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domingo, 12 de novembro de 2006

神戸新聞

▼神戸空転 「眼下の敵」に痛恨4失点
まさかの4失点で4月8日以来のホーム黒星。神戸は乱戦に沈んだ。この日の結果で3位柏までの勝ち点差は2。混戦に拍車がかかった。
試合開始直後の失点が、点の取り合いの引き金を引いた。DFラインの裏を簡単に突かれ、最終ラインは下がり気味に。前線からのプレスもかからなかった。中盤にできたスペースを、最も警戒していた柏のディエゴに動き回られ、つかまえきれなかった。
後半の3失点はすべてディエゴが絡んだ。決勝点は、同点にした5分後だった。栗原に代えて小林が入り、守るのか、もう1点を取りにいくのか方向が定まらないなか、「ミーティングから注意するようにいわれていた」(田中)というディエゴとフランサのワンツーでとどめを刺された。
2点差を追いつき、引き分けでもよかった展開だけに、受けたダメージは小さくない。ただ、ロッカールームから出てくる選手の表情は、切り替えができているようだった。2位の横浜FCが敗れ、首位を守った幸運もある。三浦は「反省して修正した後は、横浜FC戦。苦しい状況も前向きにとらえて、絶対に勝つ」と力を込めた。

▼30メートルドリブル近藤鮮烈一撃
2-3と追い上げて迎えた後半35分、近藤が約30メートルのドリブルから、鮮やかな同点ゴールを決めた。
自陣からのカウンター。敵陣に入ってすぐの地点で縦パスを受けると、DFと競り合いながら、左サイドをゴールライン際まで突き進んだ。ゴール前に味方がおらず、角度のないところからけり込んだ球は、GKの足元を通って右サイドネットへ。「うまい具合に抜けてくれた」と喜んだ。
しかし、チームは5分後に失点して敗れた。試合終了の瞬間は近藤も芝生の上に座り込んで悔しがった。「孤立する場面が多かったのは反省点。好調は持続している。個人の仕事をしっかりやりたい」と気合を入れ直していた。

▼バクスター氏14日に再来日 チームに合流へ
神戸の安達貞至社長は11日、スチュアート・バクスター前監督が14日に来日すると明らかにした。ホーム最終戦になる26日の湘南戦までは日本に滞在し、チーム練習にも合流する。
訪日中は湘南戦のほか、18日にホームで横浜FC戦、23日にはアウエーで草津戦がある。バクスター前監督のベンチ入りについて、安達社長は「松田監督、ペドロコーチの3人で決めてもらう」とした。
バクスター前監督は9月に家庭の事情で退任した後、スウェーデン1部リーグのヘルシンボリの監督に就任した。滞在期間中、ヘルシンボリは公式戦2試合を行うが、安達社長は「(その間は)指揮を執らなくていいと、ヘルシンボリ側が了承してくれた」と話した。

デイリー

▼神戸 前監督来日前に勝てず…
J2第48節(11日)。首位の神戸はホームで3位の柏と対戦し、3-4で敗れた。ホームでの敗戦は4月8日の札幌戦以来。9月に退任し、スウェーデンに帰国していたバクスター前監督の再来日が14日に決まったが、勝利で飾れなかった。2位の横浜FCも東京Vに1-2で敗れたため、上位3チームの順位は変わらなかった。J1昇格争いは3チームが勝ち点2差でひしめく大混戦となった。12日に鳥栖が湘南に負けるか引き分けるかで、神戸は最低でも入れ替え戦に出場できる3位以上が確定する。
首位はキープ 黒星にも神戸サポーターは温かい拍手を送った。試合開始25秒で先制され、1-3まで点差を広げられながら、一度は同点に追いつく執念。3点目を挙げたFW近藤は「負けたものは仕方がないが、点は取れているので悪くない」と明るく振る舞った。
2-3で迎えた後半35分、近藤がカウンターを仕掛けた。相手DFを引きずりながら、左サイドを約30メートルドリブル突破。角度のない所から左足で放ったシュートが逆サイドネットを揺らした。
流れは神戸に傾いたはずだった。だが、実質的な指揮を執るペドロコーチは直後の後半37分、攻撃的MFの栗原に代え、DF小林を守備的MFとして投入。勝ちを狙った選手との間に意識のずれが生じ、柏につけ込まれた。
2位の横浜FCが敗れ首位はキープした。14日にはバクスター前監督が再来日し、26日の湘南戦までチームに帯同する。主将のFW三浦は「今日は反省して、次の横浜FC戦で絶対に勝ちます」と宣言。名将の復帰を力に、神戸が混戦を戦い抜く。

ニッカン

▼神戸17戦ぶり黒星、柏にやられた
首位の神戸が3-4で3位柏に敗れ、J1昇格争いは大混戦となった。神戸は2点差を追いつく粘りを見せたが、要を欠いた守備陣が崩壊して痛い黒星。2位横浜FCも1-2と東京Vに敗れ、残り4試合で首位から勝ち点2差に3チームがひしめく激戦になった。
神戸がJ1復帰へ足踏みだ。勝てば3位以内確定、昇格にリーチをかける柏戦。激しい打ち合いの末、最後に力尽きた。
開始わずか25秒、柏FW鈴木に先制を許した。「最初の失点がこういう結果を招いてしまった」と松田監督。後半35分にFW近藤が約30メートルのドリブルから得点を決めて3-3の同点に追いついたが、5分後には決勝点を許した。4月8日の札幌戦以来ホームでは17試合ぶりの敗戦に、イレブンは立ち上がれなかった。
DFトーメが右足首痛で欠場。アジアユースに出場していたDF柳川を、急きょインドから呼び戻した。遠征中に体重を2キロ落とした柳川だったが、後半13分にプロ初ゴール。それでも4失点に「もっと経験を積まなきゃいけない」と反省した。
首位は守ったが、3位柏まで勝ち点差はわずか2。三浦主将は「J2は厳しいねえ。でも、苦しい戦いを楽しんでいきたい」と前を向く。残り4試合、ここが正念場だ。

07:00 AM in ニュース'06 |