエーゴールは考えない。松田監督は真っすぐ前を見据えて言い切った。「(第1戦で)自分たちらしさが戻ってきたので、アウエーの地でも、はつらつとプレーして点を取りたい」-。今季最後の試合を、積極策で戦い抜く。
6日のホームでの第1戦を0-0で終えた。2戦目も引き分けた場合はアウエーでのゴール数が多い方が勝利チームとなるため、得点を決めてのドローなら神戸のJ1昇格が決まる。数字を見れば、神戸がわずかに有利な立場にある。
それでも指揮官は、安易な守備固めを否定した。「アウエーゴールはあくまで保険。時間帯に応じてプランは変わる。ロスタイムに1点リードしたら守るけど」と、試合終了直前までは攻撃の手を緩めない考えを示した。
攻撃の中心となるのが出場停止が明ける主将の三浦だ。この日もウオーミングアップから率先して声を出し、チームメートを引っ張った背番号17は「緊張し過ぎてもいけない。楽しんでやろうといった」と、普段着サッカーで決戦に臨む。
セットプレーを交えた紅白戦形式で約2時間、汗を流した。練習の最後にはPK戦を想定しての練習時間も設けられた。松田監督は「パニックにならないために、すべての準備をした」と胸を張る。涙の降格劇から384日。1年間の思いを最後の試合に注ぎ込む。

ニッカン

▼神戸総力戦!ベンチ外15人自腹観戦
何が何でも、上がったるねん! J2神戸が「総力戦」で9日にJ1復帰を決める。チームは8日に非公開で最終調整を行い、敵地博多へと移動した。当日はベンチ入りできなかった選手15人前後が、ほぼ自腹で応援に向かう予定。サポーターのための応援バスツアーも今季最多の5台が用意された。選手、サポーターが一丸となって、昇格へと突き進む。
いよいよ最終決戦だ。「やるだけはやった。あとは力を出し切りたい」。FW三浦主将は練習後に決意表明し、博多に乗り込んだ。この日は非公開で最後の調整。ミーティングで三浦は「失うものは何もないんだ」とチームに活を入れた。
戦うのはピッチの上の選手だけじゃない。ベンチ入りは18人。当日はベンチ外となった選手20人のうち、15人前後がほぼ自腹で観戦に向かうという。広報によると「ちょっとは補助を出す」というが、新神戸-博多間の往復新幹線代2万9140円のほぼ全額を負担することになる。当初は往復9000円の応援バスツアーに同乗するプランもあったという。
サポーターも負けていない。その応援バスツアーは今季最多の5台に増発され、計250人が博多入りする。通常は1~2台で、2日の最終仙台戦の3台が最多だった。サポーターにとっても、熱い「最後の戦い」になるのだ。
チームが入れ替え戦に向かって本格始動した4日、松田監督は言った。「ものをいうのは団結力。出られる人も出られない人も、そしてサポーターも、どんな立場でも(チームへの)かかわり方はある」。DFトーメは11月初めに右足を骨折して今季絶望と診断されたが、その後も日本に残った。練習に顔を出し、松葉づえをつきながら仲間を激励し続けた。3日に事実上「更迭」されたペドロ・コーチも、6日の第1戦では一般の観客席でサポーターに交じって声援を送った。
2月の開幕前、バクスター前監督が「最も大事な言葉」として選手に伝えた単語もまた「unity(団結力)」だった。それが今、結実しようとしている。そして三浦が言った。「今までJ1復帰を目標にやってきた集大成を見せたい」。すべての力を結集して、神戸が「J1切符」をつかみ取る。

▼神戸松田監督、J史上初2度昇格へ挑む
神戸松田監督がJ史上初の快挙に挑む。昨季は福岡を率いて昇格させた。過去に2度昇格に導いた監督はおらず、神戸をJ1に復帰させれば初めてとなる。だが「今は神戸を(J1に)上げることだけ考えている」。8日は非公開で最終調整を指導し、選手の取材もFW三浦主将のみに限定した。「すべての準備ができた」と自信を漂わせていた。

▼神戸、ファン感謝デーを昇格報告会に
ファン感謝デーを「昇格報告会」にする。神戸は10日にファン感謝デー(13時、神戸ウ)を開催すると発表した。三浦主将らによるトークショーのほか、昇格した場合は「J1復帰報告」としてあいさつを行う。入場料や事前申し込みは不要となっている。

スポニチ

▼J2神戸昇格デー きょう福岡と入れ替え戦第2R
J1復帰へ、人事は尽くした!J2神戸は8日、きょう9日の入れ替え戦第2戦に向け神戸市内で最終調整して、決戦の地、福岡に入った。出場停止明けのFW三浦淳宏主将(32)は「いい準備をした」と返り咲きへ自信のコメント。サポーター商店街の大正筋商店街(神戸市長田区)では昇格を決めた場合は“昇格セール”の実施や“昇格パレード”を企画。神戸の街が一体となってXデーに備える。

非公開練習後の顔が物語っていた。ほどよい緊張感と満足感に満ちた表情。「やるだけやっていい準備をした。力を出し切りたい」。選手でただ一人、取材に応じた三浦がJ1復帰へ強い自信を示した。
約1時間半の練習では紅白戦形式で、第1戦の修正点を確認した。また入れ替え戦で重要視される「アウエーゴール」を意識し、セットプレーや、前日7日同様、PKも練習。入れ替え戦で起こりうる、すべての場面を想定し、準備を整えた。そして三浦の「失う物はないんだから、楽しんでやろう」との言葉に全員が気持ちを一つにした。
J1昇格へ、周囲もヒートアップしてきた。神戸から福岡まで車中泊1泊2日の“サポーターバス”は申し込みが殺到し、今季最多のバス5台を用意。力強い声援が敵地に乗り込む。
さらに地元の大正筋商店街は昇格が決まった時点で「おめでとう、J1昇格」の横断幕を掲げ、10日から12日まで“昇格セール”を実施。加えて“昇格パレード”も企画し、すでに神戸サイドに要請中だ。「これもすべてJ1に上がってくれないとできないので、何としても昇格してもらいたい」と同商店街の伊東正和理事長(58)は祈る気持ちだ。
J1復帰を誓って1年。神戸イレブンがすべての思いを背負い、最終戦に臨む。

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