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2006/12/11

デイリー

▼アツ ファンの前で“生涯神戸宣言”
来季のJ1昇格を決めた神戸の三浦淳宏主将(32)が10日、“生涯神戸”を宣言した。神戸ウイングスタジアムで行われたJ1昇格報告会を兼ねたファン感謝デーで、詰め掛けた約3000人のサポーターの前で「神戸で引退したい」と約束した。クラブ側はすでに契約更新を通知しており、複数年契約も視野に入れ契約更改が行われる。
集まってくれたサポーターに対する三浦からのプレゼントだった。ファン感謝デーの冒頭、三浦は「契約してくれるなら神戸で引退したい。現役のうちにJ1で優勝したい」。J1昇格の立役者は“生涯神戸&優勝”を宣言した。
「考えていなかった」という主将のあいさつだが、サポーターへの感謝の言葉がとめどなくあふれた。「関西に来るときは正直不安でした。でも、胸を張って今、言えます。僕は神戸が大好きです」。熱のこもった主将の言葉に安達社長兼GMも「わかっていたことだが、もう一度聞けてうれしい」と感激の様子。
今年で2年契約が切れる。05年の神戸に移籍した際に、「神戸に骨を埋める」と宣言していたが、去就が注目されていた。J2降格が決まったチームに残ることを決めた昨年と同じように、今年も早々と神戸への愛を示した。由美夫人と相談も済ませているという。
契約更新は年内をめどに行われる予定。1年でチームをJ1復帰へ導いた功績から、現在の年俸5000万円(推定)から、大幅アップでの複数年契約も考えられる。「男が一度言ったら、引いてはいけない」というのがアツ流。何年かかっても、必ず神戸をJ1の頂点へ導く。

ニッカン

▼三浦「神戸で引退したい」3000人感謝デー
J1復帰を決めた神戸のDF三浦淳宏(32)が「生涯神戸」を宣言した。入れ替え戦第2戦の死闘から一夜明けた10日、神戸ウイングスタジアムでファン感謝デーに出席。次なる夢としてJ1優勝を掲げ、約3000人のサポーターの前で「神戸で引退したい」と決意表明した。もちろんクラブも選手もサポーターも大歓迎。アツは愛する神戸で現役を終える!
男の生きざまを示した。激闘から一夜明けたファン感謝デー。三浦は痛めている左足首をかばいながら登場すると、約3000人のサポーターとテレビカメラ8台が見守る前で宣言した。
「フロントが契約してくれるなら、神戸で引退したいと思ってます。現役の間にJ1で優勝して、みんなとまたこうして喜びたい」。
まだ言い終わらないうちに客席の誰もが手をたたき、大きな拍手が起こった。MF田中は「僕もウルッときた。うすうすは聞いてたけれど…」。安達社長兼GMも「うれしいこと。(契約更改には)それなりの用意をする」と大歓迎した。頼れる主将の決意表明に、来季はJ1で戦うチームの心が、また1つになった。
アツが神戸に移籍して2年。大分で育ち、青学大進学以降はずっと関東でプレーしてきただけに「最初は関西でやっていけるか不安だった」。それでも今は「神戸の街が大好き」と胸を張って言える。「生涯神戸」を決めたのは、昨年11月にJ2降格が決まった時。罵声(ばせい)より温かい拍手を送ってくれたサポーターを目にして、悔し涙とともに決意したという。
うれし涙にくれた前夜は、その大好きな街で歓喜に浸った。博多から神戸に戻ると、なじみの店に電話で予約を入れ、選手全員での祝勝会が明け方まで続いた。
次なる夢はJ1制覇だ。「震災から復興した神戸の街とともに、一緒に成長して行きたい」と三浦。J2降格から1年で「復興」した神戸が、アツとともに夢への道を歩んでいく。

▼神戸松田監督「見えない力」感謝
J1復帰を決めた翌日とあって、神戸のファン感謝デーは大盛況だった。クラブ側が当初予想していた2000人を大幅に上回る3000人のサポーターが集結。もちつき大会など選手との交流を楽しんだ。松田監督は「昨日(9日)の最後の5分は見えない力が働いていたと思う。サポーターのみなさんのおかげ」と感謝した。

▼神戸安達社長、サポーターに詰め寄られる
神戸のファン感謝デーでは安達社長兼GMがサポーターに問い詰められる一幕もあった。あいさつを述べた後に約30人に取り囲まれ「J1に上がればすべてOKなのか?」「(宣言していた)J2優勝ができなかった謝罪をしろ」などと詰め寄られた。約15分間説明に追われた同社長兼GMは「彼らもチームを思って言ってくれていることだから」と冷静だった。

スポニチ

▼神戸・三浦「生涯ヴィッセル」宣言!!ファン感謝デー
アツがサポーターにビッグプレゼント!J1昇格を決めた神戸のFW三浦淳宏(32)が10日、神戸市内で行われたファン感謝デーで「神戸で引退したい」と“生涯神戸”を宣言した。神戸に加入して2年。公約通り、J2から1年でのJ1復帰を果たした熱い主将は、名実ともに「神戸の顔」となる。

J1復帰を決めた感動の激戦には続きがあった。J1復帰報告会を兼ねたファン感謝デー。安達社長、松田監督に続いてマイクを握った三浦は一言一言かみしめるように言った。
「神戸に来て2年。最初は大阪のイメージが強くて不安だったけれど、僕は神戸が大好きです。フロントの方が契約してくれるなら僕は神戸で引退したいと思います」
来季残留どころか、神戸で現役生活を終えたいという、生涯神戸宣言。「アツー、ありがとー」サポーターから飛び交う歓声と万雷の拍手。常々サポーターの存在に感謝しているアツらしいサプライズプレゼントになった。
報告会後、会見に応じると「勢いで言っちゃったよ」と漏らしたが、実は以前から決めていたことだった。J2へ降格した昨季オフ。おとこ気残留の決意に至るまで自分のサッカー人生についてじっくりと考えた。その時出した答えが「神戸で引退」だった。「そういう気持ちで毎日トレーニングしているし、やれることをこのチームで出していけたらいいなと思う」と改めて神戸への思いを口にした。
三浦の発言にはプロ入り後入団した横浜フリューゲルス(当時)時代から知っている安達社長も喜んだ。「神戸と契約する前から、ここで引退したいと言っていたから分かっていたけれど、うれしいよね」。今後予定している契約更改では基本1年契約だが「将来的なことも考えるべき人材」と“終身雇用”も視野に入れている。
熱いハートの持ち主は最後にもうひとつ約束した。「現役の間にJ1で優勝して、みんなと喜び合いたいです」。だから“神戸のアツ”はみんなから愛される。

▼MF田中も感動「ウルッときた」…主将についていく
三浦の発言は仲間も感動させた。MF田中は「前からうすうす感じてはいたけれど、ああいう言葉を聞いてウルッときた部分があった」と感激。前夜も三浦の音頭で祝勝会を開き、明け方までカラオケで喜び合ったそうで「正直うれしいし、来年もがんばらないといけないですね」と主将とともに来季の活躍を誓っていた。

▼安達社長「FW補強に動く」
安達社長はサポーターの前でも補強の必要性を示した。「来年は今のチーム力では苦戦です。チームの強化に努めなくてはいけない」。J2で優勝できる戦力を誇りながら入れ替え戦に回っただけに「苦戦した要因は点が取れなかったこと。前線です」と優先順位1位はFW。京都・林らJ1でのプレーを希望する選手を中心に早急に動く構えだ。

スポーツ報知

▼アツ生涯神戸をファンに宣言「ヴィッセルで引退したい」
J1復帰を果たした神戸のMF三浦淳宏(32)が「生涯ヴィッセル」を約束した。涙のJ1昇格から一夜明けた10日、神戸市内のファン感謝デーに参加すると「僕は神戸で引退したい」と宣言。クラブ側も将来の指導者就任も視野に入れた大型契約の検討に入った。
確かな決意が芽生えていた。「昨年(J2)降格が決まって『神戸で引退できれば…』と思った」体内に脈打つのは、熱い「神戸愛」の血だった。約3000人のファンの前で、初めての告白。割れんばかりの拍手に「神戸の街が大好きです」と、満面の笑みで応えた。
前夜は、選手だけの大祝勝会を開いた。宴を終えたのは朝の3時すぎ。頼れる兄貴分に、安達貞至GM兼社長(67)は「それなりの条件を用意します。将来的には、彼の貴重な経験を後輩にも伝えてもらえれば…」と、指導者としての期待も口にした。週明けにも予定される契約更改交渉では、複数年契約の年俸5000万円(推定)が提示される予定。「このチームで優勝したい」みなと神戸の「顔」として。新たに宿った闘争心が、三浦の背中を押す。

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